- 勇者たちの戦場 [DVD]/ジェシカ・ビール,クリスティーナ・リッチ,50セント(カーティス・ジャクソン)
- ¥3,990
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アメリカ 2006年
ジェシカ・ビール、サミュエル・L・ジャクソン、カーティス・ジャクソン、ブライアン・プレスリー、クリスティナ・リッチ、チャド・マイケル・マーレイ、ジョイス・M・キャメロン、ヴィクトリア・ローウェル、ジェームズ・マクドナルド、ブレンダン・ウェイン
監督:アーウィン・ウィンクラー 『海辺の家』
脚本:マーク・フリードマン
【ストーリー】
イラクで活動中の軍医ウィルと若い兵士トミー、ジョーダン、ジャマール、ヴァネッサたちは、待ちに待った母国アメリカへの帰還が実現することに。しかし、最後の任務に就いた彼らを武装勢力が急襲する。ヴァネッサは右手を失い、ジャマールは混乱の中、非武装の女性を射殺してしまい、さらにトミーの目の前でジョーダンが射殺されてしまう。そして、ようやく故郷へと戻ってきた彼らだったが、望んでいた平穏が訪れることはなく、新たな困難が彼らを待ち受けていた…。(allcinemaより)
BSで放送していたのを観ました
これまで多かった
ベトナム戦争を描いた作品では
帰還した兵士をヒーローと呼び
彼らの苦悩を描いてはいても
アメリカの正義を見せられている感じがしましたが
この作品ではイラク戦争から帰還した兵士たちの
元にもどれない自分自身
消えない恐怖や周りの人との違和感
そんな苦悩が前面に描かれていました
戦争は回想シーンで出るだけで
戦争映画というよりは
やっぱりヒューマンドラマですね
もちろん、彼らの苦悩を
本当に理解できるはずはないけれど
こんなにも大変なんだとわかります
サミュエル・L・ジャクソン扮するウィルの息子は
この作品の中で唯一
戦争反対を叫んでいますが
全体的に反戦映画ではありません
愛する家族に支えられている人
愛する家族がいる人
亡くした友のために再び戦いに出る人
彼らの悪夢が消えることはない・・・・
ということだけがハッキリしている作品でした
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