さて、この前は映画の感想を書いておりませんでしたのでわざわざ、新しい記事にしてまで(?)書いてみましょう!
ジェラルド・バトラーをはじめてみたのは「タイム・ライン」
低音で少しハスキーな声、見つめられたら目をそらせなくなりそうな瞳。個人的には、お髭がある顔のほうが好きだけど・・・。
実は、少しばかりファントム役にはどうだろうか??と思っていました。やはり・・・思っていたとおり、色っぽすぎました・・・(苦笑)
前にも書いたけれど、私にとってのファントムは、スーザン・ケイ原作のイメージが強すぎて、もっとミステリアスでもいいんじゃないかなぁ~と思ったりもしたんですよね!
だから、この作品のファントムは人間くさすぎというか・・なんというか・・やっぱりセクシーすぎなんですわ(苦笑)
本来のオペラとしての歌や、ミステリアスな部分に欠けるというったあたりを減点しても、やっぱり惹きつけられました(汗
自分がクリスティーヌなら・・・と、あはは;;;;
(おっと、すぐに冷静さを欠いてしまう、軌道修正)
モノクロの現代、すっかり年老いた支配人とマダム・ジリー
猿の人形と壊れたシャンデリアに色がついて
一気に華やかなオペラ座のシーンになるあたりは
これから始まる物語にすごくドキドキ・ワクワク♪
現代がモノクロ、オペラ座が色鮮やかに・・・
何度かでてくるモノクロの世界との対比がよかったです
それにしても、出演者のみなさん、すばらしい歌声!!
ちょっとタカビーな歌姫役のミニー・ドライバー
イタリア語訛りの早口の英語が妙に似合ってました
映画『ビューティフル』では、ポップス系の歌声を披露していましたが
オペラも上手~~~すごいです!!
(16日追記:吹き替えだそうです・・・ちょっと残念)
クリスティーヌ役のエミー・ロッサムは
きちんと声楽を勉強していたんですね、歌声も可憐でした!
う~む、ファントムが愛してしまうのも仕方ないかなぁ
でも、ちょっと優柔不断ですわよ・・
ファントムに惹かれていると、はっきり言いながら
ラウルと話しているうちに、愛を誓うなんて・・・(涙)
そこで、二人で逃げたのかと思っていたら
あらま、マスカレードでは二人仲良く登場しちゃうなんて
(逃げてたらお話は続かないんですけどね・・汗)
ファントム、お顔が醜いといっても
仮面をはずした顔は目を背けたくなる程ではないじゃない!
ちょっと美しすぎじゃありません?
これはやはり、ファンの贔屓目かしら・・・(苦笑)
どちらかといえば、顔が醜いというよりも
地下の暗闇に一人で住んでいたせいでゆがんでしまった心・・
もちろん、母親にすら疎んじられたということから
かな~り屈折しているのはわかるけれど
マダム・ジリーの愛に包まれていたのに
それに気づかず・・
ファントムは愛されたいと願うあまり、
愛することの喜びに気づかなかったんですね・・
対して、マダム・ジリーは静かに愛するあまり
自分の愛を伝えることはなかった・・・
二人とも切ないですわ
とりとめもなく延々と書いてしまいそうなので
この辺でやめておきましょう(笑)
再鑑賞してから、もう少しまとまった感想がかけるかしら・・・
しばらくは、ファントムの声が耳を離れないことでしょう!