デイ・アフター・トゥモロー | 映画を観よう

映画を観よう

古くても、新しくても、映画はイイよね!

素敵な映画に出会えた時の気持ちを、誰かと共有したいな♪

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
デイ・アフター・トゥモロー 通常版
THE DAY AFTER TOMORROW

アメリカ 

デニス・クエイド、ジェイク・ギレンホール、イアン・ホルム、エミー・ロッサム、ケネス・ウォルシュ


【ストーリー】

北極で氷棚の調査をしていた古代気候学者のジャック・ホール(デニス・クエイド)は、突然大規模な氷棚の落盤に見舞われる。これは二酸化炭素の大量排出に伴う地球温暖化が原因であると考えるジャックは、学会で、地球温暖化による大規模な気候変動を予測し、注意を呼びかけるが、副大統領(ケネス・ウォルシュ)は何百年先かわからないことより、現時点での経済問題のほうが大きいと一蹴する。ただ一人ラプソン教授(イアン・ホルム)はジャックの予測に耳をかたむける。

それから数ヵ月後、世界各地が前例のない異常気象に見舞われる。巨大ハリケーンがLAを襲い、大津波がマンハッタンを呑み込む。ラプソン教授からジャックの仮説が予想外の早さで現実となっていると連絡を受け、ジャックは人々を南に避難させるよう合衆国副大統領に進言するが、またしてもそれは退けられる。政府は事態の深刻さを理解しない。やがて気温が急激に下降し始め、北半球は氷河期に突入してゆく…。

『インディペンデンスデイ』のローランド・エメリッヒ監督作品。

いわゆるパニック映画なのだろうけれど、今回は宇宙人ではなく、隕石でもなく、ワガママな学者たちが地球のコアを刺激したためでもなく、人類が自らの文明のツケによって気温の大変動を起こした結果としての災害。映画の中でも「京都議定書の調印問題でも注目された温暖化現象」が登場します。


けれども・・・これをパニック映画として観ると、う~~ん・・と唸ってしまうのです。

パニック映画はどれも、ツッコミどころ満載になってしまうのですが、これもまた同じで・・・

だから、私はこの作品を父と子の物語として観ることにしました!


デニス・クエイドはほとんど家にいることのない気候学者、妻は医者で、息子のサムは頭のいい高校生。

それぞれが別々の場所にいて起きた災害。

父が息子に「そこに居なさい、私が迎えに行くから!!」

こんな状況では絶~~~対にムリなはずなのに、信じる息子!!

そして、嘘みたいに本当に息子のところに行ってしまう父親!!


この二人の関係は、息子サムが学校の成績で落第点をもらったところの父と子の会話でもわかるように、普段一緒にいなくてもお互いを信じることができるんですね。

息子が「僕の話しを聞く?」と言って説明する。こんなとき頭ごなしに親が意見を言うんじゃなくてちゃんと聴くから、子供だって親の話しをちゃんと聞くんだなあ~


そんな息子の役を、ジェイク・ギレンホールが好演しておりました!!

『ムーンライトマイル』での気弱な感じが残っておりますが、なかなか好青年ですよね♪


デニス・クエイドは私がアメリカ映画でもっとも父親役の似合う俳優だと思っているのですが。

この作品でも、すっごい父親でした!!

『オーロラの彼方に』『オールド・ルーキー』が蘇りました!



なにより、私がこの作品をイイと思ったのは、世界を救うヒーローがいないこと!

最近のアメリカのパニック映画って、どうも世界をアメリカが救いました!!っていうようなヒーローがいるのがイマイチだったんですが、この作品は、息子にとってのヒーローですもん!

ジャックは自分の仕事はちゃんとやってから(政府に注意や報告はしてますもんね)息子を迎えに行ったし・・・。


それに、最初にジャックの話しに耳を貸さなかった副大統領が、ラストで言うセリフは、けっして映画の中の絵空事じゃなくて、もっと現実問題として考えなくちゃいけないことなんですよね。