2013年06月29日

アフター・アース(2013年)

テーマ:13年06月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-アフター・アース

【鑑賞日:2013年6月28日】

間に見たい映画は数多くあったのだが…雨が降ってると映画館へ出かけるのが面倒になったりして、2週間以上も前回の劇場鑑賞から時間が開いてしまった。でも何気に今月は…今回見てきたのを入れて、5本見れたから、まぁ、いいか。昨年あたりは月に1本しか劇場で見てない時期もあったし…その頃にくらべれば劇場鑑賞の回数も少しずつ戻ってきている。ということで、先週から始まっている「アフター・アース」を鑑賞…ウィル・スミスがまたも息子を主演に据えて映画を撮った、どう考えたって親バカ映画なんだが、監督が一応シャマランだったりする。

2025年、人類は地球を捨て惑星ノヴァ・プライムに移住、しかし外敵との争いは絶えなかった。1000年後…人類を救った伝説の兵士として讃えられている司令官サイファの息子キタイは、レンジャー隊員になるための試験に挑み、成績は優秀だったが、精神的な未熟さを指摘され、隊員には選ばれなかった。ちょうどそんな時にサイファが宇宙遠征から帰還。そして、レンジャーになれなかった息子を次の任務に同行させることを決める。やがて二人が乗った宇宙船はトラブルに遭遇し、見知らぬ惑星に落下、不時着し…二人以外のクルーは全員死亡してしまう!

想像通り七光りで、親バカな映画でした…はい、感想終わり…ってわけにもいかないよなぁ。うーんぶっちゃけ誉めるところがあまりない。なんせ、“STORY BY WILL SMITH”(原案)なんてクレジットされてたくらいですからね、所詮中身は…“どうだ、俺の息子凄いだろ?”な内容なんですよ。戦士として偉大な父親にコンプレックスのようなものを抱いていて、自分も早く一人前になろうとしている主人公、その気持ちが空回りしててって、やたら突っ張ってるんですよ…まるで実際の親子関係をそのまま反映しているかのような設定だな、おい。

そんなガキンチョが地球でのサバイバルを経て、親父と並ぶ一人前のヒーローに成長すると、ウィル親父の願望がもろ出ているような展開。一丁前の口をきくくせに、何かあるとパパに泣き付くファザコンな息子…演技なんかできなくても、幼かった頃は愛嬌だけでなんとかなっていたが…中途半端に成長したちびくろサンボは、その生意気そうな面を見ているだけでなんだかむかついてくる。これでさ、ウィル・スミスが父親の意地、スターの意地でも見せてくれればまだ良かったんだが、地球に不時着と同時に、ウィルは大怪我してしまい、出番が減る。

「俺たちの生死はお前にかかってるぞ」と全部、息子にお任せ状態…ウィルは宇宙船の中で“死にそう”な演技をしながら、息子にああだこうだと指示を出しているだけで、ほとんど手抜き。息子の方はその指示通りに、とりあえず駆けずり回って、時々反抗してみたり…みたいな。で、最後は過去に姉貴を殺した、因縁のエイリアンもどきと直接対決(宇宙船で運搬してて、一緒に地球に落っこちた)。なんか、知らんうちに悟りを開き(劇中ではゴースティングと呼ばれている)、無敵キャラに大変身…今まで死にかかってたのはいったいなんだったんだろうか?

いや~こんなプライベートフィルム状態な作品、誰が面白がって見るんだよ、まったく。同じ荒廃した地球の話だったら、まだトムくんの「オブリビオン」の方が、本気印のアクションがあっただけけマシだったかなと。腐っても「シックスセンス」や「アンブレイカブル」なんて怪作を撮ったシャマランなんだから、もしかしたら最後にちゃぶ台ひっくり返しがあるんじゃねーかなんて望みも託しながら、我慢して最後まで付き合ったけど…近作「エアベンダー」同様に、別段、変わったことは何も起きない。地球での体験は全部シュミレーションでしたくらいのオチが欲しい。

サバイバルのお話ですから…途中で「寝るな!」「起きろ!」と劇中キャラが恫喝されるシーン何度か登場するんですけど、いや本当に見ているこちらも退屈すぎて、なんども眠気が襲ってきていて、ちょうどそんな時に、タイミングよく恫喝シーンが出てくるもんだから、まるで「息子の晴れ姿を見逃すんじゃねーよ」とウィルに無理やり、強要されているような気分でしたよ。金を払ってるのは観客なんだから、寝るのも自由だろうよ、まったく(笑)120分以下…本編100分くらいだったかな?そんなに長くはない作品だったけど、とにかく上映時間が苦痛であった。

ちょっとだけ気になったビジュアルがあって…主人公一家が食事をしてる時に、ウィル・スミスと息子が箸を使ってるんですけど、何故か2本じゃなくて、3本という…。もちろん、未来感みたいなのを出すために、わざとそういうデザインなんだと思うんだけど、機能的にはあまりよろしくないんだろうなぁって感じ…その3本箸を使って、実際に食事を口に運ぶシーンが1回もないという(笑)真剣なまなざしで、シリアストーンな芝居をしているウィルなんだけど、箸を持つ手だけは、なんだかちょっとぎこちなくて…妙にマヌケな絵面になっておりました。


監督:M・ナイト・シャマラン
出演:ジェイデン・スミス ウィル・スミス ソフィー・オコネドー ゾーイ・イザベラ・クラヴィッツ


【リリース日は未定ですが、米Amazonで予約開始】
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2013年06月10日

エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年)

テーマ:13年06月の劇場鑑賞映画

 勝手に映画紹介!?-エンド・オブ・ホワイトハウス

【鑑賞日:2013年6月10日】

初めて行ってきた109CINEMAS湘南…109の日で1000円ポッキリで映画が見れたので、2本ハシゴしてきた!スタローンの「バレット」の後に、もう一本見たのがこちら「エンド・オブ・ホワイトハウス」。どちらもアクションで、人がいっぱい死ぬ映画…牛丼大盛り並みに、かなりの満腹感。これも近所のシネプレックスじゃ上映なし。電車賃入れて、サービスデイで2本見ると…ちょうどシネプレックスでレイトショーを見たのと同じくらいの金額であったなぁ。シでネプレックスで上映してない映画、サービスデイを利用して、これからもちょくちょく見に行くかな?

大統領付きのシークレットサービス、マイク・バニングが警護中に、車が事故を起こす!大統領は無事に救出したものの、夫人が犠牲に!マイクは助けられなかったことに責任を感じる…。それから18か月後、7月5日…マイクは大統領警護の任から離れており、別の職場にいた。そんな時、首都ワシントンに領空侵犯した謎の機体が!警告を発した戦闘機を撃ち落し、その機体は無差別に市民に発砲しながら…どんどんホワイトハウスへと近づいていく!一部始終を目撃したマイクは、攻撃をかわしながら慌ててホワイトハウスへと足を向けるのだが…。

ぶっちゃけ、ホワイトハウス版“ダイ・ハード”ですね…首都&ホワイトハウスを襲ったテロリストに、シークレットサービスのおっさんが一人で立ち向かっていくって内容。作品のコンセプトだけ見ると、なんかありがちなアクション映画って気がしないでもないが…テロリストたちが、物量で、淡々とホワイトハウスを攻め落としていく様は、物凄い迫力。過去にもホワイトハウスを舞台にしたアクションやサスペンスっていくつかあって、こうした銃撃戦なんかも描かれたこともあるんだけれども、ここまでリアルで、臨場感があるのは初めてなんじゃないかな?

と…いいつつ、今夏に似たような映画がもう一本「ホワイトハウス・ダウン」という作品の公開が控えており、本作の上映前にも予告編が流れていた。いやー、予告を見る限り、なんとなくソックリな映像。早く両作品を比べてみたいもんですなぁ。ちなみに「ホワイトハウス・ダウン」の方は、アメリカ破壊男のローランド・エメリッヒが監督…もしかしたら、本作「エンド・オブ・ホワイトハウス」以上にワルノリな、破壊に次ぐ破壊が描かれるのではないかと、ちょっと期待してしまう。でも、こんな映画ばっか撮ってるから、実際にテロが起きちまうんだよ、アメリカとも思うけど。

他のシークレットサービス、ホワイトハウス関係者が皆殺しにされていく中、一人生き残るジェラルド・バトラーが、バッタバッタとテロリストにはむかっていく姿は…「300<スリーハンドレット>」ともダブってみえるか?いきなり大統領代理に任命されちゃった下院議員議長のモーガン・フリーマンが国民に向けて、演説するところは、隕石が落っこちてきた「ディープ・インパクト」の大統領役なんかを彷彿とさせますよね。リック・ユーンのどう見ても、こいつ裏切るだろう、胡散臭いだろうな韓国側の警護官…やっぱりお前が首謀者だったか!

本当に「ダイ・ハード」に照らし合わせていくと、展開が読めちゃうところがいっぱいあるんだけれども…ホワイトハウスが阿鼻叫喚の地獄絵図と化していくというビジュアルだけで、半分以上、勝利が見えたって感じでしょう。あとは、敵が北朝鮮のテロリストとか、そのテロリストが訪米中、米大統領と会談中の韓国大統領を容赦なくぶっ殺してしまうとか、誰に遠慮することもなく、好き放題やっている、大胆で気っ風の良い演出が素晴らしすぎる。かえって本家ダイハードの最新作「ダイ・ハード/ラスト・デイ」より、緊張感が感じられたぞ!


監督:アントワーン・フークア
出演:ジェラルド・バトラー モーガン・フリーマン アーロン・エッカート アンジェラ・バセット リック・ユーン


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2013年06月10日

バレット(2012年)

テーマ:13年06月の劇場鑑賞映画
 
勝手に映画紹介!?-バレット

【鑑賞日:2013年6月10日】

公開から1週間以上経ってしまったが…スタローンの新作「バレット」を見てきた!この作品はいつも利用しているシネプレックスでは上映がなく、電車に乗って109CINEMAS湘南まで遠征…今まで近場で済ませていたので何気に初ですこの劇場!本日は109の日というサービスデイで2D映画は1000円ポッキリで見られる日だったので、狙って予定を立てていた。1日が初日だからファーストデイっていう手もあったんだけれど…今日見に行けば6月8日公開の「エンド・オブ・ホワイトハウス」とハシゴできるんじゃないかと思って我慢。で、2本ハシゴしてきました。

元海兵隊員のジミー・ボノは、ニューオーリンズの殺し屋…その夜も相棒のルイスとターゲットを仕留め、仲介人のロニーから金を受け取る予定になっていたのだが、待ち合わせ場所の酒場に現れたのはロニーではなく謎の巨漢の男!男はルイスをナイフでメッタ刺しにし、ジミーにも襲いかかって来た!なんとか男を追い払ったジミーだったが、ルイスは殺されてしまった!相棒を殺されたジミーは裏切者に復讐しようと考えるのだが、そんな時、ワシントンの刑事テイラーが接触してきた!テイラーはジミーたちに殺しを依頼した黒幕を捕まえようとしていた!

殺し屋と刑事のデコボコ即席コンビが…悪党をやっつけるって、けっこう単純な話…監督はウォルター・ヒルなんで、相変わらず野郎クササ全開な1本。スタローンが逮捕歴26回、元海兵隊員のベテラン殺し屋なんだけれども、依頼人(と仲介人)に騙されてヤバイ仕事に首を突っ込んだ挙句、命まで狙われてしまう(相棒は殺されちゃう)。そんなスタローンの前に1人の刑事が現れる…お前らの殺したのは、刑事だった俺の元相棒だ(元っていうのがミソで、悪徳刑事でクビになったわけだ)。チンケな実行役を捕まえたってしょうがないから黒幕教えろやと…。

最初は刑事と殺し屋ですから、スタローンも反発するわけですけど、狙いは殺しの依頼人、黒幕を見つけると事と、利害が一致。刑事の方も事件にクビをつっこんじゃったから、黒幕から命を狙われてしまうんだけれども…成り行きでスタローンが助ける事態になったりもして、一緒に行動するようになる!殺し屋だけれども、実はけっこういい奴、曲がったことが大嫌いな男スタローン。でも所詮、殺し屋ですからね…考えるよりも、銃が先、みたいな場面も多く、根本的には正義感の強い刑事とはソリが合わないんだよね、コレが…この関係が最後まで尾を引く。

上半身裸になり、全然衰えていない肉体を披露するスタローン…敵が雇った巨漢の殺し屋と、幾度となく激しい肉弾戦、撃ち合いを繰り広げるんだけれども、最後はお互いに消防用の斧を構えてタイマン勝負になだれ込む!この巨漢を演じているのが「コナン・ザ・バーバリアン」の主演俳優ジェイソン・モモア…言ってみればシュワちゃんの後継者みたいな若手アクション俳優だよ。そんなのと、まだまだ対等、いやそれ以上にやりあっちゃうんだから驚きだよね。でも、最後の最後は、そろそろ若い奴に託そうかなみたいなスタローンの心意気にも見えなくもない。

スタローンたちを助けるために意味深に出てきて、案の定、事件に巻き込まれてしまうヒロイン的なセクシーなおねーちゃんが、恋人ではなく、実は娘であったなんて設定なんかも、年相応な設定だったんじゃないだろうか?これがセガールだったら、娘みたいな美女相手に現役アピール、お持ち帰りコースになるんだろうなぁって(笑)久しぶりに映画館のスクリーンで見た気がするクリスチャン・スレイター…今回は悪役だったんだけれども、見事としかいいようがない“やられっぷり”を披露してくれて、印象深く残る…ぶっちゃけ大爆笑でした!


監督:ウォルター・ヒル
出演:シルヴェスター・スタローン サン・カン ジェイソン・モモア クリスチャン・スレイター


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2013年06月07日

G.I.ジョー バック2リベンジ(2013年)

テーマ:13年06月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-G.I.ジョー バック2リベンジ


【鑑賞日:2013年6月7日】

正式には明日、6月8日(土)が公開初日ということになっているけれども…1日早い先行上映が実施されている劇場も少なくないみたい。ってことで、実写版「G.I.ジョー」の続編、「G.I.ジョー バック2リベンジ」を近所のシネコンで鑑賞…前作は近所でやってなくて、遠出して見たんだけれども、今回は公開劇場も増えたみたいだな。3Dは吹替えしかなかったので、もちろん字幕2D版をチョイス。明日からは字幕版もレイトショーがあるんだけれども、本日は昼間のみだったので(レイトショーは3D吹替え)、あらかじめコンビニで前売り券を購入しておいて見てきた次第。

悪の組織“コブラ”との壮絶な闘いを制したG.I.ジョーは…コブラコマンダーとデストロを捕えたものの、ストーム・シャドウとザルタンの行方をつかんでいなかった!その頃、ザルタンはアメリカ合衆国大統領に化け、密かに大統領本人とすり替わっていたのだ!やがてザルダンの策略で…パキスタンで核弾頭の回収ミッションにあたっていたG.I.ジョーが襲撃され壊滅してしまう。なんとか生き延びたロードブロック、レディ・ジェイ、フリントの3人は体勢を立て直し反撃のチャンスを窺う。彼らが頼ったのはG.I.ジョーの創設者、初代司令官のコルトン将軍だった。

前作の主人公チャニング・テイタムの出番が少ないという情報は聞いていたけれども…ああいう扱いだったとは…。正義の味方G.Iジョー側は、ティタム演じるデュークとスネーク・アイズ以外はほぼ新キャラクター、新キャストに一新。前作でけっこう活躍していたお調子者の黒人リップ・コードとか、何気に好きなキャラだったんだけどなぁ~。対する悪の組織コブラ側は…ストームシャドー役のビョン様が再登場。他にも演じている人は違うんだけれども(仮面を被ったり、変装したりしている設定なので問題ない)キャラクターはそのまま出てくる感じだね。

続編なんだけれども、主人公たちが総入れ替えって…って、ちょっとって思うんだけれども、本編中に橋渡しであり、交代劇がしっかりと描かれているので違和感はない。っていうか主役がロック様こと、ドウェイン・ジョンソンにバトンタッチしたことで、筋肉バカ度がアップしたのは確実。荒唐無稽すぎて、お馬鹿映画の領域に踏み込んでいた前作よりも…アクション映画として硬派に感じたりもする。おまけに、ブルース“ダイハード”ウィリスまで出てきちゃうんだから、もはや無敵。変な秘密兵器は要らんですよ…今回の作戦、みんなアナクロですぜ!

オイラは2D鑑賞であったが、あきらかに3Dを意識したような見せ場も豊富。いやいや2Dでも、充分に迫力は遭ったんだけどね…3Dでもちょっと見てみたいかもって思った。特に、スネーク・アイズがヒマラヤの絶壁をスパイダーマン状態で駆け巡る、忍者軍団との壮絶バトルは、スピード感があってなかなか。前作を踏襲したお約束…戦っているうちに上半身裸になってしまうビョン様なんかもちゃんとあり、韓流好きの日本のオバサマたちが3Dで拝んだら、それこそ卒倒してしまうのではないかと、ちょっと心配になる場面も(笑)

ハリウッド大作の続編ものとしては、意外と良かったなぁ…つーか、前作より確実に面白かったよ。前作のあのお馬鹿なノリも嫌いじゃないんだけれど、オイラの好みは本作の方かな?昨日見てきた「グランド・マスター」がアクション映画としては、ちょっと物足りない中身だったので、お口直しにはちょうど良い作品であったのは確かだ。ぜひね、今回のメインキャストで続編を拝みたい。ブルース・ウィリス演じる将軍も現役復帰をにおわせるセリフがあったし、ぜひ将軍がロードブロックに託したあの銃が、火を噴くところを拝みたいぜ!


監督:ジョン・チュウ
出演:ドウェイン・ジョンソン ブルース・ウィリス イ・ビョンホン チャニング・テイタム レイ・パーク


【米国では7月リリース決定!】
Blu-ray G.I. Joe: Retaliation







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2013年06月07日

グランド・マスター(2013年)

テーマ:13年06月の劇場鑑賞映画
 
勝手に映画紹介!?-グランド・マスター


【鑑賞日:2013年6月6日】

シネコンのレイトショーで「グランド・マスター」を見てきた、黒沢清の「リアル~完全なる首長竜の日~」とどちらにするか迷ったんだけど、トニー・レオンが流行のイップマンを演じ、チャン・ツィイーも出てるとなれば、やっぱりオイラ的にはこちらかなと。ただね、ウォン・カーウァイはあまり好きじゃないんだよね。「恋する惑星」と「天使の涙」あたりはちゃんと見てて、香港映画にもこんなスタイリッシュなものがあるのかと驚き、映画通ぶって友達に推しまくったりもしたもんだが、トニーとレスリーのホモ映画(ブエノスアイレス)で、一気に興味をなくしたクチです。

1930年代の中国…北の八卦掌の宗師・宮宝森は引退を決意し、その地位と武術の南北統一の使命を若い世代に譲ろうと考えていた。そんな時に、南の詠春拳の宗師・葉門の闘いぶりを目撃し、彼に興味を抱く。そんな時、宮宝森の一番弟子である馬三が南の流派とトラブルを起こし追放される。やがて佛山の“金楼”で行われた、宮宝森の引退試合で葉門は宮宝森と対峙し、後を託されることになった。しかし宮宝森の娘で、六十四手の継承者・宮若梅は父親の決定に異を唱え、内緒で葉門を呼び出し、手合せを申し出ることに…。

冒頭、雨の中で戦うトニー・レオン、はたまた親の仇相手にタイマン勝負で挑んでいくチャン・ツィイーなど…確かに美しかった。レオンとツィイーが拳を交える場面なんて…お互いに見つめ合ったりしちゃってラブシーンみたいになってるし。ユエン・ウーピンによる華麗な武術、そこに斬新なカメラワークと編集、VFXなどが加わり…アクションを芸術の域まで高めたビジュアルには圧倒されまくる。ただね、ドニー・イェンの「イップ・マン」シリーズ2作品を見ちゃっていると、これをアクション映画として語るには、いささか退屈だし、物足りなさもあったりするんだよなぁ。

ぶっちゃけ、ストーリーもあっちこっちにとんで解りづらい。イップ・マンに関しては…他の映画で描かれていた事の凝縮版みたいな感じかな?一部かぶってるネタもあるんだけど、端折りすぎで、どことなく辛気臭ささの方がが目立ってしまっている印象。そんなイップ・マンに、最初はライバル心を燃やしていたが、いつの間にか淡い恋心に変わっていくのがツィイー演じる宮宝森の娘。お互いに、拳を交えてビビっときちゃう。この二人が、遠回しにラブ光線を送り合い、もしかして結ばれちゃうんじゃねなんて思うんだけれども、色々と障害が出てくる。

抗日戦争と、弟子の謀反…日本人に蔑ろにされている様子はドニーの映画の方で詳しく描かれてたけれども、そんなわけで、イップ・マンには家族もいるし、不倫になんか走る余裕がなくなってしまうわけだ。一方、ツィイー演じる宗師の娘は、その宗師が逆恨みしている一番弟子に殺されてしまい、よくも親父を殺しやがったなと、復讐にかられていく。自分の恋よりも(どうせ実らないし)、家の面子を守ることに一生懸命になると、そういうお話へ。で、心を鬼にしてイップ・マンへの想いを断ち切ったツィイーの気持ちに呼応するように、イップ・マンの出番が激減!

色々な流派が乱立していたというのを描くため…他にも八極拳を広めた一線天(カミソリ)なる人物も、途中から登場してくるんだけれども、なんかあまり本筋に絡んでこなくて、邪魔っけな存在。ツッィーちゃんと劇的な出会いするんだけれども、ツィイーちゃんの方はイップマンLOVEだから、きっとすぐに忘れちゃったんだと思う。その後、意味深にニアミスするんだけれども、特に深いドラマは生まれず。演じているチャン・チェンのルックスはかっこいいし、アクションの見せ場もきっかりとあるんだけれども…話をややこしくしているだけだったなぁ。

まぁね、ウォン・カーウァイの映画としては…「ブエノスアイレス」なんかよりは全然見やすくて、悪くはなかったけど…オイラ的には一度見ればいいかなって感じ。最初のトニー・レオンのアクションを見た時は、ヤバッ、これはブルーレイ出たら買いだぞなんても思ってしまったんだけれど…けっこう似たようなビジュアルの繰り返しで飽きもあったり(笑)この作品を繰り返し見るならドニーの「イップ・マン」の方が全然燃えるなぁって感じ?ラストのイップマンの弟子とか、もっと明確に名前を出してもいいんじゃないかと、そういうスカしてるところがなんか鼻につく。


監督:ウォン・カーウァイ
出演:トニー・レオン チャン・ツィイー チャン・チェン マックス・チャン ソン・ヘギョ ワン・チンシアン


【香港版BDソフトの購入】
Blu-ray The Grandmaster 一代宗師(香港版)







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