2012年03月03日

顔のないスパイ(2011年)

テーマ:12年03月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-顔のないスパイ

【鑑賞日:2012年3月2日】

先週から始まっている「顔のないスパイ」を昨晩、シネコンのレイトショーで鑑賞してきた。リチャード・ギア主演、突如活動を再開した冷戦時代のロシア人スパイ、暗殺者を元CIA捜査官と現役FBIのコンビが探し出すというスパイアクション…“100%予測不可能な罠”という、好奇心を刺激するキャッチコピーが売りの通り、二転、三転する展開が確かに魅力的だが、まったく見抜けないオチではない。想像していたよりも地味な内容だが、リチャード・ギアもにやけ顔を封印し、終始、苦虫を噛み潰したよう顔をしていると、なかなか渋いオジサマであるなとは思った。

ワシントンでロシアよりの発言を繰り返す議員が、FBIの監視下にありながら暗殺されるという事件が起きる。暗殺の手口から、冷戦時代に活躍し、既に死亡したと思われていた伝説のロシア人スパイ“カシウス”の名前が浮上する。CIA長官は、かつて“カシウス”を追いつめたが結局捕まえることができず、今は引退している元エージェント、ポール・シェファーソンを現場復帰させ真相を突き止めさせようとする。一方、FBIのベン・ギアリー捜査官は、“カシウス”を研究し、ポールのことも崇拝。この、二人でコンビを組むようにと命じられるのだが…。

誰が“カシウス”かというのは、実は既に予告でネタバレしている…ここではあえて言わないけど、それに関しては何もひっかけのようなものはなかったです。確かに、本編でも序盤で、「俺がカシウスだ!」と自分で正体を明かし、「007/ロシアより愛をこめて」のグラントよろしく、時計に仕込んだワイヤーで、鮮やかに殺しをやってのけるシーンがあるんですよ、あの人が。一応、それ以上のどんでん返しのような仕掛けは用意してある、そこをバラしても客を驚かせる自身があったということなんでしょうが…。

正体がわかって見てるので…ひっかかる会話や行動なんかがよくわかり、やっぱりこの人が“カシウス”なのねと、確信していく楽しみ方というのもあるのだろうが、逆に、全ての行動がわざとらしく見えてきて、白けちゃったりもする。たぶんね、“カシウス”の立ち位置というのが提示されているからこそ、普通だったら「そんなオチ?」と思えるような、最終的なオチをうまく納得させる効果は得られているんだとは思いますよ…今まで成立してたんだから、それもアリだろうと。でも、これが事実ならアメリカ側がものすごくマヌケだなぁと、その一言に尽きる。

途中から迷走しはじめたという、カシウスという伝説の殺し屋の行動原理なんかも…ちょっとありきたりすぎたね。リチャード・ギアが正体不明のスパイを捕まえる映画だと聞いたときに、真っ先に思い出したのが、ブルース・ウィリスと共演した「ジャッカル」…似ても似つかない「ジャッカルの日」のリメイク映画で、賛否両論だったけど、また同じような役をやるのかなと思ったら、さすがにそうはなってなかった事に安心はしたけどな。ツッコミどころやネタバレ要素をそんなに長くひっぱれないので、テンポだけは何気によく、飽きずはに見れましたよ。


監督:マイケル・ブラント
出演:リチャード・ギア トファー・グレイス テイマー・ハッサン スタナ・カティック マーティン・シーン 


【アメリカではBD発売済】
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