ポイズンローズ(2019年) | 勝手に映画紹介!?
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ポイズンローズ(2019年)

ポイズン・ローズ

WOWOWの“サスペンス特集[戦慄のクライム編]”でエアチェックしておいた「ポイズンローズ」を鑑賞。我らがトラちゃん…といっても、渥美清演じる車寅次郎ではなく、ジョン・トラヴォルタの方ですけど、そのトラちゃんが女に弱い私立探偵を演じ、グダグダしながら事件に巻き込まれていく、70年代を舞台にしたノワールもの。モーガン・フリーマンをはじめ、ファムケ・ヤンセン、ブレンダン・フレイザー、ロバート・パトリックと共演者がなかなか豪華であり、ついでにトラちゃんの親バカキャスティングで実娘のエラ・ブルー・トラヴォルタも重要な役で登場します。

1978年、LA…元アメフト選手の私立探偵カーソンのもとへ、金持ちの美女から依頼が舞い込む。その内容は、テキサス州ガルベストンにある療養所にいるはずの“おば”と音信不通になってしまったので、様子を見てきてほしいというものだった。LAから遠く離れていることもあり、あまり乗る気ではないカーソン…実は自分の生まれ故郷でもあった。渋々と依頼を受けたカーソンだが、訪れた診療所ではなかなか依頼人の“おば”と会えず不穏な空気を感じる。やがて、地元で起きた殺人事件に元恋人ジェインとその娘ベッキーが巻き込まれていることを知り…。

ネットの評判なんかも、あまり芳しくなく、想像以上に地味な話だったけど…意外と、オイラは好きかもしれない。アメリカンフットボールが絡んだ事件を私立探偵が調べるという部分で、なんとなくブルース・ウィリスの「ラスト・ボーイスカウト」あたりとも、似ている雰囲気はあるんだけど、あそこまでアクションっぽい見せ場があるわけではない。まったくないわけじゃないけど…トラちゃんだって、役としても、実年齢も、老骨に鞭打って頑張ってるわけであり、若いころのアクションを売りにしたような作品とは違い、銃撃戦なんかも、モタモタしていて、やたら泥臭い。

まぁ、そういうところがノワール作品、ハードボイルド作品としての魅力になっていて、オイラなんかは“いいなって”って思ったんだけどね、わからない人にはこの良さが伝わらないかも。まぁ、まず見始めて、一番の衝撃は…胡散臭い診療所の医者(医院長、所長)ブレンダン・フレイザーの登場である。一瞬、どこの“ハゲデブ”だと思ったら…見た目がジョン・グッドマンみたいになってしまったフレイザーであった。「ハムナプトラ」シリーズのどストライク世代にとっては、「ターミネーター2」のエドワード・ファーロングの後の劣化と同じくらい、かなり悲しい現実。

ただ…見た目が残念、そして怪しすぎるフレイザーを見て、トラちゃんも“これは何かある”と、探偵の勘が告げるわけですよ。で…この診療所があるのは、地元なんで、顔なじみの知り合いもいっぱい。ボス感半端ない町を牛耳ってる金持ちのモーガン・フリーマンとか、本当はそんな器じゃないのに保安官の座を射止めたロバート・パトリック、なんの役だか忘れちゃったけど、トラちゃんを含めた前述の連中とポーカー仲間のピーター・ストーメアとかに色々と探りを入れて、依頼の手掛かりを探そうとするんだけど…そこで別の事件が起きて、巻き込まれてしまう。

モーガン・フリーマンが経営している豪華なカジノバーみたいなところに出入りしていた、地元のスターアメフト選手が試合中に事故死。気になって様子を見に行くトラちゃん…そこで元カノのファムケ・ヤンセンとバッタリ再会。そして、ヤンセンの娘がトラちゃんの実娘エラ・ブルー・トラヴォルタなんだけど…この娘が、死んだアメフト選手の夫だったことが判明、なんだか複雑やん。後日…アメフト選手の死にやっぱり不審なところがあり、被害者の嫁だったヤンセンの娘は容疑者として疑いの目を向けられる。そこで母親ヤンセンがトラちゃんに助けを求めると。

本来の依頼である音信不通になった人物の捜索をしながら、アメフト事件の真相も追いかけるんだけど、他にもトラちゃんは…別件で“女の依頼人絡み”のトラブルを抱えていて、LAから刺客がやってきたりもして、その対処もある。トラちゃんが事件を調べることで、地元に巣くう闇まで掘り返されてしまい、トラちゃんの知り合いたちもどんどん怪しく見えてくる。やっぱりお前かな犯人、かと思ったら意外などんでん返しもあり。てっきりトラちゃんの親バカだと思った実娘のキャスティングにも、ちゃんと意味があったり、適度な悲劇がそれなりの余韻を残す。


監督:ジョージ・ギャロ
出演:ジョン・トラヴォルタ モーガン・フリーマン ブレンダン・フレイザー ファムケ・ヤンセン ロバート・パトリック


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