マンハッタン無宿(1968年) | 勝手に映画紹介!?

マンハッタン無宿(1968年)

マンハッタン無宿

映画専門チャンネル“ムービープラス”で放送された「マンハッタン無宿」をケーブルテレビのSTB経由でエアチェックしておいたので鑑賞…クリント・イーストウッド主演のアクションもの。今から27~8年前かな?NHKのBS放送開始が1989年なので30年は経ってないはずなんだけど…たぶん高校生の時に、そんなNHKのBSで録画して見て以来の再鑑賞。既に「ダーティハリー」の洗礼は受けていて、その監督、主演コンビということで期待して見たんだけど、えらく地味な映画だった印象がずっと残っていた…あらすじと最後のバイクチェイスしか覚えてなかった。

アリゾナの保安官補クーガンは一匹狼を気どり、上司である保安官も手を焼いていた…ある日、ニューヨークで逮捕された凶悪犯リンガーマンを、アリゾナまで護送してくる任務を任され、単身でマンハッタンへ!しかし、何事にも手続きが必要な都会のルールがまったく理解できず、リンガーマンを引き取るまでに時間がかかる。業を煮やしたクーガンは、無理やりリンガーマンを連れ帰ろうとするが…その途中で何者かに襲撃され、リンガーマンを逃がしてしまい、自分の拳銃まで奪われてしまう!警察から何もするなと注意を受けるが、独自でリンガーマンを追う!

西部劇の中から出てきたような男イーストウッドが、指名手配犯を引き取るため大都会のマンハッタンにやって来るが…右も左もわからなくて右往左往。入院処置を受けていた犯罪者を勝手に連れ出して、地元のアリゾナに帰ろうとするんだけど…そこで犯罪者の仲間の待ち伏せをくらい、逃亡されてしまう。ついでに持っていた拳銃も盗まれる。マンハッタンの警察から“余計な事をしないでとっとと田舎へ帰れ!”と諭されるんだけど…もちろん、おめおめと逃げ帰ったら男が廃るぜと、マンハッタンにとどまり、自分の手で逃亡者の追跡を始めるって感じ。

警察署員(保護係)のおねーちゃんが、男にセクハラまがいのちょっかいを出されている(服の上からおっぱいをモロに揉まれてる)ところに遭遇…アリゾナ男のイーストウッドは、さっそうと助けに入るが、実はちょっかい出されることに、“まんざらでもなかった”おねーちゃんに、逆に余計な事をするんじゃないと怒られてしまう。でも、めげないイーストウッドは、このおねーちゃんを今度は自分がナンパ、食事に誘うことに成功…地元に彼女もいるのに、あわよくばHまで持ち込もうという魂胆…う~ん、なかなかワイルド。おねーちゃんの部屋まであがりこんだが…。

犯罪者が逃亡する時に若いガールフレンドが逃走を手助けしてて、そのガールフレンドの面倒をナンパした保護係のおねーちゃんが見ているというのを知ったイーストウッドは…まず手始めに、保護係のおねーちゃんと仲良しになろうとする。まぁ、最初のナンパでいいところまでいっていたので…その先に進むのは、意外と簡単。おねーちゃんも、少しずつアリゾナ男の魅力に惹かれていたのよ。なんだけど…ガールフレンドの情報を入手したら、結局、口説くのを途中でやめてしまい、今度はこっちの犯罪者のガールフレンドの尻を追い始める。

で、なぜかこっちのガールフレンドといい関係になって(やっぱり女は年増より、若い方がよかったのか?)…でも、それが完璧ハニートラップで、また悪党に襲われると(笑)学習能力なさすぎるぞイーストウッド!保護係のおねーちゃんも、自分が利用され、さらには犯罪者のガールフレンドと最後まで“イってしまった”ことにかなり腹を立ててる様子。最後は…実際に殴りはしなかったが、ガールフレンドを無理やり脅して(イーストウッドも、ハメられたことに怒ってる…なんて身勝手な)、逃げている男の潜伏先に案内させるって…最初からこの手で良かったじゃん。

犯人を追いかけてない時は、女を口説いてるか、逆に口説かれてるか…そして、肝心の悪党と対峙すれば、負けてばかりという(かろうじて勝っても、自分もけっこうやられてる)、実はまともに仕事なんかしていない、それどころか都会の警察に迷惑をかけっぱなしのイーストウッド。でもね、なんだか憎めないというか、この無骨さがかっこよく見えたりもする。きっと、イーストウッドじゃなかったら成立しない映画だよね。高校生の頃に見た時は、ドンパチも少ない、戦っても弱いイーストウッドにあまり魅力を感じなかったんだけど…今見ると、そここそが面白い。


監督:ドン・シーゲル
出演:クリント・イーストウッド リー・J・コッブ マッケルロイ スーザン・クラーク ドン・ストラウド


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