インモラル・ルーム(2018年) | 勝手に映画紹介!?

インモラル・ルーム(2018年)

Welcome Home

日本初登場作品をソフトリリース、または劇場公開前に放送するWOWOWのジャパンプレミアで先週放送された「インモラル・ルーム(原題:Welcome Home)」を鑑賞…イタリアに観光に来た米国人カップルが、宿泊先のワイナリーでストーカー被害に遭うというサスペンス。主演はドラマ「ブレイキング・パッド」で有名なアーロン・ポールということですが、見てないからちょっとわからず、オイラ的には「ニード・フォー・スピード」に出ていた役者さんだなって感じでした。ジャケ画像とタイトルのリンク先はAmazonで見つけた海外盤…収録原語とリージョンに注意!

イタリアに観光にやってきた米国人カップルのブライアンとキャシー…2人が滞在するのは、人里離れたワイナリー。そこで6日の間、自分の家のようにくつろげる予定になっていた。ワイナリーの豪華さに圧倒されながら、盛り上がる2人だったが、急に…ポールが覚めた態度に。実は、過去にキャシーが浮気する現場を目撃したことがあり、キャシーもそれを認めたうえで、仲直りをしたものの、ブライアンはまだどこかで引きずっていたのだ。翌朝、ジョギングに出たキャシーが途中で怪我をしてしまい、フェデリコという地元男性に助けられるが、彼には秘密が!

女の浮気が原因で…男がインポになっちゃって、それを改善するために、イタリアまでやってきたカップルなんだけど、男の方がまだ色々と根に持ってて、現地でも関係がぎくしゃくしてしまう。そこに、突然、現地のイケメンが現れ…女がイチャついてるのを見て、余計に男が嫉妬しちゃうんだけど、現地のイケメンの正体は変態ストーカーでして、女に一目ぼれ。ワイナリー中に仕掛けたカメラでずっと監視をしていて(その理由もクライマックスで判明)、親切な現地人を装って近づき、2人の関係を邪魔して、あわよくば女をモノにしちゃおうと策略を巡らす。

カップルは、まんまと…イケメン風ストーカーに踊らされて、仲が悪くなっていくって感じ。ビヨンセとイドリス・エルバが夫婦役を演じ、旦那の部下の女性にストーカーされる「オブセッション 歪んだ愛の果て」とか、ロザリオ・ドーソン演じるヒロインが、キャサリン・ハイグル演じる旦那の元嫁に嫌がらせされる「アンフォゲッタブル」みたいに、ライバルを姑息な手段で蹴落として、意中の人を手に入れようとする系のサスペンス。結果的に、とんでもない困難を乗り越え、カップルが復縁を果たすみたいな流れだが…その先にも、もうちょっと仕掛けがありまして…。

変態ストーカーにロックオンされてしまった女性役のエミリー・ラタコウスキーが、確かにセクシーでエキゾチックな雰囲気を携えた美女なんだけど…前にやっぱりWOWOWで見た「インビジブル 暗殺の旋律を弾く女」で、主人公が事件に巻き込まれていくきっかけになった、最初に墜落死する知人女性を演じていた人ですよね、たぶん(ごめん、わかりづらい説明で)。本当はストーカーが用意したものなのに、彼氏からのプレゼントと勘違いしてセクシーな下着に着替えたり、その後、目隠しされてストーカーにヤラれそうになったりするシーンはなかなかエロかった。

けっこうありがちな部分もあるけど…よくスティーヴン・セガールの映画なんかも作ってたVOLTAGE PICTURESっていう、わりとメジャーなスタジオが手掛けた作品でもあるので、映画としての大作感はそれなりにあり。レンタルDVDや配信で見るなら、充分にお薦めできる作品かなとは思う。でも、平成最後の日に見る映画がこれでいいのかなとも、個人的には思うけどな(笑)あと数時間でいよいよ平成も最後…もう1本くらい映画を自宅鑑賞するつもり。昨日、ようやく届いたセガールの新作BD「沈黙の終焉」を最後にしようと、今日にとっておいたのよ。


監督:ジョージ・ラトリフ
出演:エミリー・ラタコウスキー アーロン・ポール リッカルド・スカマルチョ ケイティ・ルイーズ・サウンダース


【Amazonで見つけた輸入盤DVDはこちら】
DVD Welcome Home ※輸入盤 収録原語、リージョンに注意!





YouTubeに予告がありました!









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