チェイサー(2017年) | 勝手に映画紹介!?
2018年08月09日

チェイサー(2017年)

テーマ:洋画
チェイサー

WOWOWでエアチェックした「チェイサー」を鑑賞…目の前で息子を誘拐されたオカンが、必死で犯人の車を追いかけるというハル・ベリー主演のノンストップアクションスリラー…ちなみに原題は“KIDNAP(誘拐犯)”。あれ、Amazonで検索をかけてもDVDが出てこない…韓国の犯罪映画「チェイサー」や、アランドロンの「チェイサー」など他の同名タイトル作品はすぐに見つかるんだけどね。試しに、検索の対象をPrime Videoに変えてみると、ようやく発見…どうやらソフト発売はなく、配信のみのようですね。Prime Videoもまだ有料で、レンタル利用400円でした。

ウエイトレスとして働くカーラは、仕事が終わった後…息子のフランキーを連れ、公園で行われていた祭りに繰り出す。ちょうどその時に、フランキーの親権問題で弁護士から電話が!その電話に応対するため、ちょっと目を離したすきにフランキーの姿が消えてしまった!慌てふためくカーラ…公園中を探し回っていると、駐車場で見知らぬ女に連れられ、車に押し込まれるフランキーの姿を発見!慌てて追いかけるが、犯人の車は猛スピードで発進。カーラも自分の車に乗りこみ、追跡を開始するのだが、犯人はとても狡猾で、カーラを振り切ろうとする!

作品が始まって最初の4~5分かな?劇中でハル・ベリーの愛息を演じている少年の姿を映したホームビデオ風の映像が延々と続きまして、“なかなか事件が起きないな”と、ちょっと飽きてくる。それが終わると…今度はウエイトレスの仕事に忙殺される主人公ハル・ベリーの登場である。どうやら息子を職場に待たせて、残業中の様子で…主人公も客もイライラしている状況。やたらとウエイトレスのハル・ベリーにつっかかってくる客もいまして…誘拐を題材にした作品だけに、“こいつらが犯人なのか?”なんて疑りたくもなったが…結局、本筋には関係なし。

ようやく仕事から解放されたハル・ベリーが、息子を伴い、祭りで賑わう公園へ遊びに行く。そこでも…ベンチに座ってるおっさんが、急に話しかけてきたりして、観客・視聴者的には“怪しい”なんて疑いたくなったんだけど、そのやり取りも、特に本筋に関係はなかった。いや、ちょっとだけ、その後の展開でベンチがクローズアップされたけどな。で、なんかステージで行われているイベント鑑賞中に、息子の親権に関係する話で弁護士から電話が入り、その応対中に息子が消えてしまうと。ここまで15分くらいかかりまして、ようやく緊張感ある展開になっていく。

慌てるハル・ベリーが、息子の名前を呼びながら公園中を探し回ってると…息子の悲鳴が!なんと見知らぬ“デブのおばさん”に無理やり、車に押し込まれそうになっている。なんとか近寄ろうとするが、間に合わず…駐車場から走り出す犯人の乗った車を、自分の車で追跡するハル・ベリー…まさに、ここからはノンストップであった。オイラがもし映画の主人公だったら、我慢できずに…相手の車に思いっきりブチ当たったりしてそうだけど、さすがに息子を人質にとられてるオカンに、そんな勇気はない…なんとか前を走る見失わずに、追跡するのが精一杯だ。

早く“携帯電話で警察を呼べ”というツッコミも入れたくなるが…慌てて行動してる最中に、ちゃんと電話を落としていて、連絡を取る手段もない!携帯電話がないなかで、どうやったら通報できるか?色々と知恵を絞り、それを試す様子も描かれるが…今度はそれを察知した犯人側の妨害も!けっこう狡猾な犯人との駆け引きが続く…。わりと早い段階で…犯人の車に追いつくが、“太ったおばさん”の他にも、“でかい白人のおっさん”も一緒に乗ってまして、どうやら犯人は複数犯の様子。なかなか追跡を諦めないハル・ベリーに対し、犯人側は予想外の行動を!

誘拐された子供のために、オカンが頑張る映画といえば…韓国映画の「セブンデイズ」とか「女は冷たい嘘をつく」あたりを思い出すが、話が“車のチェイスメイン”になるあたり、正体不明の犯人の薄気味悪さなどはスピルバーグの「激突!」や「ロード・キラー」なんかを彷彿とさせるか?でも、この手のノンストップもので、敵の車に追われる側ではなく、追いかける側というのはちょっと珍しいかな?他によくあるパターンだと無実の罪で警察に追われちゃうってのもあるけど…。この映画でもオカンが違法行為しまくってるけど、意外とそこはスルーだったよな。

誘拐事件に挑むハル・ベリーといえば…警察の通報センターのオペレーター役を演じていた「ザ・コール 緊急通報指令室」を真っ先に思い浮かべる人もいるだろう。あの映画では…被害者から通報を受ける側を演じていて、誘拐されてしまった被害者とリアルタイムにやり取りする姿が物凄い緊迫感で描かれていた。同じ役者が、似た題材の作品で、今度は警察に助けを求める側になるというところもなかなか面白い。ただ、あの映画では…主人公が本来のオペレーター業務を逸脱した途端、ノンストップ感が失速してしまって、ちょっと残念だったんだよね。

本作でもまた、物語の核心部分に迫っていく後半戦が…前半に比べると、“客がツッコミを入れる隙”が生じていて、テンションがちょっと下がる。誘拐事件発生前に主人公の身に降りかかっていた”親権問題”なんかもどこかに忘れ去り、息子のために犯した数々の違法行為も咎められることなく“オカン、よく頑張った”で終わってしまうラストも少々、物足りない。まぁ、確かに…鼻息荒くして、息子のために戦うハル・ベリーはもはやゴリラみたいで、ボンドガールやアカデミー賞女優という過去の華々しい栄光とはかけ離れた、また違った迫力はあったけどな。


監督:ルイス・プリエト
出演:ハル・ベリー セイジ・コレア クリス・マクギン リュー・テンプル ジェイソン・ウィンストン・ジョージ


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