大いなる遺産(2012年) | 勝手に映画紹介!?
2018年07月06日

大いなる遺産(2012年)

テーマ:洋画
Great Expectations

日本初登場作品をソフトリリース、または劇場公開前に放送するWOWOWのジャパンプレミアにてエアチェックしておいた「大いなる遺産(原題:Great Expectations)」を鑑賞…過去に何度か映像化されているディケンズの名作文芸作品を再映画化したもの。オイラはもちろん原作なんぞ読んだことはないが…舞台や時代背景を現代のアメリカに置き換え、イーサン・ホークとグウィネス・パルトローが競演した1998年のリメイク映画はけっこう好きで、印象に残っている。てっきり、今回の放送もあの映画かなって思ったら、2012年に作られていた別の作品だったと。

19世紀の英国、とある地方の村…両親を失った少年ピップは、姉とその夫で鍛冶屋のジョージに引き取られ暮らしていた。ある日、墓参りに行った際に、脱走した囚人マグウイッチと遭遇!最初はビックリしたピップだったが、彼に乞われて食事や拘束を解くためのヤスリを差し入れするも、結局、マグウイッチは捕まってしまった。その後、裕福なミス・ハヴィシャムの屋敷に招かれたピップはエステラという少女と出会い好意を抱くが、しばらくして彼女と会えなくなってしまう。やがて成人したピップに匿名の人物が遺産を残したことが判明…ロンドに向かうが…。

基本的なストーリーラインは一緒だね…貧乏で幸薄そうな少年が、脱獄囚と遭遇したり、金持ちの婆さんと少女と知り合ったりしたのがきっかけで、その後、波乱に満ちた人生を送ることになり…最後に驚愕の事実が!的な展開。ああ、でも…主人公が画家だったり、ヒロインが絵のモデルになったり、その後、いい雰囲気になってやっちゃったり(笑)はしないんだな。なんで1998年版の「大いなる遺産」が印象に残っているかっていうと、それはやっぱりグウィネス・パルトローの美しさであり、魔性の女的エロス…脱ぎっぷりの良さが大きかったと思うんだよ。

98年版の方は…全体的に幻惑的でありながらも、現代風なスタイリッシュさもあって、原作が古典文芸だというのを感じさせない面白さがあった。それに比べると…本作は“いかにも”な画作りというか…。ヒロインのエステラ役を演じたホリデイ・グレインジャー嬢もグウィネスと比較してしまうとどこか地味で、エロシーンもなかった(結局、そこか!)。ただ、これはこれで原作の雰囲気や持ち味というのが良く出ているのだと思われる(読んでないからわからん)。19世紀の煌びやかな衣装だったり、謙遜としたロンドンの街並みだったりの再現度は、見応えがある。

そして98年版に負けないくらいの豪華キャストである。イギリスの作品だけあって…イギリス出身の名優たちがズラリと揃った。脱獄囚マグウイッチ役のレイフ・ファインズ(98年版はロバート・デ・ニーロ)をはじめ、ミス・ハヴィシャム役のヘレナ・ボナム=カーター(98年版はアン・バンクロフト)、ジャガーズ弁護士役のロビー・コルトレーン…ほかジェイソン・フレミング、ユエン・ブレムナーなどなど。そういえば今年に入って「シェイプ・オブ・ウォーター」で注目されたサリー・ホーキンスなんかもチョイ役だったけど出てまして、すげ~タイムリーだなと思った。

多くの人はレイフ・ファインズとロビー・コルトレーンを見て“ハリポタ”だって思うんだろうけど…オイラ的には2人とも007出演者だなと、ニヤリとなった。ちなみに監督はハリポタシリーズも撮ったことがある大御所のマイク・ニューウェル…俳優だけでなく、スタッフ陣もイギリス出身の名立たるメンツが揃いも揃ったって感じ。これだけの大作映画…普通にリアルタイムで劇場公開してもおかしくないと思うんだけど、日本では6年間も塩漬けにされたのかって感じだよね。今後、劇場公開されるのか、ソフトスルーになるかわからんけど、機会があったらぜひご鑑賞を!

最初の方でストーリーラインは一緒みたいなことを書いたけど…たぶん原作を読んでいないからだろうけど、マグウイッチがエステラやミス・ハヴィシャムと関係があったりするのが判明する、くだりは素直に驚かされた。98年版はそのあたり、ぜんぜん描いてなかったはずである。デ・ニーロなんか、“ケープ・フィアー”+“アル・カポネ”みたいな感じだっだったもんな(笑)急に…あそこだけ2時間サスペンスみたいに(誉め言葉です)怒涛の真実発覚みたいな展開になっていて、面白かったです。でも、やっぱり映画としては1998年版の方がオイラは好きかな?

「大いなる遺産」という作品には、絶対に“水飲み場でチューするシーン”とかがあるものだとばかり思ってた(笑)まぁ、さすがに“ベサメ・ムーチョ”(98年版では、幾度となく効果的にこの曲が使われる)は19世紀のイギリスにないっていうのは理解できてたけどな(爆)記事冒頭のジャケ画像とタイトルのリンク先はいつものようにAmazonで見つけた輸入盤ソフトです…たぶん、日本語は収録されていないので、もし注文される方がいたらご注意ください。時々、オイラのリンクから海外盤をポチってくれる人がいるんだけど…大丈夫かな?って心配になるよ。


監督:マイク・ニューウェル
出演:ジェレミー・アーヴァイン ホリデイ・グレインジャー ヘレナ・ボナム=カーター レイフ・ファインズ


【Amazonで見つけた海外盤BDです】
Blu-ray Great Expectations[Import] ※日本語収録なし





YouTubeに予告がありました!









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