万引き家族(2018年) | 勝手に映画紹介!?
2018年06月13日

万引き家族(2018年)

テーマ:18年06月の劇場鑑賞映画
万引き家族

【鑑賞日:2018年6月13日】

公開に合わせたかのように、ドンピシャでパルムドールを受賞して話題性充分、是枝裕和の新作「万引き家族」…本公開の前に先行上映もあったし、公開から5日経ってるし、そろそろ空いてきたかな?これ以上、引き延ばしてると…天邪鬼なオイラは、“劇場で見なくてもいいや”って気分になりそうだし…CLUB-SPICEの6ポイントで映画1本無料を使って、タダで見てきたんだけど…すっかり忘れてた、今日は水曜日、レディースデーじゃん。オバチャンとか、保育園に子供を預けてそのままやって来たママ友グループとか女性客中心に、まだまだ混雑してた。

父親の治と息子の祥太は見事な連係プレーでスーパーで万引きをやってのける…その帰り道、商店街で購入したコロッケを頬張りながら歩いていると、団地の隅で1人の少女が寒そうに凍えていた。見かねた治は祥太の反対を押し切り、家に連れ帰る。高層マンションに囲まれた1軒のボロい平屋が2人の住処。そこは母・初枝の家で、他に治の妻・信代、その妹の亜紀も同居。他の家族は2人が少女を連れ帰った事に不満をぶつけるも、食事を振舞う。ゆりと名乗ったその少女を一度は親元に帰すつもりだったが、虐待されてるのを知った信代が心変わりし…。

是枝作品を劇場で見るのは「海街diary」以来かな?「海よりもまだ深く」はバンダイビジュアルのポイントで貰ったブルーレイだったし、前作の「三度目の殺人」は未鑑賞(WOWOWで7月に初放送決定済みだからそれで見る予定)…。カンヌで最高賞のパルムドールを獲ったなんて騒がれてるから、誰も、彼も…とりあえず“傑作”なんて言ってるけど、冷静に見ると…いつもの是枝映画でもありまして、実際にどこかで起こっていそうな、“現代の問題点”を色々と見繕ってぶちこんでみましたな内容…なんか狙ってる感あるよね、と穿った見方もしてしまう。

最初、見ていると…家族構成がよくわからないんだけど、それにもちゃんと理由がある。そっか、この映画は“万引き家族”である前に“●●家族”だったのか。“●●”を書いてしまうと…思いっきりネタバレになるので、オイラは伏せておくがプロの評論家も素人レビューも、そこに踏み込んで感想を書いてる人がけっこういるので…ネットで他人様の感想を調べる時は要注意だろう。オイラは「万引き家族」というタイトル、言葉を知り、見る前は…漠然と押井守の手掛けたOVA「御先祖様万々歳」の第5話“一蓮托生”の前半パートみたいな話を想像してたんだよね。

ちょっと横道にそれるけど…「御先祖様万々歳」が、どういう話かというと、タイムマシンに乗って未来からやって来た孫娘のせいで、親子三人で平凡に暮らしていた家庭が崩壊。紆余曲折(健康な高校生男子が孫娘と同棲したり、父親が強盗をしでかしたり)の果てに…お尋ね者になり、結果的に万引きや食い逃げで生計を立てながら、逃避行を繰り広げると。でもって、第5話の冒頭で、妊婦に扮したヒロイン(孫娘)とお祖父様と呼ばれる高校生男子が連携プレーで万引きをしでかすというシーンが描かれていて…まさに、それがイメージとして浮かんだんだよ。

押井さん自身も公言してるようだし、ファンの間でも定説になってるんだけど…この作品は“裏・うる星やつら”と呼ばれてるんだけど、今になって考えてみると…「万引き家族」であり、細田守の新作「未来のミライ」(あちらは4歳児の前に大きくなった妹が現れる)の先取りだったんじゃねーかとも思うわけで、恐るべし押井守と。ゴメン、本当に横道でした…全てオイラの与太話ですので、軽く受け流しておいてください。えーと、辛口に“賞獲ったけど、みんな傑作って言ってるけど”大したことないじゃんなんて言ってますが、別につまらないとは言ってません。

“万引きを教える、仕事もサボりたがる”バカで駄目な親父だけど…息子(祥太)には慕われ、まさに“友達のように微笑ましい関係”のリリー・フランキーが、ふとした拍子に見せる冷めた眼にゾクリとさせられたり、同様に…その辺にいそうなオバチャン、母親の安藤サクラが…ある人物に“殺す”と脅しをかける時の表情に凄みを感じる。なんだ、こいつら只者じゃねーぞと。その一方で、安藤サクラの、磨きがかかったブスエロ演技(実生活では人妻なんだから、ブスとか言うな)に脱帽。この女優、全然タイプじゃないんだけど…見てるうちになぜか興奮する。

汗ばんで、透けて見える黒い下着…劇中のリリー・フランキーじゃなくても欲情するって。安藤サクラは今までの経歴で…こういう演技ができる女優だってわかってたけど、自称・妹の松岡茉優もそれにひけをとらないエロスを巻き散らし、今までの“おっとり可愛い系”を見ごとに払拭。オイラなんて、今だに「あまちゃん」でアイドル(GMT)やってた頃のイメージが強かったもん。わー、オイラも“4番さん”のように指名して、膝枕してもらいたいなぁ。「海街diary」を見た時、是枝裕和ってむっつりかなって思ったけど…普通にエロオヤジだと思われる(誉めてます)。

今回も現実の日本のリアルを切り取った是枝裕和…海外メディアから“なぜ、日本の首相が祝意(パルムドールを受賞したという栄誉に対し)を示さないのか?”なんて指摘され…色々と論争になったりもしたけど、そりゃ~、“アベノミクスが成功!景気は回復している”なんていまだに自画自賛している人が…本作を見て共感できるわけがない。そういえば…昔、テレビ番組にで「アウトレイジ」は見たって言って、上田晋也に“あんな反社会的な映画を!”ってツッコまれてたよな。米朝会談が終わった今、この件で発言する余裕が首相にあるのか、静観したい。


監督:是枝裕和
出演:リリー・フランキー 安藤サクラ 松岡茉優 池松壮亮 城桧吏 佐々木みゆ 柄本明 樹木希林


【原作本が出てるそうです】
万引き家族【映画小説化作品】







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!










勝手に映画紹介!?さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

SNSアカウント

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

    ブログをはじめる

    たくさんの芸能人・有名人が
    書いているAmebaブログを
    無料で簡単にはじめることができます。

    公式トップブロガーへ応募

    多くの方にご紹介したいブログを
    執筆する方を「公式トップブロガー」
    として認定しております。

    芸能人・有名人ブログを開設

    Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
    ご希望される著名人の方/事務所様を
    随時募集しております。

    Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved.