宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章「発進篇」(2017年) | 勝手に映画紹介!?

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章「発進篇」(2017年)

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章「発進篇」

この間、AbemaTVで「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第一章」をタダで見たんだけど…続きが気になる。そうしたら、ちょうどAmazonプライムビデオで100円均一セール“Amazonビデオナイト”を実施していて…第四章までが各100円でレンタルできたので、色々と悩んだんだけど(前例からすると、ビデオナイトの作品は直ぐに無料対象になる)、やっぱり未鑑賞の第二~四章をポチポチっとしてしまいました(ついでに、あまり評判のよくない「ジョン&パンチ」のリメイク版もポチる)。そんなわけでさっそく「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章」を鑑賞。

ガミラスの青年キーマンに誘われ月面のガミラス大使館でバレル大使と面会した古代進は、キーマンと共に地球に戻り、そこで“コスモリバースシステムがもたらした負の遺産”と呼ばれる驚愕の真実を知ってしまう!なぜ3年という短い間で地球が復興できたのか?古代は、真実を隠してきた地球政府に憤りを感じる。さらにテレザート星への調査航海を藤堂長官に拒否されたことで、古代はある決意を固める。かつてのヤマトクルーたちと共に再びヤマトに乗りこむ準備を始める古代、ヤマトの発進が迫る中、軍上層部が派遣した武装隊がドックに到着し…。

いきなり元ネタになっているオリジナル版の「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」やTVシリーズの「宇宙戦艦ヤマト2」には出てこなかった“時間断層”なる、かなりSF的な設定をぶっこんできたな。詳しい説明は割愛するが、前作「2199」で命がけで取りに行って、地球を救ったアイテム“コスモリバースシステム”にはいい面だけではなく、悪い面も存在した(いや、地球軍としては大助かりなんだけど、古代的にはものすごく嫌悪しているという感じ)、“コスモリバースシステム”のせいで、ある場所だけ“時間の流れが違う”という状況が発生してしまうと…。

だからなんなんだっていうのは、本編を見てください。または、“時間断層”でググれば、「2202」の感想を書いてる人の中で、もっと詳しく説明している人もいるかと思いますのでそちらをご参照ください。ただ、後付けながら、これで“コスモリバースシステム”というネーミングは、単に大人な事情で昔の“コスモクリーナー”が使えなくなって(とオイラが思ってるだけだが)変更したんじゃないという口実ができたのではないだろうか?なんても思ってしまう。古代に”負の遺産”を説明するガミ公も、もっともらしく"地球を蘇らせたものはなんだ?”とか持ち出してましたね。

とりあえず…古代とその仲間たちが、政府が隠してきた秘密のせいで反旗を翻す決意をするんだけど、ヤマトが実際に発進するまでが、ちょっとまどろっこしくて、長いね。発進を食い止めるために武装隊が奇襲をかけてくるところは…旧劇エヴァの戦略自衛隊のシーンをちょっとダブらせる。ただ、武装隊は大した活躍もしなかったけど。クルーの中には、発進の準備段階で脱落者も出てくるんだけど、誰か1人くらいは命を落とす、または負傷するくらいの展開があった方が、ヤマトらしかったんじゃないだろうか?ちょっとダレてたので、そのくらいの驚きは欲しい。

なんとか無事に飛び立ったヤマトの前に…地球連邦の最新鋭戦艦アンドロメダが立ちはだかる!ここはちょっとカッコイイんだけど…逆にヤマトの対抗方法が、まるで"上上下下左右左右BA”を押した後のシューティングゲームの裏技みたいで、なんかショボかったな。その後、ヤマトとアンドロメダが接近してすれ違うところは…やっぱり福井晴敏の脚本だから、本当はホワイトベースとザンジバル(ガンダム)の影響を受けてるんじゃないだろうかと勘繰ってしまう(爆)いやいや、過去のヤマトにもそんなシーンいっぱいあるから、それは考え過ぎだって。

第十一番惑星のエピソードあたりは、ちょっと編集が解りづらいところもあったり…。発進に時間をかけるなら、もう少し救出作戦には、助かるかどうかのタメが欲しいなって思ったりもする。そのあたりのバランスは…元々はOVAであり、将来のテレビ放送を見越して作られているバランスの悪さなのかなと。とりあえず気になるのは土方さんの安否かな?さらばのパターンと違うのかなと…どうなんだろう。古代進と本作からの新キャラ、ガミ公・キーマンのツーショットが多いのはやっぱ小野Dと神谷の掛け合いを意識してるのか?声優目当ての女性ファン媚び?


監督:羽原信義
出演:小野大輔 桑島法子 鈴村健一 大塚芳忠 麦人 千葉繁 久川綾 玄田哲章 神谷浩史 菅生隆之


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宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章(レンタル版)







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