ウェズリー・スナイプス シールド・フォース 監獄要塞(2017年) | 勝手に映画紹介!?

ウェズリー・スナイプス シールド・フォース 監獄要塞(2017年)

ウェズリー・スナイプス シールド・フォース 監獄要塞

WOWOWのハードアクション特集でエアチェックしておいた「ウェズリー・スナイプス シールド・フォース 監獄要塞」を鑑賞…ある意味、今回の特集放送でオイラの中では“本命”だったウェズ兄貴のアクションものということで、かなり期待してたんですけど…ぶっちゃけ“なんじゃこりゃ?”な内容でした。近未来の監獄を舞台にしたSFアクションと聞いていたのでクリストファー・ランバート主演の「フォートレス 未来要塞からの脱出」的なものを想像してたんですけど…SF、アクションというよりはB級ホラーでしたね。監督はそこそこメジャーなジョン・ストックウェル。

テロリストなどから情報を引き出す、AIによる画期的な尋問システム“テンプル”…その“テンプル”が運用されている極秘施設“サイト9”からの連絡が突如途絶えてしまった。アイザック率いる特殊部隊は、元同僚で“テンプル”の設計者でもあるガブリエルを加え、さっそく“サイト9”へと調査に向かう。そして、到着後、隊員たちが施設内に足を踏み入れるとは、そこには死体ばかりで、生存者が見つからなかった!やがて、自動ロックによりアイザックたちも施設に閉じ込められてしまい、さらに“何者か”による襲撃が始まる…無事に、脱出することはできるのか?

ウェズ兄貴は特殊部隊を率いるリーダーの役…隊を離脱していた仲間1人を現場に呼び戻し、連絡が途絶えた極秘施設へと調査に向かう。そこはAIによって色々と管理されていて、なかでも“人間の思考パターン”を読み取って真実を見抜く画期的な尋問システムが“売り”になっている。さらに、現場復帰させた仲間というのが、そのシステムの設計者だった。施設の中に踏み込むと…いるはずの“兵士”たちは皆殺しになっていて無人だった…いったい何があったのか?監視カメラを使って原因を究明しようとするんだけど、映像には改ざんの痕跡もあった。

コンピューター担当のヤツが、ちょちょいと操作すると、兵士たちが“自滅”していく、本当の映像が見つかったりするんだけど、謎は深まるばかりだ。いったい誰が、何のためにこんな映像を?やがて、自動ロックシステムがかかっちゃって、特殊部隊のメンバーも施設内に閉じ込められ、やっと見つけた生存者が“いるはずのないアフガニスタンのテロリスト”だったり…その後、隊員たちは幻覚に襲われたりし、実際に攻撃を受けたりし、中には命を落とす者もでてくる。もしかしてAIの暴走なのか?ハッカー犯人説なんかも飛び出し…ますます事態は混迷していく。

真っ暗で人気のない場所を…ダラダラと歩き回り、時にビビって、パニくってるくらいで、まったくアクションに発展する気配がない。犯人は“オバケ”でもなんでもいいから、早くウェズ兄貴が戦えよって思ったりもする。残り2、30分を切ったところで…真相が判明する急展開。この施設が悪党を見つけるための“尋問システム”だったというのももちろん重要な要素だ。最終的には“仲間割れ”が始まって、立場が違う隊員同士で殺し合い…誰が生き残るのかな?ってお話でした。最後でアクションも一応は拝めましたけど、ウェズリー・スナイプスは主人公じゃなかった。


監督:ジョン・ストックウェル
出演:ウェズリー・スナイプス アン・ヘッシュ デイヴ・アナブル コルビー・ロペス カイル・クレメンツ


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