都庁爆破!(2018年) | 勝手に映画紹介!?
2018年01月03日

都庁爆破!(2018年)

テーマ:日本TVドラマ
都庁爆破!

昨晩、TBSで放送になった新春スペシャルドラマ「都庁爆破!」を鑑賞…高嶋哲夫の同名小説を映像化したもの。この著者の作品は読んだことがあるけれども、本作の原作は未読…直近だと(といっても1年以上前)「追跡 警視庁鉄道警察隊」というミステリー小説を読んだな。ドラマの方は、タイトルまんま…都庁がテロリストにより爆破され、さらには展望台にいる民間人を人質に取られてしまい、事件に巻き込まれた爆発物処理が得意な元自衛官、長谷川博己と元CIAの米国国防総省情報次官、吉川晃司が勝手に乗りこんでいって、退治するっていうお話。

12月24日、クリスマスイブの新宿…元自衛官の本郷裕二は、妻の麻由子、娘の朝美と待ち合わせをするのだが、知人である米国国防総省の担当次官・ケイン高村と会う用事があり、直ぐに出かけなければならなかった。そこで麻由子と朝美は一足先に都庁の展望台へと向かう。本郷はホテルでケインと久しぶりに再会、お互いの近況を語り合っていたのだが…その時に、尋常じゃない地響きが!直ぐに爆発だということを察知した本郷、その後、都庁が爆破されたという情報が入ってきてた!妻子の安否を気遣う本郷はケインと共に現場へと向かうが…。

簡単に説明するとバディ色を強くした和製「ダイ・ハード」でした…“臭いものには蓋をする”体質の無能な“政府や内閣”を皮肉り、その“無能な政府”は日本だけじゃなかったりなんていうメッセージを発しながら…あとはお決まりの“仕事人間”だった主人公が、事件に巻き込まれたのを機に、家族関係の修復も図ってしまうという…お約束感満載のドラマです。同じように爆発したけど、少々肩透かしだった押井守の劇場作品「THENEXTGENERATIONパトレイバー首都決戦」よりは…がっつり都庁が壊れ、TV作品にしてはCGもよく出来ていた方じゃないですかね?

個人的に誉めたい点は“SIT”の呼称の仕方がちゃんと“エスアイティ”だった点…2016年に放送されたフジテレビの2時間ドラマ「特命指揮官 郷間彩香」では、相変わらず警察関係者が“シット”と連呼していてかなり間抜けだったのを思い出す。本作も…ストーリー的にはツッコミどころも多く、テロリストたちに主人公や警察関係者の動きが筒抜けなのに、意外とテロリスト側の反撃がぬるい。主人公たちが言うこと聞かなきゃ、さっさと爆弾や毒ガス使っちゃえよ(笑)でも…完璧に主役を食う形となった吉川晃司のアクションで、細かいところはどうでもよくなる。

元CIAという設定の怪しすぎるキャラクターでして…人前で、拳銃だってバンバンと撃ってしまう、どっちがテロリストだからわからん!それに比べると主役のはずの長谷川博己がまったくオーラがないんですけど…。この存在感、出ずっぱりなのに特別出演だった三池崇史の「漂流街」を思い出す、さすが“シンバルキック”の吉川晃司…50を過ぎて、アクションはまだキレキレ!きっと2016年公開の「さらば あぶない刑事」の悪役も、撮影前のスタント練習で事故さえ起こさなきゃ、もっと派手に暴れまわったのではないだろうかと、今さらながらに残念に思う。

そういえば、既に地上波では放送済みだが、本日、偶然にもWOWOWで「さらば あぶない刑事」が初放送となる。吉川ファンはちょっとした“祭り”だな、こりゃ(笑)原作通りなのかどうかは定かじゃありませんが…陣頭指揮を執る寺島しのぶ演じる“女知事”の名前が大池由紀子というのも笑いどころ…やっぱモデルは小池百合子?どうせなら主役の長谷川と「シン・ゴジラ」繋がりで余貴美子をキャスティングしても面白かったかも…「シン・ゴジラ」の花森防衛大臣も小池百合子がモデルになっているというのは、ファンの間で定説になっている有名な話だ。


演出:平川雄一朗
出演:長谷川博己 吉川晃司 優香 和田正人 リリー・フランキー 小澤征悦 寺島しのぶ 渡部篤郎


【ソフト発売も決定したみたいです!】
DVD 都庁爆破!




★高嶋哲夫原作の劇場映画と言えば…これが有名、当時の投稿を手直しして再掲載★




ミッドナイトイーグル(2007年)→過去の感想はこちら(クリック)

かつて戦場カメラマンとして活躍した西崎優二は、戦場で遭遇した悲劇と、病気で妻を亡くしたショックで、今は山中にこもり、星空の写真を撮り続ける毎日。そんな優二を見かねて、義妹の慶子は優二の息子・優を自分が引き取って育てると言い出す…。ある夜、優二がいつものように星空の写真を撮っている時、上空を赤い光が飛んでいき、思わずシャッターを切る。優二が撮った写真から、自衛隊絡みのスキャンダルではないかと考えた、優二の後輩で新聞記者の落合信一郎は、嫌がる優二を急き立て、真実を求め二人で北アルプスへ向かうのだが…。

当時、レンタルDVDで鑑賞…劇場公開時の評判も悪く、ソフトリリース後のAmazonのレビューもボロカスだった。この題材なら、普通に考えてアクション要素も充分、期待しちゃうところだけど…織田裕二の「ホワイトアウト」よりもなっちゃいないです。自衛隊と敵工作員が雪山でドンパチやってるのに、なぜかカメラは大沢たかおと玉木宏のアップばかり追うしね…女性ファンを意識しすぎだろうよって感じでした。で、たまに自衛隊員とか敵の工作員が写っても、雪と同化してて何をやってるかわからん。その前に、日本はいったいどこの国と戦ってたんだよ?

そういうの逃げちゃいけないなぁ~、「007 ダイ・アナザー・デイ」だって、「ステルス」だって、はっきりと敵国の名前出してたじゃんか。問題があるんだったら、せめて架空の国名でもでっちあげろよ。そんな風に逃げ腰なんで、まったくリアリティを感じません。あの藤竜也の総理役もなんとかしてほしい…日本がこんな危機的状況に陥っているのに、一人でビルの上でいじけてるんだぜ。で、最後に「おっちゃんがすべて悪いんだ」とか言い出すし…総理の貫録なし。政治不信の昨今…せめて、映画の中だけでも頼れる日本政府、総理大臣を描いてほしいよな。

竹内結子の存在もなんか意味わかんない。あれだけ主人公を糾弾し、かっこつけて、甥っ子を引き取ったくせにほったらかしだし。普通、銃で撃たれた時点で、スクープより警察行くだろ。結局、この女も主人公と同類で、自分の仕事のことしか考えてない女だっていうのがよくわかります(笑)GPSを使った追いかけっこと、その後の展開なんかも、メチャクチャだったなぁ。アクションか、人間ドラマか、ポリティカルな部分か…どれか一つでも突出した面白さやリアリティがあれば、多少なりとも好意的になってあげないこともないのに、どこをとってもダメダメ。






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