2018年01月02日

疾風ロンド(2016年)

テーマ:邦画
疾風ロンド

元旦にWOWOWでエアチェックした「疾風ロンド」を鑑賞…東野圭吾の同名作品の映像化。原作はスキー場を舞台に毎回サスペンスを繰り広げるシリーズもので、過去に原作1作目の「白銀ジャック」をテレビ朝日が渡辺謙主演で映像化している。今回の主演は阿部寛…といっても、演じるキャラクターは異なる。共通の登場人物も出てきたりするのだが、そちらもキャストは変更になっている。映像作品はボチボチ見てるけど、小説の方はあまり読まない東野作品…このシリーズは珍しく3作目までちゃんと読んでるいる(でも、正直、微妙な内容ばかり)。

妻に先立たれ、中学生の息子・秀人と2人で暮らしている医科学研究所の主任研究員・栗林和幸…ある日、職場から違法な生物兵器“K-55”が盗まれているのに気づく。慌てて所長の東郷のもとへと相談に向かうが、東郷は既に状況を把握。実は研究所をクビにされた元研究員の葛原克也が犯人で…東郷を脅迫して金を要求していたのだ。やがて警察から葛原が事故死したという連絡が!東郷は脅迫の事実を隠し、栗林に“K-55”の奪還を命じる。手掛かりは葛原が使った脅迫写真…隠し場所が野沢温泉スキー場であるというところまで特定するが…。

原作小説も意外とツッコミどころ満載で…細菌兵器を盗み出した脅迫犯が初っ端で事故死しちゃうとかかなり間抜けな展開。その盗まれた細菌兵器を、何の取り柄もない中年のオッサンが…隠し場所のスキー場で右往左往しながら探すという話。隠し場所の目印は“発信機付きのテディベア”で…主人公のオッサンは受信機を片手に、ゲレンデや立ち入り禁止区域を探し回り、謎の人物と争奪戦も繰り広げる。原作を読んだ時にも思ったんだけど…“発信機自体が、第三者に移動させられてしまっている”という可能性・事実を疑わないのがとにかくもどかしい。

良くも悪くも原作まんまなイメージ…いや原作以上の馬鹿馬鹿しさ。“あのレベルの小説”の内容だと“笑い”に走るしかなかったというのも、納得か?無理にミステリーやサスペンスを強調するよりはむしろ良かったのかもしれない。過去の東野原作作品を引き合いに出すと、壮大な馬鹿映画と化していた堤幸彦の「天空の蜂」よりは多少はマシだ。ついでに言うと、「トリック」以降の似たような阿部寛の大げさなコメディ演技はもう見飽きたかな。映画を見る前はてっきりスキー場パトロールの根津役だと思っていた、それにしちゃ原作の設定より老けてるなとも。

阿部寛が演じたのは…細菌兵器探しに翻弄される間抜けな中年オヤジの方でして、劇中の息子からも“ウザがられている”という設定。一面銀世界のスキー場が舞台だからか、“寒いギャグ”が“滑りまくって”いるという(笑)阿部寛が演じているのだとばかり、勘違いしていた根津役は…大倉忠義というジャニタレ。一瞬、キム●クかと思ってしまったほど…スカし顔が鼻につき、演技が拙いところも先輩にソックリであった。このキャラクターは、原作だとレギュラーキャラで、世界観を繋ぐ重要な役割を担っている。ドラマの「白銀ジャック」では岡田将生が演じてた。

根津の相棒役である女性スノーボーダーが、これまた大島優子というガックリな人選…本作の監督は吉田照幸が担当していて、そういえば公開中の「探偵はBARにいる3」でも元AKBの前田敦子を起用してましたね。映画会社やスポンサーの意向なのか、監督の好みなのかわからんけど、もうちょっとちゃんとした女優をキャスティングしてほしい。でも、まぁ、マジでギャーギャーうるさかった前田より大島の方がウザさは軽かった(爆)明らかにスタントマンが演じているスキーやスノボの滑走シーンはスピード感があり、そこだけは昔の007みたいで良かったです。


監督:吉田照幸
出演:阿部寛 大倉忠義 大島優子 ムロツヨシ 堀内敬子 戸次重幸 濱田龍臣 でんでん 野間口徹


【DVDソフトの購入】
DVD 疾風ロンド







人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!










勝手に映画紹介!?さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

SNSアカウント

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

    ブログをはじめる

    たくさんの芸能人・有名人が
    書いているAmebaブログを
    無料で簡単にはじめることができます。

    公式トップブロガーへ応募

    多くの方にご紹介したいブログを
    執筆する方を「公式トップブロガー」
    として認定しております。

    芸能人・有名人ブログを開設

    Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
    ご希望される著名人の方/事務所様を
    随時募集しております。