2017年11月05日

美味しんぼ(1996年)

テーマ:邦画
美味しんぼ

WOWOWで佐藤浩市主演の新作ドラマ「石つぶて ~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~」の放送が開始されるのに合わせて、過去の出演映画の特集放送が組まれたんだけど…その中に気になる作品が!今から約21年前に、同名の人気コミックを実写化した「美味しんぼ」だ。劇中で“長年確執のある主人公親子”の役を…リアル親子の佐藤浩市と三國連太郎が演じたことでも当時話題になった。むかしレンタルか何かで見た記憶はあるんだけど…実写作品には唐沢寿明主演のドラマ版もあったりするので、内容がごっちゃになってるところも…。

創立100周年を迎える東西新聞社は、記念事業として最高の料理をよりすぐる“究極のメニュー”という企画を始動させることに。美食家として知られる陶芸の大家・海原雄山に監修を依頼し、社員の中からは“味利き”のテストで合格した山岡士郎と新米の栗田ゆう子が担当を任されることになったのだが…山岡と雄山が実の親子で、2人の間に確執があったことから、雄山は企画を降りてしまう。それどころかライバルの帝都新聞で“至高のメニュー”なる企画を始めることが明らかに!さらにその情報を仕入れた週刊誌が“究極VS至高”の対決を企画する。

原作はそんなに読んでないんだけど…TVアニメは毎週欠かさず見てました。今だと、お金のかかった邦画はみんなコミックやアニメの実写化でして…けっこう抵抗があったりする人も多いと思うんだけど、こういう風潮って今に始まったわけではなく、実は昔も普通にあったってことだよね。本作は松竹映画だったけど…同じ松竹の看板映画の一つである「釣りバカ日誌」だって、もとをただせばコミックが原作である。本作は残念ながら1本だけで終わってしまったんだけど…プロデューサーの奥山和由がブイブイ言わせてた頃なので、キャストも豪華でなかなかだ。

物語は…新聞社が“究極のメニュー”を立ち上げるところから始まり、ぐうたら社員の山岡に料理の才能があったり、偏屈ジジイの海原雄山と何か訳ありで、その後…実の親子であることが判明し、長年に渡って確執があったなど、原作ファンにはお馴染みの設定を丁寧にちゃんと描いているので…いちげんのお客さんでも問題なく見れる。コミックやアニメを先に見ていると…山岡のイメージは、佐藤浩市よりもドラマ版の唐沢寿明の方が近いようにも思えるのだが、作品の要である実父・雄山との距離感は…リアル親子・三國連太郎との演技合戦にかなわない。

作中で父親に認められたい士郎と、そんな息子を突き放してしまう雄山が火花を散らすところは、そのまんま役者として親子共演する羽目になった佐藤と三國にシンクロしており…当時から報道されていた“不仲説”なんかも後押しになり…画面からもの凄い緊張感が伝わってくる。その一方で、自分がアニメで見ていた海原雄山よりも、より人情味が強く、後半で少しずつ見せていく“息子への優しさ”にグっときてしまう三國の演技。厳しさと優しさ…二面性を兼ね備えたカリスマぶりは、それこそ「釣りバカ日誌」の鈴木社長、スーさんにも通じており、ハマリ役。

ヒロインの栗田ゆう子を演じる羽田美智子も…この人の持ってる“素の天然っぽさ”がうまく出ていて、佐藤、三國の険悪ムードを緩和させるのにちょうどいい存在であった。士郎の妹のような存在・里美を演じた遠山景織子もこの頃は超絶可愛かった。見終わった後は“干物”と“煮豆”が食べたくなる。でも、“煮豆”のエピソードとか見ちゃうと、“作り置きして、レンジでチン”することに妙な罪悪感も覚えてしまうのはなぜだろう(笑)現在、DVD化されてないのね…もしかしてWOWOWのハイビジョン放送は貴重だったか?もちろんオイラは保存版にします。


監督:森崎東
出演:三國連太郎 佐藤浩市 羽田美智子 遠山景織子 竜雷太 芦田伸介 田中邦衛 樹木希林 財津一郎


【未DVD化…VHSソフトしか出てません】
VHS 美味しんぼ







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