ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年) | 勝手に映画紹介!?
2015年04月17日

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年)

テーマ:15年04月の劇場鑑賞映画
ソロモンの偽証 後篇・裁判

【鑑賞日:2015年4月17日】

ひとつ前にアップした「ワイルド・スピード SKY MISSION」の書き込み…もう1本映画を見に行く合間に慌てて書いてたんで、鑑賞日は間違えてるわ、他にもいつも以上に誤字脱字が目立つわ、酷いものだった(気づいたところは訂正済)。えっと、本日2本目の劇場鑑賞、「ソロモンの偽証 後篇・裁判」を鑑賞し終えて帰ってきました。3月に見に行った「ソロモンの偽証 前篇・事件」の続きです…宮部みゆきのやたら分厚く、巻数も多い同名の小説をメジャー邦画の主流になりつつある、流行りの2部作で映画化したものですが、原作は未読です。

柏木卓也の転落死が発端になり、巻き起こった一連の騒動…藤野涼子は、事件の真相を見極める為、卓也の親友で別の中学に通う神原和彦らの協力を得て学校内裁判の開催までこぎつけたのだが、卓也を殺したと疑われている被告人・大出俊次が出廷を拒否するなど前途多難。彼の弁護を担当する神原は、裁判に出席させようと尽力を尽くす。一方、検事役を担当することになった涼子は、目撃者の三宅樹理を証人として出廷させようと説得を試みていた。そんな中、卓也が死の直前に不審な電話を受けていた事実が判明、涼子はこれに着目する…。

見せ場の裁判がぜんぜん始まらないという致命的な欠陥がありながらも、ところどころホラーのような怖さもあった前篇のインパクトはなかなかのもので、“早く後篇が見たい!”という気持ちにさせるクライマックスの寸止め感と合わせて、思いのほか気持ちを高ぶらせてもらったんだけれども…期待しすぎたのがいけなかったのか、ようやく核心部分に迫り始めた後篇に突入した途端、明かされる真実がそんなに大したことが無かったりして、少々、肩透かしをくらってしまったかなと。もっとドロドロとした法廷劇が繰り広げるかなと思いきや、行儀が良すぎたな。

いや、つまらなくないんだよ…生徒が主なので、出番こそ少ないものの脇を支えるベテラン、中堅陣(大人の役者さんたち)の好演がやっぱり良くてですね、ドランクドラゴンの塚ちゃん扮する松子(前篇で事故死したデブ女)の親父さんが、当初は死んだ娘がおもちゃにされるんじゃないかと裁判開催に懐疑的だったのに、主人公たちを援護するような発言し、裁判の進行を邪魔するうるさい外野連中を一蹴するところで、思わず涙腺がゆるんできちゃったりしたもん。当事者とそうでない人間の温度差っていうのが、ああいうところでよく描けているなって思った。

前篇の時は…主役の女の子、藤野涼子(役名と役者名が一緒)ばかりに目が行ってしまっていたが、弁護役を引き受ける、謎多き他校の生徒・神原くんも、目力あってなかなか迫力のある芝居をしていた。でも、生徒の中で一番男前だったのは裁判で判事を担当したガリベンの眼鏡くん。前篇ではいけ好かん野郎でね、どう見たって、出来損ないのハリー・ポッターにしか見えなかったが…実際に裁判が始まってからは本物の裁判官顔負けに、采配を振る姿が頼もしいの一言。木槌をたたいて「静粛に!」なんてセリフに何の違和感もなかったもんなぁ。

“裁判”という副題がついているが…個人的には“謝罪”でも良かったんじゃないかなって思ったり。やたらとみんなが“ごめんなさい”“すいません”って謝りまくるんだもん、この映画の本当のテーマはズバリ、ソレだろう…人間というのは誰しも過ちを犯すのは当たり前で、どこでその過ちに気づき、相手に謝るかが大事なんだよなというのを気づかせてくれる映画だった。最後はみんなの憑き物が落ち、晴れ晴れしすぎ…謝って済めば警察も要らないだな。一点、転落死した柏木くんに関しては…興ざめしたというか、死んで当然じゃねって思ってしまう面もあった。


監督:成島出
出演:藤野涼子 板垣瑞生 佐々木蔵之介 夏川結衣 永作博美 黒木華 田畑智子 松重豊 尾野真千子


【原作小説はこちら】
ソロモンの偽証: 第III部 法廷 上巻 (新潮文庫)
ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫)






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