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2015年09月30日

嘆きの天使 ナースの泪(2015年)

テーマ:邦画
嘆きの天使 ~ナースの泪~

久しぶりに風邪をひいてしまいまして…昨日は一日、クスリを飲んで寝てました。おかげさまで、今日は普通に歩けるくらいまでは回復したんだけど、まぁ、油断は禁物ですよね。えっと、病み上がりの一発目がコレかよって感じなんですけど、WOWOWでエアチェックしておいた「嘆きの天使 ~ナースの泪~」を鑑賞。前に比べて、あれもこれもとWOWOW放送のエロVシネに手を出すことはなくなったんだけど、城定秀夫監督作品だけは別でして、けっこう楽しみにしている。これ、前回のオンエアを録り逃していたんだけど、ようやくリピート放送がありました。

とある病院に勤務する看護師の桃子…夜勤中に、ナースコールで呼ばれて、病室に行ってみると、そこでは先輩ナースが患者と行為の真っ最中だった!悪びれる様子もない先輩にチクリと釘を刺したりもする生真面目な性格の桃子だが…プライベートでは既婚医師の二階堂と不倫関係に陥っていて、もちろん周囲には秘密にしている。身体だけの関係と割り切りつつも、稀に感情的になってしまうことも…。ある朝、通勤途中の桃子は、交通事故の現場に遭遇…被害者の大学生タツヤは桃子の病院に運ばれ、そして桃子が担当をすることになるのだが…。

城定作品にしては、トリッキーな演出があるわけでもなく、単純にエロを楽しむ話なのかな?でも、その単純にエロを楽しむというのがけっこう難しくてですね、ねーちゃんの裸や濡れ場を見せれば興奮するのかっていうと、中高生でもあるまいし、意外と難しいところ。そのエロをちゃんとエロく撮れるのが、やっぱり城定秀夫という監督なわけで、こんな作品を見た後だと、病院へ行ってナースを見ただけで、変な目で見ちまうよなぁって…そういう気分にしっかりとさせてくれる。実際に、変なことはしないから安心してくれ、それくらいの自制心はちゃんとあるぞ!

主役のナースを演じた神咲詩織って女の子、確かに可愛らしかった。周囲には生真面目な性格で通っていて、先輩ナースが患者とヤってるのを無表情で咎めたりするんだけど…その直後に、トイレに駆け込んで、ひとりHとかおっ始めちゃう、ギャップに萌えさせられる。真面目なナースだって、本当はHなことを考えてるんだって。それどころか、プライベートでは不倫を楽しむいけない女だった。外面クールな女の子の日常なんかも、ギャップ萌えな魅力の一つ…自宅でくつろいでる時、不倫相手に甘えてる時の下着姿にエロスが滲み出ている。

そんないけないナースに、患者の大学生が惚れてしまったことから徐々に変化が起きると!確かに、オイラみたいに女にモテない野郎は、たま~にこういう仕事で優しく接してくれるおねーさんに、変な勘違いをしてしまうことってあるよ。本作はそういうストレートなお話だったね。で、例のHな先輩ナースが、自分の体験談を踏まえて、大学生に色々とアドバイスしたりするんだけど「桃子さんはそんなんじゃない!」とか、初心なこと言っちゃう。だから、その桃子さんだってひとりHもしてるし、不倫相手とあんなことやこんなこともしてるんだって!

そこでHな先輩ナースも一言…「それってアイドルはう●こしないって思ってるヤツと一緒だぞ」って(笑)とどめをさしてしまった(笑)それでも主人公ナースを信じていた大学生だけど、さすがにナースステーションで不倫相手と乳繰り合っているのを目撃してしまっては、ぐうの音も出ない。ナースのねーちゃんも、現場を見られていたっていうのに気づいて、言い訳をするために追いかけてくるんだけど…大学生の方も本性を現すというか、どさくさにまぎれて「俺にもヤラせろ!」発言…思わず笑う。さて、ナースと患者はどんな関係になっていくのか?

結果から言うと…白衣の天使であるナースも、1人の女には違いないっていう当たり前な展開ですね。ストレートすぎる“ヤラせろ”発言にはさすがにドン引きしたが、気持ちいことは大好きだし(キッパリ言ってた)、気になる相手だったら、まぁ、いいかって。相手は初心だし、怪我人だし…ヒロインの手とり足とりなご奉仕シーンはなかなかでした。実は細かい伏線があって、最終的に不倫関係を清算したり、勢いでしちゃった関係だって、恋愛は恋愛だっていう清々しさも感じるラストだったり…意外とほっこりさせられる部分も。フツーに楽しめましたよ。


監督:城定秀夫
出演:神咲詩織 広瀬奈々美 小中文太 千葉誠樹


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2015年09月28日

ブラック・ハッカー(2014年)

テーマ:洋画
ブラック・ハッカー ブルーレイ&DVDセット

WOWOWの秋のサスペンス特集でエアチェックした「ブラック・ハッカー」を鑑賞…ちょっと前にツタヤの準新作セールで借りようと思っていたのだが、全部レンタル中で借りれなかったんだよね。アイドル女優の追っかけサイトを運営しているオタク青年が、とんでもない陰謀に巻き込まれていくというノンストップ系のサスペンススリラー…主演は「ロード・オブ・ザ・リング」のフロドほか、最近ではリメイク版「マニアック」の怪演なんかも記憶に新しいイライジャ・ウッド。今現在、リリースされているセルソフトはブルーレイとDVDがセットになったコンボ仕様のもの。

人気女優ジルのファンサイトを運営している青年ニック・チェンバーズ…ある企画で、ジルと直接会って食事ができるという権利を獲得し、ホテルで待機していた。ジルは新作映画の記者会見に臨んでいる最中で、ニックもその様子をネット中継で見ていた。そんな時、コードと名乗る謎の人物から連絡が!ジルとの食事がキャンセルになったという。さらにコードとの会話を続けると、突然、ジルのスマホをハッキングした盗撮映像に繋がる!戸惑いながらもニックは、コードの指示で盗撮や盗聴を続けてしまい、恐ろしい陰謀に加担させられていくのだが…。

今風の映画ですね…WEBカメラ超しに展開される映像をリアルタイムで追っていく。時には監視カメラ、車載カメラ、PCやスマホからの盗撮映像、時間差トリックを用いた録画映像など複数の映像が入り乱れることも。コンピュータに精通した謎の人物からの指示で、人を気絶させたり、追手から逃げ延びたりする主人公の姿は、さらなが「24」でクロエのアドバイスでミッションを遂行するジャック・バウアーのようでもある。犯人に仕立てられそうになったり、魔の手が伸びる女優を助け出そうとしたり…パトカーや犯人の車とカーチェイスまでやってのける。

最初は一般人がネットトラブルに巻き込まれてしまう恐怖を描いた作品なのかなって思っていたんだけれども…途中で感じた「24」っぽいっていう印象もあながちハズレではなくてですね、後半でオイオイっていうどんでん返しがあり。いや「24」っていうよりは「ミッションインポッシブル」の方が近いかな?思いのほか“荒唐無稽”な作品で、ビックリしたのは確かなんだけれども…映像のテンポ、スピード感で、グイグイと引っ張り込まれちゃいまして、そこにのっかっちゃえば、普通に楽しめる。映像がガチャガチャしすぎでちょっと疲れるけど…良く言うと臨場感?

導入部の安っぽいSF描写もけっこうツボだったり…一応、作品のヒロインである女優が主演している映画のトレーラー(予告編)だったっていうオチなんだけれども、この劇中映画の雰囲気が、ジョン・カーペンターの映画みたいなんだもん。あとは、ターゲットの女優が、犯人に操られた主人公の指示で、モニター越しに胸をチラ見せするところとか、けっこうエロチックだよね。ちゃんとオッパイをポロンしててポイント高い!実際にネットにプライベートなエロ動画が流出しちゃった女子なんかは、このヒロインみたいに、何もかも消し去りたいんだろうなぁ…。


監督:ナチョ・ビガロンド
出演:イライジャ・ウッド サーシャ・グレイ ニール・マスケル アダム・キンテーロ イバン・ゴンサレス


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2015年09月27日

コールド・バレット 凍てついた七月(2014年)

テーマ:洋画
コールド・バレット 凍てついた七月

劇場未公開の作品をソフトリリース前にオンエアするWOWOWのジャパンプレミアでエアチェックした「コールド・バレット 凍てついた七月」を鑑賞…自宅に侵入したこそ泥を正当防衛で殺してしまった主人公が、その後も奇妙なトラブルに巻き込まれていくというサスペンス。主役のマイケル・C・ホールっていう役者は、WOWOWの解説によるとTVシリーズの「デクスター 警察官は殺人鬼」に出ているらしいのだが、見てないのでよくわからん。オイラ的にはサム・シェパードやドン・ジョンソンという共演のベテランおっさん俳優の方がツボだったりする。

1989年のテキサス東部…妻と息子と暮らすリチャード・デインが寝ていると、家の中で物音がして、泥棒が侵入していた。リチャードは護身用に持ち出した父親の形見の銃を発砲し、泥棒を射殺してしまう。事情を説明し、警察からは正当防衛が認められるのだが…周囲から奇異の目で見られ、落ち着かないリチャード。自分が殺した男が埋葬されると知り、墓地まで出かけるのだが…そこで死んだ男の父親で、刑務所帰りのベンと遭遇。ベンは息子の復讐を企てていて、リチャードを脅してくる。家族の元へ急いで帰り、警察に相談を持ち掛けるのだが…。

一番安全だと思っている自分の家の中、夜中に賊に侵入され、事もあろうか正面切って鉢合わせしてしまったら、いったいどんな恐怖が襲ってくるだろうか?ニュースや新聞を見たり、読んだりしてても、やたらと“殺人事件”の文字が躍る昨今…自分たちだってまったくの他人ごとではないはず。ただし、その家に侵入してきた相手を殺してしまったら…別の話。自分の身を守っただけなのに、下手すりゃ過剰防衛で捕まってしまうだろうし、正当防衛が認められたとしても、マスコミや一般の人たちは「なぜ殺した」と色々と責め立てるんだろうなぁ~。

ただまぁ、この映画は銃社会のアメリカの話だし、今よりもちょっと昔、80年代末期なんていう時代背景も手伝ったりするのだろう、あっさりと正当防衛が認められちゃいまして、悪党をよく倒したなんてあからさまに褒めたたえる輩なんかもでてくるわけですよ。でもね、当事者としては…“人を殺してしまった”という責苦を負っているわけ。精神的に追い詰められ、嫁さんとの関係もギスギスしちゃったり。そういった気持ちを払拭しようと、自分が殺した男の埋葬に立ち合おうって思うんだけれども…そこで殺した相手の身内とバッタリ遭遇しちゃうんだよ。

蛙の子は蛙…殺した泥棒の父親もムショ帰りだった!よくもウチの息子を殺してくれたなぁ~って殺気立った親父サム・シェパードは、暗に復讐をにおわす言葉を発し、ビビった主人公は警察に泣きつくんだけれども…証拠がないから何もできないよって、まともに捜査しようとしない。仕方なく、家に戻るんだけれども、玄関の鍵や警報装置が壊され、何者かが侵入した痕跡が!やっぱり“お礼参り”は現実のものとなってしまうのか?ようやく事態を重くみた警察も積極的に動き出し、家の中に警官を常駐させ、外からの監視も絶やさないようにするのだが…。

このあたりの何かが起きそうな緊張感はハンパなくてですね…主人公が夜眠れずに、電子レンジでミルクを温めたりするんだけど、そんな動作だけでも、なんか妙にドキドキしてしまった。さらに作品の雰囲気が徐々に変わり始める…警察の組織ぐるみの陰謀が発覚!真相を追いかけているうちに、どうやら自分が射殺した相手が警察発表と違うんじゃないかって結論に達する主人公。すると、自分がおっさんに命を狙われるのも筋違いなんじゃないかと…。射殺した相手の正体ならびに、おっさんの本当の息子探しが始まるわけなんだけど…。

主人公とおっさんはいつの間にか共闘、さらにおっさんが助っ人として知人の探偵を引き入れるんだけれども、それがドン・ジョンソン。後半はただ者ではなかったおっさんが大暴れする、アメリカ版「龍三と七人の子分たち」みたいな展開になるわけよ…いや仲間は少ないけど、サム・シェパードは藤竜也が演じた龍三親分みたいな存在だった。勢いで巻き込まれちゃった主人公…結局、自分が殺した男の正体はつかめてないんじゃないか?それどころか、警察等司法組織の工作を色々と駄目にしちゃったわけだけど…犯罪者に狙われるより怖いんじゃないか?

つーか、犯罪者一人殺してあれだけ悩みまくったのに、最後は銃を撃ちまくってスッキリかよ。そのあたりが消化不良に感じたりもする。一緒に行動しているうちに仲間意識が芽生えてしまったなんて理屈じゃ、ちょっと割り切れないんじゃないかって思ったりもしたんだけど…。色々な人の“犯行”が杜撰に見えちゃったりもするんだけど、そこはホラ…80年代末期って話だから、まぁ、いいかって押し切れちゃう強みはあるかな?主人公たちの行動に大きく貢献するあるアイテムが、VHSテープというのが如何わしくもあり、余計に時代を感じさせるのよ。

ツッコミどころもあるけれども、全体的な雰囲気は嫌いになれない。ドンパチもあったし、満足度は高めです。海外の映画データベースサイトIMdbでは平均点が6.8、米Amazonなんかだと★4つから4.5が平均(DVDやブルーレイなどソフト種類によって星の数が前後)とまずまずの評価。日本でのソフト発売は12月4日とちょっと先…残念ながらDVDのみのリリースとなる模様。WOWOWでは10月5日にリピート放送あり…初回で見逃してしまった人、ハイビジョン画質で楽しみたい人は視聴・録画をお忘れなく、音声は5.1chに対応してました。


監督:ジム・ミックル
出演:マイケル・C・ホール サム・シェパード ドン・ジョンソン ヴィネッサ・ショー ブローガン・ホール


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2015年09月26日

ランニング・マン(2013年)

テーマ:洋画
ランニング・マン

今日はBDレコが2番組同時録画でフル活動している時間帯が長く…しかもHDDの容量が少なくなってきたので、DRモードではなく、画質を落として録画していた。こういう状況でHDDの再生をしてしまうと、録画中の番組がDRモードに切り替わってしまい、容量が足りなくなる危険があったので…録画の合間を縫って、短めの作品を1本だけ鑑賞したよ。ちょうど、WOWOWの秋のサスペンス特集でエアチェックした「ランニング・マン」という作品が本編73分という短さだったのでこれにする…タイトルまんま、ジョギング中の男が何者かに襲われるというスリラー。

家族に囲まれて幸せに暮らすポール…しかし勤め先では人間関係のトラブルもあり、気を使う毎日である。そんなポールは自宅に戻り、日課のジョギングに出かけたのだが…突然、見知らぬ車がポールの前で急停車!やがてその車がポールを追いかけてきた。慌てて逃げるポールだが、なかなか車を振り切れない!逃げながら、ポールは自分の日常を振り返り、心当たりを探し始める。自分を見下す態度の同僚、関係を拒絶し浮気疑惑が浮上した妻…誰かが自分を狙っているのだろうか?やがて車から降りた犯人と直接対峙、反撃のチャンスが到来する。

とりあえず、なんか人間関係のトラブルを抱えていそうな雰囲気濃厚の中年リーマンオヤジが主人公で、日課のジョギング中にああでもない、こうでもないって、考え事をしていると…そこに謎の黒塗りの車が現れて、襲い掛かってくると。おっさんはハァハァと息を切らせながら走り続け、アイツやコイツが犯人じゃないかと考えあぐねる。走りながら、自分の過去がプレイバックするなんておおまかな構成だけ見ると、ちょっとSABUの「弾丸ランナー」なんかを思い出してしまうのだが、ぶっちゃけ、あそこまで疾走感もないし、インパクトもない内容。

逃げてる間にプレイバックされる過去シーン、日常シーンがとにかく退屈だった。いろいろなことでウジウジしている、くたびれた中年オヤジの姿なんか見ても、なんにも面白くない。会社で同僚が女を連れ込んでHしてるところを目撃!ムラムラしたまま自宅に帰ったオッサンはさっそく嫁さんを後ろから抱きかかえてコトに及ぼうとするんですど、「やめて!」と拒絶されてしまう。その前後の嫁さんの怪しい言動から、浮気を疑いだす主人公…仕方なく、1人でPCのアダルト映像でひとりHをはじめるって、なんか見ているだけで惨めになっちゃうよな。

やがて、車を降りた犯人と直接対決になるんですけど…犯人だと思っていた人物は、なんと警官でした!って、殴っちゃったし…それどころか、この警官も“犯人に喉を掻っ切られた”ようで瀕死の状態に陥っていると。まぁ、このあたりで、なんだか変だなって思って、だいたいオチがよめてしまうんだけど…その後も助けを求めに入った場所に、犯人が先回りしてて、惨劇が起きちゃったり。殺人犯に追いかけられたり、殺人犯にされそうになったりしたおっさんは、結局、“嫁さんの浮気”がいちばん気になってるわけで…その答えを求めて行動に出る。

やっぱりそのオチかっていうのが判明し…なんだかなぁって思っているうちに、その後の行動、最終的にオッサンがどうなるかまで見届けたかったのに、いきなりエンディングロールに突入。なんかある意味、“これで終わり?”という驚きは感じたよ、マジで。やっぱり主人公に魅力がなかったのかな?これ、もうちょっと可愛らしい女の子が、胸をユサユサさせながら走り回ってる映画だったら、同じようなオチでも印象は変わったかもしれないよね。なるべくオチを悟らせないためなんだろうけど、73分という短さが見ている側にしてみれば救いになったかな?


監督:ジェフ・ロビンソン
出演:デレク・フィリップス ジェイソン・ワイルズ キャメロン・リチャードソン ダリル・コックス ザック・ルイス


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2015年09月25日

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド(2015年)

テーマ:15年09月の劇場鑑賞映画
進撃の巨人 エンド オブ ザ ワールド

【鑑賞日:2015年9月25日】

雨が降っていたので、徒歩でシネプレックスまで…1000円ポッキリの会員デーを利用して「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」を見てきたよ。前編の酷評も目立ったけれども、シルバーウィークの興行成績はダントツ1位だったとか。まぁ、話が中途半端だったからね、続きは気になるもんね。そんな人気作だけれども、いくら会員デーだとはいえ、連休も終わったし、平日だし、あいにくの空模様だしで…場内はガラ空き!公開直後に見に行かず、正解だったかな?一昨日見に行った「アントマン」は客のマナーがめちゃ悪かったし。

超大型巨人が出現し、多くの人々が犠牲になった!なんとか生き延びたエレンは親友のアルミンと調査兵団に入隊。外壁修復作戦に参加することになったのだが、そこで死んだと思っていた幼馴染のミカサとも再会。やがて巨人との戦闘で、エレンは喰われてしまうのだが、なんと自らが巨人になって復活、次々と巨人を玉砕していく。エレンのおかげで巨人を撃退することに成功した調査団だったが…エレンの身体の秘密を知ってしまった調査団の仲間は戸惑いを隠せない。さらに指揮官クバルの命令で拘束されたエレンは、激しい尋問を受けることになる!

結局、TVアニメの予習鑑賞は前編鑑賞前に見た14話まででとん挫…実写版で言うと、ちょうど前編のラストあたり、エレンの巨大化、その後の審判あたりまでしか見てない。原作マンガも読んでいないので…ストーリーがどういう方向に進んでいるのか知らない。今回の後編は、原作から大きく逸脱し、実写ならではのオリジナルの結末を描くと言われていたので、そういった違いを楽しむためにも、アニメだけでも残りの話数を見ておきたかったのだが…なんだかんだで1か月半あっという間だったよ。時間があると思ったが、後半の公開が始まってしまった。

前編を見たのは8月1日の初日…かれこれ2か月近く経つわけで、さらに前編鑑賞時は、アニメ版を徹夜で見て、そのまま朝イチで劇場へ行っちゃったので、途中、睡魔に襲われた部分もあったり(笑)なもんで、ちょっと色々な部分を忘れかけていたんだけれども…一応、後編の本編前に前編のおさらいダイジェストが流れたので、なんとか思い出せました。で、後編は巨大化したエレンが敵を撃退、元の姿に戻って、國村準扮する司令官に拘束され、尋問を受けるところから始まるんだけど、その前に過去シーンで幼少期のエレンの秘密が紐解かれる。

どうやらエレンが巨大化したのは、医者の父親による人体実験の結果だったらしい…それが政府にばれて、父親と母親はその場で殺された模様。さらに父親が研究に使っていた書物なんかは、政府によって禁じられていた書物らしく、みんな焼き払われちゃう。って、映画が始まる前に「図書館戦争」の予告を見たので…「図書館戦争」みたいじゃんって思ってしまったり。その辺の事情を、前編から登場しているピエール瀧が色々としってそうだぞと。ちなみに、父親役は草彅剛…監督の樋口真ちゃんとは「日本沈没」で一緒に仕事をしている。

つーか、つよぽん出てきたから「日本沈没」の悪夢が蘇ってきちゃって…余計に不安になる。全編以上に退屈な話になるのではないかと(笑)いや、前編は前編で映像的な見どころはいっぱいあったんですけど、ぶっちゃけ、話が面白かったか?と訊ねられると、首をかしげてしまうのも事実でしょ?そんな過去シーンが終わり、いよいよ本格的に後半のストーリーがスタート。三浦春馬は拘束着みたいなのを着させられてつるされてる。で、國村さんが厳しく叱責、尋問するんだけど…その様子を調査団の仲間や國村さんの部下が見守っている。

色々と知ってそうなピエール瀧が名乗り出て、事情を説明しようとした瞬間、無慈悲な國村準が、部下に無理やり銃を撃たせて瀧さんを射殺してしまう!後編始まったばかりなのに出番終了。今度は幼馴染組が庇おうとするんだけれども…國村準は三浦春馬を人類の敵と決めつけ、処刑を命じる。ピーーンチ…でも、撃たれても、巨人化するんじゃね?なんて、こちらの予想に反して…処刑が実行される前に、別の巨人が襲撃してきて、國村さんもあっけなく潰される!二人目の大物脱落?その後、巨人はザコキャラをぶっ殺し、エレンをさらって消えていく…。

もしかして、あいつにも知性があるのでは?と疑いだす生き残った調査団の面々、確かに、見た目も…ザコ巨人とタイプが全然違う。まぁ、その正体もだいたい予想通りだったりするのだが。生き残った調査団は、自分たちだけでなんとか当初のミッションを遂行しようとその方法を模索、一方、巨人に連れ去られたはずのエレンの前にある人物があらわれ、世界のカラクリを語って聞かせる。原作もアニメも読んでない、見てないオイラでも…明らかにオリジナル展開なんだろうなぁって感じの、どんどん突飛な、進撃らしくない展開になっていく。

巨人の世界が誕生してしまった理由、どうして人類は壁を作ったのか、政府は何を隠して、何を企んでいるのかってあたりは…地球だと思い込んでいた街が、実は宇宙船の中でしたという秘密を主人公が知ってっしまう、傑作SFアニメ「メガゾーン23」、またはその続編シリーズをオイラは思い出した。あとね、政府に反旗を翻し、ゲリラ的な行動に出て行くというのは、1と2でガラリと作風が変わってしまった「バトル・ロワイアルII 鎮魂歌」かな?わりと反骨的な内容になっていくのは、現政権に対する不信感が増す、今のご時世に意外とタイムリーかも?

壁の外には何がある、何が本当の敵なんだってあたりは…わかってしまうと案外と普通で、インパクトに欠ける。どうせだったら、最後に樋口監督と脚本の町山智浩さんが出てきて、こんなアイデアはどうだい?みたいな映画の打ち合わせをしている、メタフィクションで終わらせるなんて言うのもアリだったんじゃないだろうか?その方がよっぽどインパクトが強かったと思う(笑)時間を計っていなかったので正確じゃないけど、ネット情報だと本編時間は87分だという(短っ!)こんなんで完結するのかって疑ってたんですけど、なんとか終わりましたね。

見せ場の特撮に関して、前編のキモイ巨人に対して…圧倒的な巨人の暴力性で見せる後編。それこそ使途に浸食された暴走エヴァのような残虐性(前半のエレンの巨大化でも、ちょっとエヴァを思い出したけど。ウルトラマンと言ってる人もいるけど、エヴァももとをただせばウルトラマンだからな)。どろんこプロレスならぬ、血みどろプロレス状態でして、これはこれで迫力あり。ちょっと子供の頃に見た「ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団」の古舘伊知郎による実況中継のように、戦いの解説が入ってたら面白かったんじゃねって思った。

原作ファンからは賛否両論あるかもしれないけど、これはこれで思いのほかわかりやすく、見やすい映画にはなっていたと思う。ただね、やっぱり前後編繋げて一気に見せた方が、作品としての評価は上がったはず。前後編、両方とも90分前後の作品なんだから、編集次第では2時間50分くらいの映画にまとめられたと思うんだよ。守銭奴の東宝としては、オールインエタテイメントのVシネのような分割商法で少しでも儲けを出したいという思惑なんだろうが…。そんな大人の事情に屈してしまった、壁を超えられなかった樋口真嗣の負けは確かだね。

まぁ、来年公開の「シン・ゴジラ」(ゴジラ最新作!)は妥協が嫌いな庵野秀明と共同監督なので、もっと凄いものが見られるのではないかと期待しているところだ。そういえば…今月号の映画秘宝で、脚本の町山さんと、柳下毅一郎の“進撃”にまつわる対談が掲載されていた。先月、先々月の特集では提灯持ち的な意見が多かったが…さすがに一般からの評判の悪さを受け、否定的な意見も掲載してきたね。柳下さんの鋭い指摘にウンウンとうなずきつつ、普段の映画評が好きなだけに、一部、町山さんの監督に責任を擦り付ける態度にはちょっとガッカリ。


監督:樋口真嗣
出演:三浦春馬 長谷川博己 水原希子 本郷奏多 三浦貴大 桜庭ななみ 松尾諭 石原さとみ 國村隼


【進撃にまつわる町山さんと柳下さんの対談が載ってます!】
映画秘宝 2015年 11 月号 [雑誌]







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2015年09月25日

絶叫のオペラ座へようこそ(2014年)

テーマ:洋画
絶叫のオペラ座へようこそ

朝から、雨降ってた…会員デーを利用してシネプレックスに「進撃の巨人」の後編を見に行こうと思っていたのだが、チャリンコに乗れないので(車出すのも億劫だし)様子見。もうちょっと小ぶりになれば、夕方にでも見に行こうかなと思っているところ。そんなわけで、WOWOWでエアチェックしておいた「絶叫のオペラ座へようこそ」を鑑賞…「オペラ座の怪人」「ロッキー・ホラー・ショー」等、過去のミュージカル作品のオマージュやパロディが満載、カナダ産のホラーミュージュカル。ミュージカル映画はそんなに好きじゃないけど、これは面白かった!

ミュージカル「オペラ座のたたり」が初日を迎え、大盛況…しかし、上演終了直後に主演女優のカイリーが何者かに惨殺されるという事件が発生する。時が経ち、カイリーの娘のカミーラは、カイリーが世話になっていたプロデューサーが主催する俳優養成キャンプの調理スタッフとして働いていた。そこに、俳優を目指す少年少女がやってきた。今年の演目には、「オペラ座のたたり」の再演が決定、オーディションが行われることに。こっそりオーディションを受けたカイリーは見事、主演に抜擢されるが、母親の事件を彷彿とさせる殺人事件が起こってしまう!

まずは過去シーンから…まるで「オペラ座の怪人」のような劇中ミュージカル「オペラ座のたたり」が上演されるが、その直後に主演女優が殺されてしまう。それが「オペラ座の怪人」でヒキガエル呼ばわりされていたミニー・ドライヴァーっていうのがなんとも粋なキャスティング!しかもあっけなく殺される役だし。で、ミュージカルのプロデューサーであり、ストーリーの本筋である現代に移ってからも、重要な役割を担うのが「ロッキー・ホラー・ショー」のミート・ローフ…人気ミュージカル映画の出演者が一堂に会すというのも、作り手の拘りなんでしょうね。

主人公は殺された女優の娘…成長して、親代わりになったプロデューサーが経営する俳優養成キャンプなるもので、調理スタッフとして、兄と共に働かされているんだけれども、そこにキャンプに参加する少年少女たちが押しかけてきて、キャンプの最後にミュージカルを上演することになった。本当はスタッフなので、参加する資格はないのだけど、こっそりとオーディションを受けるヒロイン。演出かに認められて、見事役を勝ち取るんだけど…他の女優とのダブルキャスト!目玉の初日出演の座をかけて…激しい役の取り合いが始まる。

ヒロインが抜擢された理由だけど、実は演出家に変な下心が!女優2人が枕営業的な色仕掛けで役を掴み取ろうとする姿など、意外と現実的でドロドロとしている。やがて、初日を目前にして、母親の事件を彷彿とさせる殺人事件が勃発!犯人は、「オペラ座のたたり」の劇中に登場する怪人の衣装とマスクを着用している何者かで、過去の事件とどういう関係が?同一人物なのか?金銭トラブルを抱えているプロデューサーは、なんとしてもミュージカルを成功させたい。話題作りにヒロインを主演に抜擢し、殺人事件を隠して上演を強行するが…。

なぜか、リバイバルされる「オペラ座のたたり」は歌舞伎に影響を受けて日本風のアレンジを施すのだが、どうみても歌舞伎というよりは、中国の京劇に見えてしまうのはオイラだけだろうか?ミュージカル映画のオマージュ、パロディの他にも…少女が舞台上で赤いペンキを被ってしまうなど、ホラー映画のパロディもしっかりと登場する。あくまで主観だけど、なんとなく、ヒロインと役を奪い合う女性が、若い頃のシシー・スペイセクに似てるなと思ったんだ(役柄は虐める方だったけどね)。現在、過去共に事件の真相はなんとなく読めたけど、面白かったですよ!


監督:ジェローム・サブル
出演:ミニー・ドライヴァー ミートローフ アリー・マクドナルド ダグラス・スミス ケント・ノーラン


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2015年09月24日

KRISTY クリスティ(2014年)

テーマ:洋画
KRISTY クリスティ

WOWOWで放送していた秋のサスペンス映画特集でエアチェック、「KRISTY クリスティ」を鑑賞…女子大生がマスク姿の殺人集団に襲われるというホラーサスペンスとのこと。もっと簡単に言っちゃうと、いわゆるマンハント系の作品。ただし舞台が大学構内というのが、なんとなく90年代後半、00年代初頭に流行った学園ものミステリー、スリラーみたいな印象も受ける。登場人物は少なく、出てきてもあっけなくブチ殺されのがほとんど、頑張るのは主人公のおねーちゃんだけなので、過去の学園ミステリーのクライマックスだけを見ているようであった。

女子大生が行方不明になった事件が報じられている感謝祭シーズン…ほとんどの学生、職員が帰省するなか、女子大生のジャスティンは、友人と2人で学生寮に残る予定。恋人のアーロンも家族のもとへ帰ってしまったのだが、さらに一緒に過ごす予定の友人まで外出することに。警備員など数名の職員は常駐しているが、学生はジャスティン1人だけになってしまった。施設を独り占めするなど楽しんでいたジャスティンは、夜中にコンビニへ買い出しに出かけたところ、店内で薄気味悪い女と遭遇。やがて学生寮の中に女とその仲間たちが侵入してきて…。

冒頭…女性が殺人鬼集団に襲われる模様が描かれ、その女性が行方不明になっているとTVのニュースが伝えている。なんだけど、巷ではちょうど感謝祭シーズンで、一般の人たちは事件に無関心の様子。女子大生の主人公は、同級生が次々と帰省していく中、学業やバイトを優先(金銭的な事情もあるようだ)して大学寮での居残りを決める。当初は親友の女子も一緒に居残る予定だったんだけど、その親友も急に家族旅行の予定が入り帰省。警備員など数名の関係者が常駐はしているが、学生寮を含む大学構内はほとんど無人になってしまう。

ポップなBGMと共に誰もいなくなった大学構内を一人専有し、満喫する主人公の姿を見ていて…「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」で、住民がいなくなった友引町の中で遊び呆けるラムちゃんたちをちょっと思い出した。なんとなく青春映画の一コマみたいで、サスペンスだというのを忘れさせる、ヒロインの爽やかさが印象的なのだが…一転して、夜になると孤独が身に染みるというか、主人公も不安を掻き立てら、何かが起きそうな雰囲気へと変わっていく。それを払拭しようと、夜食の買い出しにでかけるんだけど、それが大きな間違いだった!

深夜のコンビニ店内で遭遇した不気味な女…関わり合いになりたくない、早くその場を離れたい一心で、優等生な対応をしてしまったのが原因で、この女に目をつけられてしまう。いや、他にも仲間がいて…もしかして、ニュースで話題になっていた女子大生の失踪事件に関わる殺人鬼集団なのか?車に乗って帰る道すがらでも待ち伏せをくらい、脅かされるんだけれども…その後、警備をすり抜け、大学構内、学生寮まで追いかけてくる。完全にターゲットロックオンされてしまった主人公。帰省中の恋人にヘルプしたり、警備員にも現状を伝えるんだけど…。

正体不明の敵に、理不尽に追い詰められる主人公…最近だとアダム・ウィンガードの「サプライズ」みたいな作品もあったけれども、あの映画のようにどんでん返しを狙った大仕掛けがあるわけでもなく、かといってスプラッターというほど殺戮ショーが展開されるわけでもないんだけれども、全体的な雰囲気づくりは嫌いになれなくてですね、SNSを使った、現代的な得体の知れない恐怖の拡散というのはうまく表現されていたように思う。誰だコイツ、なんでアタシ?世の中頭のおかしいヤツが増えてきているので、自分の身は自分で守りましょうってことかな?


監督:オリヴァー・ブラックバーン
出演:ヘイリー・ベネット アシュリー・グリーン ルーカス・ティル ジェームズ・ランソン クリス・コイ


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2015年09月23日

アントマン(2015年)

テーマ:15年09月の劇場鑑賞映画
アントマン

【鑑賞日:2015年9月23日】

1ヶ月以上、近所のシネプレックスへ出かけていなかったので、すっかり忘れてたけど、CLUB-SPICEメンバーズカードのポイントが6ポイント貯まっていて、1本無料で鑑賞できたので、劇場で映画を見てきた。「進撃の巨人」の後編とどちらを見るか迷ったんだけれども、「進撃の巨人」は結局、アニメ版の予習鑑賞がとん挫したままだったので(前編鑑賞の前に14話まで見たんだよ)、後回しにして、先に「アントマン」を見てしまう事にした。もちろん無料鑑賞なので2Dの字幕版…連休最終日の夕方なので、混雑はしてなかったが、マナーの悪い客は多かった。

刑務所から出所したばかりのスコット・ラングは、別れて暮らす娘のために堅気になることを誓い、アイスクリームショップで働き始めたのだが、職場で前科がばれてしまい、クビになってしまった。そんな時に、世話になっているムショ仲間のルイスが、儲け話を持ち掛けてくる。その話にのったスコットは、ターゲットの邸宅に忍び込み、金庫破りに成功するのだが…中身はヘンテコなスーツとヘルメットが一式置いてあるだけだった。とりあえず、そのスーツを持ち帰ったルイス…興味本位で着用してしまったのだが、突然、自分の身体が小さくなり…。

どこまでいくんだ、マーベルのアメコミ映画…今までの作品に比べるとコミカルな要素も強かったりするんだけれども、しっかり本作も一連の「アベンジャーズ」絡みの作品の一つに組み込まれているのね。本編中にも「アベンジャーズ」の登場人物がひょっこりと顔を覗かし、名前や固有名詞も色々と出てきます。もちろんエンディングロール中、はたまたエンディングロール後は…続編、関連作品を意識したオマケのチラ見せが用意されている。現段階で判明している情報では「キャプテン・アメリカ」の新作でアントマンが戻ってくるらしいってことなんですが…。

おおまかなストーリーは、マイケル・ダグラス扮する博士が、人間をマイクロ化する画期的な技術を発明するんだけど、かつての弟子がそれを悪用しようとしているのを知って、ムショ帰りの主人公をスカウト。自分が開発した技術でスーパーヒーローに仕立てて、悪人と戦わせようとするって感じ。状況が把握できないまま、初めて主人公がマイクロ化する場面は…人間の日常生活がとんでもない脅威になるというスタジオジブリのアニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」を彷彿とさせる展開…悪魔のような家政婦のおばあちゃんを思いだしたよ(笑)

ヒーローの名前がアントマンというくらいなので、特技が様々な種類のアリを自由自在に扱えるというもの。いや、最初はなかなかうまく操れなかったんだけれども、博士たちの協力と訓練の賜物で、主人公はその能力を身に着けていき…最終的には羽アリに乗って空も飛べるようになると。羽アリの飛翔シーンは、まるで「スター・ウォーズ」のXウイングやスピーダー・バイクを見ているような疾走感。そして、ラスボスで、アントマンと同等の能力を持つイエロージャケットの攻撃をかわしながら、アリの群れが突っ込むところは、巨神兵に挑む王蟲のようだった。

アントマンの通常の戦い方も非常に斬新…でっかくなったり、ちっちゃくなったり、その特性を活かして、対戦する相手を翻弄する。アントマンがビルの模型の中でもだえるシーンなどは、この手の映画のお約束の手法である、ミニチュア合成を逆手に取ったような茶目っ気も感じられ、なかなか楽しい、お気に入りシーンの一つ。面白いことは面白いんだけれども、ちょっとマンネリな気がしてしまうところもあるマーベルのアメコミ映画に、新風が吹きこんだんじゃないだろうか?ユーモアとシリアスを兼ね備え、演じ分けるマイケル・ダグラスの助演も良かった。


監督:ペイトン・リード
出演:ポール・ラッド マイケル・ダグラス エヴァンジェリン・リリー コリー・ストール マイケル・ペーニャ


【サントラCDはこちら】
CD Ant-Man







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2015年09月22日

朱夏~警視庁脅迫事件 警視庁・樋口警部補1(2003年)

テーマ:日本TVドラマ
朱夏~警視庁脅迫事件 警視庁・樋口警部補1

今年になってテレ東の水曜ミステリー9にて、今野敏先生の警視庁強行犯・樋口顕シリーズが2作品も映像化されて、オイラも鑑賞したのだが、実は10年以上前にも水曜ミステリー9の前番組である女と愛とミステリーで映像化されており、オイラは見逃していたので、ぜひ見てみたいなぁって思っていたところなんですけど、なんと無料放送実施中のスカパー、ファミリー劇場にて、1作目の「朱夏~警視庁脅迫事件 警視庁・樋口警部補1」が無料放送された!続けて、2作目の「樋口警部補2 リオ 水曜日の殺人者」も放送されたが、こちらは有料放送だった(泣)

警視庁の刑事・樋口顕は、所轄の巡査の助けを借りて、追いかけていた事件を解決。そんな樋口が新たな事件の捜査を担当することに。それは“激昂仮面”と名乗る人物から警視総監宛てに送られてきた脅迫状を調べるという極秘捜査だった。同じ頃…樋口の妻で、翻訳の仕事をしている恵子が行方不明になった!樋口は恵子の不倫も疑い、荻窪南警察署に勤務する親友の氏家譲に捜索の手助けを依頼。やがて氏家は、恵子と仕事上の付き合いがあった城島直己という男を割り出し、2人で城島の自宅へ乗り込むのだが、そこには思わぬ人物が…。

樋口と氏家は、今年になって放送された2本の新作と同じ内藤剛志と佐野史郎が演じていたが、樋口の家族などその他のキャストは違った。まぁ、高校生の娘が10年前と同じ女優だったら、それは無理があるよな。でも、演じている女の子が違っても、雰囲気はわりかし近かったので違和感はなかった。樋口警部補の嫁さんは風吹ジュン…肝っ玉母さん風だった新作の方の川上麻衣子よりも全然色っぽい!これじゃぁ、旦那に浮気を疑われるのも当然だなって感じ…疑惑の相手、白竜さんも…ぶっちゃけ狙ってたって、聴取中にカミングアウトしてたし(笑)

そんな嫁さん、本当は犯罪に巻き込まれてて、犯人に拉致監禁されてしまってたんだけど…ベッドに手錠で繋がれて、身悶えてるところなんて、熟女の色気プンプン!演出上の引っ掛けもあったんだけど、てっきり白竜に拉致されて、あんなことや、こんなことをされちゃったのかとドキドキしてしまった。いや、白竜さんならしてそうって思っちゃったもん(作中でも樋口や氏家、娘さえも疑っている!)。でも、ぜんぜん見当違いだった。樋口警部補が追いかけるもう一方の警視総監への脅迫、並びに狙撃計画では…元SPのDV男、遠藤憲一が容疑者として浮上!

何かしでかしそうな容疑者が…白竜にエンケンというVシネチックなキャスティングだというのが素晴らしすぎる!これもまぁ、本筋の事件発生前から、インスピレーションで…“犯人コイツだろう!”という疑惑の目を向けてしまう、某登場人物の胡散臭さを、若干、忘れさせてくれる作用はあったよ。樋口警部補が真犯人と直接対峙して傷だらけになりながら相手を仕留めるのをはじめ、女優陣も派手に乱暴されまくるなど、なかなかハードでバイオレンスな面もあり。あの人なんてシャブ漬けにされてたしなぁ…クスリ抜きでも充分にヤバイ顔なのに(笑)

水曜ミステリー9でエアチェックした「廉恥」と「ビート」に加え、まさか10年以上前の「朱夏」までディスクにアーカイヴできるとは思ってもいなかったので、スカパーの10日間無料放送、ファミリー劇場には感謝である。ただ、どうせなら「リオ 水曜日の殺人者」も無料放送で見せててもいいじゃないか、どーせ使い古しの地上波2時間ドラマなんだからなんて思ったりもするのも事実。願わくば、月イチで実施している通常のスカパー無料放送日に、「リオ 水曜日の殺人者」を放送してくれると嬉しいんだけどなぁ、無理だろうなぁ~。テレ東でもいいから再放送して!


監督:松原信吾
出演:内藤剛志 風吹ジュン 佐野史郎 遠藤憲一 寺田農 東根作寿英 白竜 柳沢なな


【原作小説はこちら】
朱夏―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫)







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2015年09月22日

所轄魂(2015年)

テーマ:日本TVドラマ
所轄魂

日曜日に、テレビ朝日でエアチェックしておいたスペシャルドラマ「所轄魂」を鑑賞…同じテレ朝で映像化されている「越境捜査」の笹本稜平による人気警察ミステリーの初映像化。オイラは原作未読です…シリーズ2作目の単行本をブックオフで見つけて、積読本の中にあるんですけど、今回の原作である1作目を100円本で見つけてから、順番に読みたいなって思ってたら、オイラが古本を入手する前に、ドラマ化されてしまった(笑)まぁ、ドラマ見ればなんとなくキャラ設定がわかったので、手元にあるシリーズ2作目の小説を読んでもいいかなって思うけど。

元捜査一課の刑事・葛木邦彦は妻に先立たれ、それを機に自ら転属願を出し所轄の城東中央署へ移動となった。地域の住民や所轄の同僚たちにめぐまれ、仕事にもやりがいを見出していたのだが、そんな時に、女性が絞殺死体で発見されるという事件が発生。身元がなかなか特定できず、さらに被害者はなぜか裸足だった。さっそく捜査一課が乗り込んできて、城東中央署に捜査本部が立つが、山岡宗男率いる13係の面々は威圧的で、所轄刑事たちとも折り合いが悪い。さらに、管理官としてやって来たキャリアが、なんと邦彦の息子の俊史だった!

日々、凶悪犯と対峙していた花形部署の捜査一課から所轄に移動してきた主人公が、キャリアの息子と同じ帳場で捜査を行うというありそうでなかった設定が意外と新鮮。逆のパターンはたまにあるよね、若い刑事の上司が、父親だったみたいな…でも本作は父親よりも息子の方が階級が上だという。父親の方の所轄刑事に時任三郎、キャリアの息子に田中圭…最初は親子役に違和感があるように思えたが、2人が一緒に並んでいる姿を見ると、なんとなく目元なんかが似ているような気がしてきて、意外と説得力があり、自然に受け止められた。

ただでさえ、父親の存在なんて目の上のたん瘤…それが同じ職場で、部下なんて!絶対に私情を挟んでしまってやりにくいはず。案の定…顔を合わせた途端、お互いに意識しちゃってぎこちない、やたら他人行儀なんだよ。ホラホラ、こういうのが捜査に悪影響を及ぼすんだよね~なんて思っていたんだけれども、それほど2人が衝突する場面はなくてですね、それどころか信頼し合い、尊敬し合い、いい関係なんだよね。息子…キャリア警視なんだから、もっといけすかん野郎なのかと思っていた。2人が協力して事件を解決する様はなかなか感動的。

ただまぁ、捜査の方は難航…同様の事件が立て続けに起きて、連続殺人に発展していく。所轄と一緒に捜査を行う捜査一課の面々がやたら威圧的で、所轄の刑事を蔑み、キャリア警視の管理官(息子)まで見下す始末。捜査一課の係を束ねるのが佐野史郎なんだけど…敵はお前だったかって感じ(笑)まぁ、このあたりはお約束の所轄と本庁の確執ってパターンだね。それにしても、佐野史郎の部下たちは、一課の刑事というよりはマル暴担当…いや、ホンモノのそっち系の人にしか見えない!ガラの悪い部下の1人は波岡一喜だし。

強面捜査一課の連中は陰険な方法で容疑者を締め上げ、冤罪事件にまでなりかけたりするんだけど…そこは主人公親子、あと所轄の課長・笹野高史が防波堤になって、事件を解決に導く。高圧的に責めてくる佐野史郎に対し、啖呵を切り返す笹野のおっさんが超かっこよかったです…タダのハゲオヤジじゃない!真犯人もミステリードラマとしてけっこうフェアに描かれてましたね…確かに思ったもん、刑事たちの聞き込みシーンで、「そんなのでわかるの?」って違和感を感じた部分(人物)が、ちゃんと伏線になっていて、やっぱりコイツかってなったもん。

その真犯人をとっ捕まえに行くときは、あんだけ刑事の人数がいっるんだから、退路を断っておけよってちょっと思ったけど、案の定…自宅の裏窓から逃走。なにやってるんだよとツッコミつつ、実際の警察だって、容疑者を取り逃すことがあるからな(埼玉のペルー人の事件のように)、今のご時世だとかえってリアルなのかもしれないと思い直してみたりもする。この最後の捕物も、敵役だった佐野史郎と主人公・時任三郎の和解を描くための重要な要素だしな…なんとなく予想できたけど、佐野史郎がワッパを手渡すシーンは、いいシーンだったなぁ。


監督:藤岡浩二郎
出演:時任三郎 田中圭 内山理名 宇梶剛士 松尾諭 長谷川初範 手塚理美 佐野史郎 笹野高史


【原作小説はこちら】
所轄魂 (徳間文庫)







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