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2010年01月31日

ゴー・ファースト 潜入捜査官(2008年)

テーマ:洋画

勝手に映画紹介!?-ゴー・ファースト 潜入捜査官

2010年1月29日発売、レンタル開始の新作DVD「ゴー・ファースト 潜入捜査官 」を購入、鑑賞した。セル版の購入はほとんどブルーレイにシフトしているんだけれども、この作品は残念ながらDVDのみのリリース、それでも欲しくなったのは、映画秘宝で、青井邦夫さんが2009年のベスト10のうちの一本に選んでたから。ピストル番長のご推薦なら、アクション映画として期待できるだろうとセル版購入に踏み切ったわけなんだけど…Amazonへの予約が発売日ギリギリだったので、発売日以降の発送になってしまいまして、ようやく今晩、メール便で届きました…。

パリ警視庁BRI(探索出動班)のマレクと同僚たちは、ゴー・ファーストと呼ばれるプロの運び屋たちが関わる麻薬の密売組織を追いかけていたのだが、相手の反撃に遭い仲間が犠牲になってしまった。結局、証拠も挙がらず捕まえた容疑者も無罪放免で苛立ちが隠せないマレクだったが、そんな時に過去の経歴を生かした潜入捜査の話が舞い込む…。マレクは麻薬取締局の厳しい訓練を経て、スペインの麻薬組織に接触、潜入。晴れてゴー・ファーストとして組織に雇われる事になったのだが…。

実話を基にしたという、フランス版の「マイアミ・バイス」+「ワイルドスピード4」といった感じの作品。ストーリーもありがちだし、キャストも地味目だが、実録ドキュメンタリーを見ているような硬派な展開が終始続き意外と緊張感が持続する、リアル志向な作品が好きな人には超お薦めな1本。潜入捜査前の訓練シーンなんかもなかなか見応えがあります。本編も90分という短さなので全体的なテンポも悪くない。欲を言えば、逆にもうちょっと見ていたいなという気持ちもあったりするんだけれども…緊張感とリアルなアクションが続くので、2時間の作品だったら疲れちゃったかもしれないね。

リュック・ベッソン率いるヨーロッパ・コープ作品というキャッチコピーがジャケ裏に躍り、どうやらそこを売りにしたいようなんだけど、実際にはベッソンは全く関わりを持っていない。映画秘宝の新作ソフト紹介コーナーでも触れられてたけど、逆に関わってなかったからいい作品になったんだろうとのこと…でもベッソンも、昨年は「96時間」なんていうまぐれあたりな良作があったからね。「96時間」もそうだったけど、ヨーロッパ・コープのアクション作品って、90分前後のフォーマットを守ったものに面白いものが多く存在する…作品のテンポってアクション映画の一番大事な部分なんだよね。

国もまたがり、色々な司法組織が乱立してて、話が早すぎるので時より付いていけなくなるところもあるんだけれども、あまり難しく考えず、主人公の動きだけ追いかけていれば問題なく作品は理解できるでしょう。潜入捜査開始後は、主人公の正体がバレるのでは?というお約束な展開があるのと、どこかに仲間の潜入捜査官がいるらしいという情報も早い段階で提示され…いったい誰がそうなの?っていう二重のスリルで楽しめます。いつ、潜入捜査官同士で取り決められた合言葉が飛び出すか…(これだけはちょっと笑える)。第一印象で、コイツが合言葉を言ったら面白いだろうなぁって思ったら、案の定その人物がそうだった、みなさんもぜひ見破ってくださいな。


監督:オリヴィエ・ヴァン・ホーフスタッド
出演:ロシュディ・ゼム オリヴィエ・グルメ ジャン=ミシェル・フェト ジル・ミラン カタリーナ・ドゥニ


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DVD ゴー・ファースト 潜入捜査官
勝手に映画紹介!?-ゴー・ファースト 潜入捜査官




 
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2010年01月30日

デモリションマン(1993年)

テーマ:洋画

勝手に映画紹介!?-デモリションマン


昨年末にスターチャンネル・ハイビジョンの無料放送でエアチェックしておいた「デモリションマン 」を鑑賞した。LDではソフトを持っているんだけれども、DVDは買わなかったので…この作品を5.1chで楽しむのも初めてだったし、ブルーレイ化されていないので、ハイビジョン放送での画質の向上も期待していたんだけれども…うわぁ、画面サイズがオリジナルはシネスコサイズなのに、ビスタサイズにリサイズされてる…で、画質も思ったほどよくない。せっかく録画したんで、一応鑑賞したんだけど…残量も少なくなってきたのでIVDR-Sには残さず、即消去しようと思っている次第…そんなに思い入れのある作品でもないしなぁ。

1996年…凶悪犯サイモン・フェニックスをようやく追い詰めた刑事のジョン・スパルタンは敵アジトに強行突入し…逮捕に成功したものの、その際人質全員を見殺しにしてしまうという大失態を犯し、フェニックスともども冷凍刑を科せられてしまった!それから36年後、徹底した統制で犯罪や暴力がなくなった未来都市”サン・アンゼルス”、何かの手違いでフェニックスが脱獄に成功し、街で暴れまわっていた。この時代の警察官ではフェニックスには全く歯が立たず困惑。そこで同じように冷凍刑にされていたジョン・スパルタンを仮釈放し、警察官に復職させることになったのだが…。

本当に久しぶりの鑑賞です…なんせまだ5.1chにも対応してなかった頃にLDを買って(その前に劇場でも見てるけど)何度か鑑賞したけど、それ以降、あまり見なおしてなかったもんなぁ。当時は近未来アクションという事で、斬新に感じたビジュアルなんかも、今見るとだいぶ苦しいし、ストーリーもかなりヘッポコ。ツッコミ満載の近未来描写やカルチャーギャップネタをコメディとして見るなら、鑑賞に耐えられるかもしれないけど…未来社会に馴染まないスタローンたちの言葉づかいにやたらと機械音声による警告が流れるのが途中でウザク感じてしまう。

ただ、スタローンはもちろん、悪役を演じたウェス兄貴もアクションがまだまだきびきびしていて、アクション映画として見ると…最近の編集誤魔化しアクションよりも迫力があったりする。二挺拳銃で横っ跳びするスタローンはなかなか凛々しく、コスプレみたいなユニフォームもけっこう様になっている。ついでに、この頃は、まだまだサンドラ・ブロックもキャピキャピしてて可愛かった…オイラも「スピード」の1作目くらいまでは、けっこう好きだったもんなぁ(笑)

そんなサンドラがスタローンに向かって「セックスしよ?」なんてモーションかけて、ネグリジェ姿で出てくるんだけど、実はこの時代のセックスは、バーチャルセックスで、本番はなしというオチが。これには劇中のスタローンもガックリしてたが、期待に胸と股間を膨らませていた10代のオイラもかなりガックリした記憶があるなぁ。あのヴァーチャルセックスのシーンが、やたら明滅を繰り返すピカチュウ事件みたいな映像なんだけど…オリジナルを尊重してそのまま放送しますっていうテロップが、本編放送前に流れていた。

アクションスターとしての地位を競っていたであろうシュワルツネッガーが大統領になってるという細かいギャグなんかは、当時よりも今の方が微妙な面白さに繋がるんじゃね?さすがに大統領は無理だけど、州知事になっちゃったもんねシュワちゃん…そういえば、ラストのフェニックスの倒し方なんか、ちょっと「ターミネーター2」なんかを意識しているのだろうか?「ターミネーター2」は、今見ても古さを感じないけど、この作品はえらい違いだな…けっこう忘れてるところもあったので、ツッコミながら見れたけど、また当分の間は見なくてもいいかな。どうしても鑑賞の必要がある時は、まだLD持ってるし…やっぱIVDR-Sからは消しちゃおうっと…。


監督:マルコ・ブランビヤ
出演:シルヴェスター・スタローン ウェズリー・スナイプス サンドラ・ブロック ベンジャミン・ブラット 


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2010年01月30日

キャデラック・レコード(2008年)

テーマ:洋画

勝手に映画紹介!?-キャデラック・レコード

GEOの新作割引キャンペーンで借りてきた「キャデラック・レコード 」を鑑賞…実在のブラック・ミュージシャンたちの誕生秘話やその後の成功と挫折の様子を描いた音楽ドラマ。ロックとかこの手の音楽事情には疎くて、詳しい知識はあまりないんだけれども…「Ray/レイ」や「ドリームガールズ」の時と同じような感覚で楽しめる内容…見ているうちに、この話知ってるぞみたいな、音楽オンチなオイラでも解る有名なエピソードなんかも出てきて、けっこう面白かった。

1947年のシカゴ…バーを営むポーランド系移民のレナード・チェス(レン)は、黒人のギタリストのマティ・ウォーターズと、ハーモニカ奏者のリトル・ウォーターズと出会い、彼らを雇うことに。まだ人種差別が顕著に現れている時代であったが、チェスは黒人ミージュシャンの実力を見抜き、彼らとレコードビジネスで成功しようという野望を抱いていた。やがてレコーディングした曲がラジオで紹介されるようになると…徐々に人気に火がつきはじめ、チャートを賑わすようになっていく。チェスはヒットの褒美として彼らにキャデラックを贈るのだが…。

話の内容、スポットを当てる登場人物の多さからすると、1時間48分という尺が、ちょっと短いんじゃないかと思うんだけれども、そういったことで話がディープになり過ぎず、無知なオイラでも楽しめた要因かなと。逆に、音楽通の人が見ると…テンポが良すぎて、物足りなく感じてしまうかもしれないね。とんとん拍子で成功もつかめるけど、次々とライバルも出てきて、落ちる時は一気に…という浮き沈みの激しさなんかは、それなりに伝わってきます。あっけなく死んじゃう人もいるんだけれども、そういうところはけっこう儚かった。

もちろん、簡単に彼らが成功を得たわけではなく、人種差別という問題にも大きく直面する。実力だけではなんともならずに、多少、強引な売り込み方法も使うわけだけど、その辺りはレンのビジネス才覚に助けられてるんだなぁと。歌の力で差別の垣根が次第に崩れていく感じなんぞは…それこそ歌で宇宙戦争まで終わらせる、アニメのマクロスシリーズなんかにも通じるなぁとか、マクロスの着眼点に改めて感心してしまった(ちょっと大げさすぎる?)。ダックウォークで観客を魅了するチャック・ベリーの姿なんぞは、役者の再現であっても惹きこまれて見てしまうねぇ。

ただ、その後に、白人においしいところを持って行かれちゃうなんていう事実もあるわけでして…なんだかさ、こういうのを見ていると、オタク少年だった自分が、どんなに頑張っても、クラスの人気者に勝てない…みたいなところに似ているなぁと、不遇な学生時代を思いだしちゃったり。よくあるでしょ?ギャグを言ってるのに、自分は無視され、イケメンの奴が同じ事言うと、女子に面白がられたりすること…子供時代に限らず、合コンとかでもあるよ、こういう光景が。

人種差別を合コンと同じレベルで考えるのもどうかと思うけど…こういう風に考えれば、人種差別も身近に実感できるなということを言いたいわけでして…。彼らの功績は、徐々に認められていったわけだけど…オイラなんかは一生、世間に蔑まれて生きていくんだろうなぁと、ちょっと悲観的になってみたり(笑)黒人歌手で業界に風穴を開けたレンが、今度は女性の黒人歌手を使ってもう一発かまそうと、映画の後半で登場するエタ・ジェイムスをビヨンセ・ノウルズが演じてるんだけど(だから余計に「ドリームガールズ」とダブる?)…パっと見、オセロの中島知子に見えてしまったのはオイラだけ…?


監督:ダーネル・マーティン
出演:エイドリアン・ブロディ ジェフリー・ライト ビヨンセ・ノウルズ コロンバス・ショート モス・デフ


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2010年01月30日

オーシャンズ(2009年)

テーマ:10年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-オーシャンズ


【鑑賞日:2010年1月29日】

登録しているけど、なかなか自分のブログ内容にあった案件が見つからないCyberBuzzで、久しぶりに映画関連の募集を見つけて応募…ボートレース(競艇振興協会)が特別協賛している話題のドキュメンタリー映画「オーシャンズ」のペア鑑賞チケットサンプリングという企画なんだけど、これは自分が参加しないで誰が参加するんだと勝手に豪語し、それに近い意気込みをコメント欄に書いて応募したら見事に当選してしまいました♪

昨日(28日)、チケットが届き、2月7日までに劇場鑑賞を終え、ブログ記事を書かなきゃいけない決まりなんで、さっそく近所のシネコンへ…だって今日(29日)まではシネコン内の一番でかいTHXスクリーンで上映してるんだけど、明日の土曜日から上映スケジュールの関係で、小さいスクリーンに変わっちゃうんだもん…どうせならよりよい環境で見たいじゃん。

現在、この映画は「こども割引キャンペーン」というものを実施していて、保護者同伴のこども料金が500円になるという…劇場により対象年齢に差があるのかもしれないけど、オイラが鑑賞したシネプレックスでは中学生以下が対象だという。参加案件には、“お子様がいらっしゃる人はぜひご一緒に…”と書かれていたが、残念ながら自分は未婚なので…ペア券で母親を誘い、一応、自分が子供役になって見てきましたよ…気分だけね(笑)


映画内容:そこは、想像さえも呑み込まれる未知の世界。命の原点、感動の頂点へようこそ。それは、ある少年の一言から始まる「海ってなに?」制作費70億円。『アース』 『ディープ・ブルー』を超える、史上最大のドキュメンタリー映画『オーシャンズ』。回転しながら波間を切り裂くマイルカの大群や、スクリーンいっぱいに広がる5万匹のクモガニの群れなど想像を超えた驚きに押され、その臨場感・躍動感に呑まれ、いつしか私たちはスクリーンへと泳ぎだし、海の生き物たちと共鳴していく…。


何年か前に「ディープ・ブルー」はDVDで見たけど、「アース」の方は見てない。撮影の機材や技術力なんかもやっぱり向上しているのか、似たような動物や海洋生物がいっぱい出てきたけど、より凝ったカメラワークや編集で、「ディープ・ブルー」以上に、なんだかCGやアニメを見せられているような気分になっちゃう。鳥が海中の獲物をめがけてつっこんでいくシーンなんて、マクロスのドックファイト、ミサイル発射アクションみたい、もう板野サーカスですよあの映像は(笑)

クジラやシャチが海上に浮上する姿は…潜水艦映画みたいになってたし、シャコとカニのガチンコどつきあいバトルはまさに怪獣映画…カニの大群もまるで「スターシップ・トゥルーパーズ」の世界。これが本物だっていうんだから舌を巻いてしまう…円谷プロもILMも形なし(似たような事「ディープ・ブルー」の時にもコメントしてたぞオイラ)。“オーシャンズ”ってだけあり、生物だけではなく海そのものにもスポットを当てた映像が…大時化で荒れ狂う海の中を、ごっつい調査船みたいな船が上下左右に船体を揺らしながら進んでいくんだけど…「パーフェクトストーム」の比じゃない迫力。

ドキュメンタリーといいつつも、アクション映画であり、モンスター映画であり、ディザスタームービーの要素もある。大人が見ても面白いのはもちろん、小さい子供も目を輝かせて食いつきそうな、エキサイティングな映像が、これでもかと凝縮されているから、飽きないと思いますよ。「ディープ・ブルー」も確かに凄かったんだけど、あちらは、なんとなく映像の垂れ流し、ダイジェスト感が否めなかったんだけど…「オーシャンズ」の方が映画的な見せ方が上手でしたね。オイラみたいに普段、この手の作品を見ない人間からすれば、子供が「海って何?」と問いかける導入部などもあまりドキュメンタリーっぽく感じさせなくて入りやすかった。中にはVFX技術を補助的に使った映像シーンなんかもあり…本物の映像をより効果的に見せる事に成功している箇所もある。

ただ海は広いな大きいなで、終わっちゃっていたのが「ディープ・ブルー」だとすると、人間と自然界との関わり、まで、ちゃんと踏み込んで描いていたのが「オーシャンズ」といった感じ。海の中は神秘的で綺麗だけど、弱肉強食のサバイバルな面もあり…そこに人間が関わると、全く別な物語が生まれる。まるで最後にはオジサンに食べられちゃった“およげたいやきくん”みたいな映画ですね…人間の愚かで残酷な部分をしっかりと描き、だからこそ今の時代エコが叫ばれているんだよという事にまで話が繋がり、そういったものを優しく、感動的に教えてくれる。

そうそう、大事な事を書くのを忘れてた…普段、競艇なんて興味ないからさ、ボートレースなんていうと、赤ら顔の酔っぱらったオジサンが行く、公営ギャンブルの一つくらいのイメージしかなかったんだけど(チケット貰ったスポンサーに失礼なこというなよなぁ)、実は、この映画に特別協賛していることからもわかるように、エコとかかなり積極的に頑張っているらしい…そういえば、本編上映前に、水質検査がどうたらこうら~ってコマーシャル映像が流れてたなぁ。こういう紹介文を書くのが、映画をタダで見せてもらえる交換条件なのでした(笑)

詳しくはこちらで⇒http://www.teichan.jp/socialAction/



監督:ジャック・ペラン ジャック・クルーゾー 日本語吹き替え版出演:宮沢りえ 西村知道



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2010年01月28日

アドレナリン2 ハイ・ボルテージ(2009年)

テーマ:洋画

勝手に映画紹介!?-アドレナリン2 ハイ・ボルテージ


2010年1月27日発売の新作Blu-ray「アドレナリン2 ハイ・ボルテージ 」を購入、鑑賞した。ジェイソン・ステイサム主演の馬鹿映画「アドレナリン」の正規続編…まるで007の「カジノ・ロワイヤル」と「慰めの報酬」の関係のように、前作のラストカット直後から物語がスタートと、この映画も完全続編なので、やっぱりパート1は鑑賞必至だろう!まぁ、万が一見ていなくても、やってる事はほとんど同じなんでね、唐突に出てくるキャラクターの関係性が把握できないくらいで、脳味噌空っぽにして見るお馬鹿なハイテンション部分は充分に楽しめると思うけど…出来る事なら前作をおさらいがてら連続鑑賞した方が面白さは倍増するかもしれない…。ただし1作目はブルーレイで出てません、今のところDVDのみの発売です。

とある組織の殺し屋だったシェブ・チェリオスは、アドレナリンを出し続けなければ死んでしまうという、中国製の毒を盛られ、解毒剤を入手すべく駆けずり回った挙句に、最後はヘリコプターから落ちて墜死してしまった…はずだったのだが、瀕死の重体のまま、何者かに拉致され、病院に担ぎ込まれていた。そこで心臓を抜き取られ、他の臓器を生かしておくために、人工心臓を体内に埋め込まれたのだが、意識を取り戻したチェリオスは、状況を瞬時に把握し、自分の心臓を奪還すべく行動を開始する。しかし、体内にある人工心臓はバッテリー式、それが切れると、心臓は止まってしまう。チェリオスはカーバッテリーやスタンガンを見つけては体内に電流を流し、その都度チャージを繰り返す羽目に…。

前作以上にバカとエロ満載…ねーちゃんの裸もいっぱい出てくるけど、ブルーレイの高画質で見ると、肌なんかも、産毛とか細かいところまではっきり、くっきり見えちゃって、なかなか生々しいですね。バイ・リンが演じたビッチな娼婦なんて、本当に病気を持っていそうな気配が漂ってたもんね(笑)前作から続投のヒロイン、エイミー・スマートのエロっぷりも激しさを増してました…例のカーセックスのインパクトを超える、衆人環視でのアオカンファックには、ぶったまげて、ゲラゲラ笑ってしまう、どう見たってAVですよ、あのシーン(笑)その後も、路上アクションを決めたヒロインのノーパン股間にモザイク入ってたり、相変わらず目茶苦茶するなぁ。

今回もハイテンポな撮影、編集を駆使して、かなりスタイリッシュな映像に仕上がっており、スピード感はもちろん感じられるんだけれども、意外とステイサム自身が流れるようなアクションをやっているかというと、映像のテクニックで誤魔化している部分が大部分である…それでもマッチョなステイサムが、見せるころはちゃんと見せてますので、漫画以上にありえないアクションも、それなりに説得力は感じてしまうわけだけど。ストーリーの方も、悪ふざけだよね、ありえねーの精神でいえば、昨日見たロボットアニメのグレンラガンに匹敵する…そういえばロージェノムそっくりなシーンもあったぞ!?(両方見た人なら、この記述で笑ってくれるかな?)

劇中では実際にダイハード男と呼ばれ、正真正銘、“死んでも死なない奴”なわけでして、いっそうのこと、ブルース・ウィリスに代わって二代目ジョン・マクレーンを襲名しちゃえばいいのにと思ったくらいだ、同じハゲだし(笑)ステイサム主演の他シリーズのセルフネタから東宝特撮まで、絶妙なパロディ要素も楽しい…もしかしたらこの映画のスタッフってリュック・ベッソン以上に幼稚なのかもしれないけど、趣味趣向を下手に隠さずさらけ出してるのがいいんじゃね?「トランスポーター」の新作よりも、ぜひ「アドレナリン」の3作目、4作目を拝みたいといった感じでしょうかね…ラストの印象では、まだまだイケそうな気配でしたよね?


監督:マーク・ネヴェルダイン/ブライアン・テイラー
出演:ジェイソン・ステイサム エイミー・スマート ドワイト・ヨーカム エフレン・ラミレッツ バイ・リン 


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2010年01月27日

劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇(2009年)

テーマ:アニメ映画

勝手に映画紹介!?-劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇


GEOの新作割引キャンペーンで借りてきた「劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇 」を鑑賞した…ガイナックスが手がけた人気のロボットTVアニメを二篇に分けた総集編映画の後編、完結編。基本ストーリーに変更はなかったが、要所要所にTVとの変更点が見られ、だいぶ印象が変わっている。前作の紅蓮篇同様、大胆な編集、新作カットの挿入、5.1ch音声化などがうまくまとまり、1本の長編映画として、ちゃんと映画的なカタルシスが味わえる見応えのある内容に仕上がっていた!DVDはレンタル版にも、スタッフ版、キャスト版、二種類のコメンタリーも収録、1回借りたら、最低3回は鑑賞しなきゃいけませんぞ(笑)


螺旋王四天王を倒し、王都テッペリンに迫る大グレン団…シモンは死闘の末、螺旋王ロージェノムを倒す事に成功した。そのテッペリン攻略から7年の歳月が流れた…人類は地上を取り戻し、瞬く間に反映を極め、テッペリン跡地にはカミナ・シティと名づけられた大きな街を築きあげていた。総司令官を務めるシモンをはじめ、かつてのグレン団のメンバーが新政府の主要スタッフに収まり、忙しいながらも平和に暮らしていた。ある日、シモンは…共に過ごしてきたニアにプロポーズを申し込むのだが、その直後に異変が!謎の敵アンチ=スパイラルによる“人類殲滅システム”が発動し、ニアは敵のメッセンジャーとなり人類に宣戦布告をする…。

紅蓮篇のクライマックスに持ってきても良かったはずの、グレン団、シモンVS螺旋王を…本編開始直後から一気に見せ始める。前作見てから、少し時間が空いていたので、もうちょっと丁寧な前作のあらすじみたいなのを入れてくれても良かったんじゃないかと最初は、思ったんだけど…全体のバランスを考えると、これがクライマックスが二度あるとよく言われる007シリーズのアバンタイトルみたいな役割になっていて、意外と作品の勢いにのれるようになっていたことに気づく。TVシリーズや前作を見ている者には所詮続編なんだけど、VS螺旋王は、螺巌篇にとってのプロローグに過ぎないんだよという割り切り方が、後編独立鑑賞のちょうどいい手助けになっていた。

アレ、コレTVと違うよね?という印象を凄く受けるのは、やはりラスボスとの最終決戦だろう…今までのありえない、合体、変形、必殺技(進化というのが一番正しい表現か?)の集大成みたいな、これぞロボットアニメな見せ場が、凄い凄い。紅蓮篇の新作カットよりもハジけてる…おっぱいミサイル(この作品内での正しい名称かどうか分からんが)まで出てくるあたりはさすがでしょう。キャラクターの物語への関わり方も、ここでは大幅に変更されており、かえってTVシリーズのあの演出の方がわざとらしく感じてしまったくらい。こういう展開にした事により、前作で散ったカミナや、その他キャラの壮絶死が余計に際立ったように思える…富野作品じゃないんだからキャラクターを単に殺しても感動的に見えないってことだよね。

紅蓮編でも感じた事なんだけど…普通、この手の総集編アニメって、いくら頑張ってもダイジェストっぽさが否めないところって少なからずあるんだけれども、グレンに限って言えば、TVシリーズでさえそう感じたのに、前後編二つに分割し、余分なものを削ったおかげで、逆にそういうダイジェストっぽさが軽減して見やすくなった。今回なんかも、TVシリーズを見ててさ、急に7年の歳月が流れちゃったというところに、やっぱり違和感を感じて、新しい敵が出てきたあたりのもがきが、なんともわずらわしく感じたんだけれども…そのストレスを感じないで、新たな敵と人類の壮絶な戦いに入っていけた。小難しいSF的な解釈なんかも、だいぶ要約され、理解しやすくなった感じだし、そのおかげで人類も背負っているけど、愛も貫くぜという男気あふれたシモンの熱さも伝わりやすくなった。1作目は友情、2作目は愛情の映画だったのかと再確認できた。


監督:今石洋之
出演:柿原徹也 井上麻里奈 福井裕佳梨 小西克幸 伊藤静 斎賀みつき 谷山紀章 檜山修之 


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2010年01月27日

サロゲート(2009年)

テーマ:10年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-サロゲート

【鑑賞日:2010年1月26日】

2010年の劇場鑑賞1発目…1月ももう終わりが近づいてるのにスタート遅すぎなオイラ。だって近所のシネコン、昨年末からのお正月映画第一弾の繰越が多くて、あまり見たい作品やってなかったんだもん。で、1発目に選んだのは22日から始まっているブルース・ウィリスのSF映画「サロゲート」…身代わりロボットを遠隔操作する話って2009年の最後の劇場鑑賞だった「アバター」ともちょっとかぶる内容だが、片や世界中で興行収入の記録を塗り替えているなんていうニュースがバンバン伝わってきてるけど、こちらは本国アメリカじゃ大コケしたという噂を聞いている…確かに、どう見たって「攻殻機動隊」に見えちゃうもんなぁ。

ロボット工学が発達し、サロゲートと呼ばれる身代わりロボットを遠隔操作して日常生活を送るのが一般にも普及した時代…犯罪や伝染病など人類の害になるような問題は減少していたが、サロゲートの使用そのものに反対を示す者もいた。ある日、ナイトクラブの前で、二体の破壊されたサロゲートが発見された。FBI捜査官のトム・グリアーは、持ち主に会うため、本人が住むマンションへ急行するのだが…そこにはサロゲートを操縦するための装置に接続したまま絶命している人間の死体が!もう一人の被害者も同じ状況で死んでいるのが発見され…持ち主を狙った殺人事件と判明!しかし安全性を売りにしているサロゲートの欠陥が知れたら、それこそパニックは避けられないという事で、FBIは極秘裏に捜査を開始するのだが…。

近未来SFの世界でFBIの捜査官が、血なまぐさい殺人事件を捜査していくという導入部など、やっぱり「攻殻機動隊」「イノセンス」チックですねぇ…冒頭、サロゲートがクラブの階上からさ、ダイブするところなんて、まんま草薙素子のイメージとダブったもん。サロゲートの使い分けとかも、攻殻の中で草薙素子が似たようなことやってる描写が頻繁に出てきたしさ、かと思えば生身の人間があふれている場所で、追いかけっこで容疑者を追い詰めていくところなんて…「マトリックス」でもパクってた、バトーの市場でのチェイスシーンに似てたもんなぁ。全体的な印象では押井守の映画というよりは、刑事ドラマを目指したという神山健治のTVシリーズ(またはOVAのSSS)の方に近い感じがするけどね。

捜査官が相棒とコンビを組み関係者に事情聴取をしてる時に、その相手から「良い刑事と悪い刑事を演じてるのか?」などと逆襲されるところなど、本当に刑事ドラマのセオリー通りのやり取りで笑っちゃうよ。この映画、設定とかさ、やたらと小難しい講釈をああだこうだたれてるんだけれども、現代劇だったら絶対できないようなトリックを使った、謎解きや犯人探しを楽しむと…基本ミステリー。おまけにブルース・ウィリスなんで、どうしても見せ場はダイハードになっちゃうんだけど、意外と小気味よいテンポでエンターテイメントとして見やすい作品に仕上がっている。それは本編が90分に満たない短さからも理解できるわけで…ツッコミも目立つけど正直、長過ぎた「アバター」より、エンターテイメントとしてのバランスはよく考えられていて、自分は単純に楽しめた。

街中にサロゲートがあふれかえっているという設定なので、役者が演じててもあえて、無機質な表情とか仕草を心掛けてるんだけど、それがやけに薄気味悪くてね…それがこの映画の一種独特なムードを漂わせてる。ブルースが一般人のサロゲートを容赦なく轢き殺す(壊す)シーンなんかは、なかなかブラックでシュール…いつものヒーローものじゃ決して拝めない。とある事情でサロゲートが使用できなくなるブルース・ウィリスを含め、それを遠隔操作している生身の人間が出てくると、みーんなうす汚い格好しててさ、デブでハゲで実際はひきこもりのキモオタみたいな容姿してるの。みんな、身代わりロボットを使った暮らしをしているから、部屋から出ず、食っちゃ寝ぇ、食っちゃ寝ぇの繰り返しだから、こんな姿になっちゃってると。だけど、その姿を見ると、なんだか安心させられるから不思議な感覚だったなぁ。

映画自体は世の中の「アバター」ブームに飲み込まれて、忘れられちゃいそうな感じなんだけど、ただ、最後まで物語を追っていくと…結局、あっちの世界へ行ってしまった「アバター」とは全く正反対の映画だというのが分かるわけで、とりあえず、こっち側の世界に引き止めよう、引き戻そうとしているのが「サロゲート」なんですね。安易かもしれないけど、ひきこもりやネトゲ廃人への警笛めいたものにも受け取れるこの作品のテーマの方が、何気に自分は共感しやすかった。「アバター」を見た後の酩酊状態を…意外と「サロゲート」が覚ましてくれるんじゃないですかね?日本での公開の順番が、アメリカとは逆だたっというのは、なかなか気の利いた計らいだったのかもしれませんねぇ~。


監督:ジョナサン・モストウ
出演:ブルース・ウィリス ラダ・ミッチェル ロザムンド・パイク ヴィング・レイムス ジェームズ・クロムウェル


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2010年01月26日

幸せのセラピー(2007年)

テーマ:洋画
勝手に映画紹介!?-幸せのセラピー


ツタヤの旧作100円レンタルで借りてきた「幸せのセラピー 」を鑑賞…タイトルやジャケの印象から、主人公の二人が、くっついたり、離れたりするありがちなラブコメディだろうと思ったが、ニッコリ微笑むジェシカ・アルバの笑顔につられ、つい借りてきちゃった1本…しかーし、ジェシカの出番が極端に少ない、なかなか詐欺な内容だったぞこりゃ。一応、エンドクレジットを見ると…本当の主演アーロン・エッカートに続き、二番目にクレジットされてるんだけどさ…。一瞬、未公開映画かと疑ったが、調べたらちゃんと劇場公開もしてるのね…これ、映画館で見てたら、きっと怒りが治まらなかっただろうなぁ。

地元の名士で、銀行頭取のジョン・ジャコビ…その娘ジェスと結婚したビルも、ファミリーの一員に迎えられ、仕事も役員待遇。しかし、セレブな生活に馴染めず、居心地の悪さを感じていた。ある日、ジェスがTVの人気レポーターと浮気しているのではと疑い出したビルは、寝室にビデオカメラを設置しておいたのだが、案の定、その現場が赤裸々に写っていた。さらに、その映像がネットに流出してしまい大騒動、夫婦仲も余計にこじれてしまい…。そんな時、母校の生徒を自分の職場で指導するメンター制度でビルの許を訪れていたローガンは、ビルの現状を見るに見かねて、色々と助けようとするのだが…。

嫁さん役がジェシカ・アルバだったら何の問題もない、尻軽な浮気妻で、浮気相手とのエロ会話やセクシー下着シーンなどが頻繁にあったため、むしろその方が好ましいくらいなんだけど、実はジェシカの役は、この嫁さんへのかませ犬的な役どころで、主人公がメンター制度で世話するマセガキがやたらとご執心な下着ショップの店員さんだった。嫁さんにヤキモチを焼かせて、よりをもどそうとカップルのフリをするのにご登場願ったわけ…なもんで、一応、顔見せ程度にチラっと写るシーンがあったけど、前半約45分はほとんど出番なし。後半になって、ようやく本筋に絡み始めるけど…主人公と、本当に恋が芽生えそうになるとか、そういう片鱗も皆無だし、年下高校生をたぶらかす淫行・淫乱キャラでもないと、何の面白味もない。

これだったら物語上、かえって出てこない方が話が分かりやすいと思ってしまうほど邪魔なキャラだった。嫁さん役を演じていたエリザベス・バンクスも単独で見れば綺麗な女優だし、充分エロさは感じられるのだが、頭の中でジェシカの映画だと思っていた人間には、早くジェシカを出せという思いでいっぱいになってしまう。前半なんて登場シーンが、たった数十秒程度だったので、まさかこれで終わりじゃないだろうなぁって心配になっちゃったもん。自分と同じようにジェシカ目当てで見た人、絶対にこれじゃ物足りないと思うなぁ。それで、物語の内容が面白きゃ、そんなもん気にならないんだろうけど…何を語りたいのかさっぱり。

主人公はかなりの駄目男ではあるんだけれども、不況のこのご時世に“逆玉結婚”はつらいよなんていってる、羨ましくも贅沢な男の話を見て、同世代の男が共感できるわけでもなく…まともな仕事もせず、遊び呆けて金が稼げるなら、妻の浮気の一つや二つ、目を瞑れよ!と言いたくなっちゃうもん。せめて、なんでこの駄目夫が、あんな金持ち美女をGETできたのかという部分をもっと丁寧に描いてくれなきゃなぁ。コメディとしても、夫婦関係を修復するラブストーリーとしても、いまいち焦点が絞り切れていない印象を受けてしまった。ダメ男が嫁さんの愛を取り戻す話なら、この間見た「セブンティーン・アゲイン」の方が、語り口も新鮮で全然面白かったな。


監督:メリッサ・ウォーラック
出演:アーロン・エッカート ジェシカ・アルバ エリザベス・バンクス ティモシー・オリファント ローガン・ラーマン

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勝手に映画紹介!?-幸せのセラピー



 
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2010年01月25日

釣りキチ三平(2009年)

テーマ:邦画

勝手に映画紹介!?-釣りキチ三平


ツタヤの旧作100円レンタルで借りてきた「釣りキチ三平 」を鑑賞…滝田洋二郎監督が、米アカデミー賞受賞などで話題になった「おくりびと」(そういえば、まだ見てないなぁ)の次に撮った作品ということで、かなり期待されていたみたいだけど、公開後はそんなに芳しい評判を聞かなかったというのが正直なところだろう。オイラの愛読書“映画秘宝”なんかでも賛否両論の意見が出ていて、過去にバッド・アミーゴスの日本映画縛り首では、茶化し気味な評価が目立ったのに対し、日本映画通の快楽亭ブラック師匠は、最新号で発表した2009年日本映画ベスト10で第5位に選んでる…まぁ、ブラック師匠が誉めてるんだから、そんなに酷い映画じゃないんじゃないかと思って、今回借りてきたんだけど…。

幼い頃に両親を亡くし釣り名人の祖父・一平と暮らす三平三平は田舎で釣り三昧の日々を過ごし、彼もまた天性の才能で、釣り名人として着実に成長していた。ある日、三平はアメリカ帰りのバスプロ鮎川魚神と出会い、親しくなる。魚神はプロとしての活躍に疲れ、日本に帰ってきて一人旅の最中だった…そして彼の目的は、伝説と言われている“夜泣き谷の巨大イワナ”だというのだが、正確な場所さえ不明なのだという…。そんな時、三平たちと別れて暮らす姉の愛子が東京から帰省…彼女の目的は田舎暮らしを続ける三平を東京に連れ帰り、自分の許で育てようとしていたのだ。もちろん三平は東京になど行きたくないのだが…。 

原作は読んでないけど、子供の頃にTVアニメはボチボチ見ていたような記憶がある…主人公の声が野沢雅子だったような印象が残っている程度で、詳しい内容までは覚えてないけど。アウトドア派じゃないので、つり自体にあまり興味がないもんでね…そんなにこの作品の漫画にもアニメにも惹かれなかったんだけど…。じゃあ映画も見るなよとか釣りキチファンの人からツッコミを入れられそうだけど、「釣りバカ日誌」は釣りを知らなくても普通に楽しめたじゃん?まぁ、同じように釣りの知識なんてなくても、この映画も楽しめるだろうと思ったわけですよ…。

案の定、そんなに専門的な話が出てくるわけではなく、オイラみたいに釣りなんかやらない人間でも、中身は家族の問題とか、自然を大切にしようみたいな分かりやすいテーマばかりで…充分に理解できる作品ではありましたよ、面白かったかどうかは別の話だけど(笑)主人公の三平は都会人をやたら目の敵にする、それこそ今どき都会に住んでる奴全部が鬼か悪魔かと思っている時代錯誤な田舎もんキャラだし、逆に都会からやってきたおねーちゃんは新鮮で美味い魚を食ったくらいで、田舎生活を肯定しちゃうような、旅番組の下手なレポーターみたいな部分がある…なんかそういう上っ面だけのテーマが見え隠れしてるんですよね、この映画。

あと漫画原作っていうことでね…トリッキーな手法で釣りをやるシーンなんか、実写で見ちゃうとやっぱり間抜けで興ざめしちゃうんもん。もっとギャグっぽい作品ならそういうチープさがかえってツッコミ要素になって、いかにも漫画、アニメの実写作品らしい魅力を感じそうだけど、変にドラマ部分は真面目に、お固く撮ってるんですよ、中身は浅いくせに。だから、全体的なバランスが悪く感じる…。三平が魚を釣る時に、いちいちポーズをとったりするのも、なんだかわざとらしくて腹がたったなぁ(同じくらいに塚本高史の英語セリフ連発も田舎もん丸出しな感じ)。

可愛い子役で売るにはそろそろ厳しい須賀健太。最近は神木隆之介なんかにも同じ印象を受けるんだけれども、特に男の子役って、やっぱり賞味期限が短いよなぁと…背が高くなり、声変わり始めたのに、演技だけは昔と一緒。嬉しければニコニコ笑い、悲しければ駄々こねて泣くいというのはそろそろ通じない時期にきてるから、天才釣り少年を演じるにはちょっと厳しかったんじゃ?須賀健太が悪いというよりは、主役に選んだ奴が一番悪いんだと思うけど…これだったらイケメン俳優がもっと漫画みたいなコスプレ衣装で演じるくらいの方が企画としては面白かったかもしれないね。

そもそも、最後まで映画を見ると三平で物語を語ろうとしてないみたいだけどね…映画秘宝でバッド・アミーゴスの面々が、香椎由宇の映画だって評していたのが、本編を見たら納得できました。巨大イワナとの大勝負なんて、最後は三平自身がまるで疑似餌になったような感じの構図で、おねーちゃんが釣り竿を振るわけじゃん…巨大イワナを釣るというより、どうみたって三平をつり上げてるようにしか見えないんだけど…それをギャグとして笑っていいものかどうか、芝居や演出は大まじめなんでね、見ている方で迷ってしまったよ。漫画やアニメで同じようなシーンを見たら(そもそも同じようなシーンがあるか知らないけど)、もしかしたら感動的なのかもしれないが、イルカに乗った城みちるじゃあるまいし、なんだよイワナに乗った少年って感じだよね、アレ。えっ…城みちる、今の人は分からないって?分からなかったらググってください、すぐに答えが見つかります。


監督:滝田洋二郎
出演:須賀健太 塚本高史 香椎由宇 渡瀬恒彦 土屋太鳳 小宮孝泰 片桐竜次 螢雪次朗 萩原聖人  


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2010年01月24日

監禁ハイウェイ(2009年)

テーマ:洋画
 
勝手に映画紹介!?-監禁ハイウェイ

ツタヤの旧作100円レンタルで借りてきた「監禁ハイウェイ 」を鑑賞した…犯罪に加担していそうな怪しげなトラックに遭遇した主人公が、挙句の果てに自分の恋人まで拉致られてしまうというイギリス製のスリラー映画…既視感ありありの内容だが、雰囲気があってそれなりに楽しめます。角川映画で5カ月連続リリース中の“危機的状況!クライシス・シリーズ”なる未公開映画の第一弾で、昨年の10月にリリースされたもの。

激しい雨の降る夜…カップルのゼイクスとベスはハイウェイを走行中に、口喧嘩が始め険悪なムードが漂っていた。そんな時、ゼイクスは前を走っていたトラックの荷台に、裸の女が監禁されているのを目撃してしまう。結局、警察に電話で通報しただけで満足してしまったゼイクスだったが、ベスは中途半端な対応で済ませた事責め立て、再び二人のかながこじれてしまう。立ち寄ったパーキングエリアでベスは別れ話を切り出し、ゼイクスの前を立ち去ってしまうのだが…心配になったゼイクスは慌てて様子を見に行く。しかしベスの姿はどこにもなく、忽然と消えてしまったのだが…駐車場から出ていく件のトラックを見つけ、誘拐されたのではないかという事を思いつく。ゼイクスは慌ててそのトラックを追跡しようとするのだが…。

ハイウェイとか、田舎の一本道みたいなところで…怪しげなトレーラーに追いかけられたり、追いかけたりみたいなスリラー映画、ホラー映画は今までもたくさんあったと思うけど、しいて似ているのを挙げるとしたら「ロード・キラー」と「ブレーキ・ダウン」かな?ちょうど二つのおいしいところを足したような内容ですね…顔の見えない殺人トラッカーというのが「ロード・キラー」みたいな設定で、カップルの片割れがどこかへ消えちゃった、誘拐だと訴えても誰も信用してくれないみたいな流れは「ブレーキ・ダウン」っぽいかなと…。

激しいカーチェイスの果て、車がバンバン、クラッシュ、大破するような大掛かりなビジュアルを期待していたんだけれども、そのあたりはわりと控えめです。なんで、退屈で物足りなさを感じてしまう部分もあるんだけれども、中盤あたりから、敵が頭を使った反撃に出てきて、主人公を窮地に追い込むところがけっこう面白かった。見ている側では敵の作戦なんかも見破れちゃうんだけどね…痛々しくて、血なまぐさい感じのゴアシーンが出てきて、ああ、そういうパターンできたのかって思った。

いくつか意外性のある展開があり、その中のとある伏線が、どんな真相に繋がっていくのかけっこう期待してたのに、そこは投げっぱなしで終了…と思ったら、一応、エンディングロール中にフォロー映像が入ってて、その後に起きるであろう何かを想像させたいみたいな終わり方になってるのね。良く言えばホラーっぽい余韻が味わえるってことだけど、ひねくれた見方をすると、まさか続編構想?ともとれなくもないし…やっぱり投げた伏線も本編中に決着つけてほしかったなぁっていうのは希望ですね。オイラ的には、喧嘩別れしたカップルも極限状態で復縁し、ラブラブに戻っているけど…またまた悲惨な目に遭うんだろうなぁって妄想をして楽しみました。


監督:マーク・トンデライ
出演:ウィリアム・アッシュ クリスティン・ボトムリー アンドレアス・ウィズニュースキー クレア・キーラン


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