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2009年08月30日

セブン:ビギンズ~彩られた猟奇~(2007年)

テーマ:洋画

勝手に映画紹介!?-セブン:ビギンズ~彩られた猟奇~


GEOの新作3割引キャンペーンで借りてきた2009年8月27日発売、レンタル開始の新作DVD「セブン:ビギンズ~彩られた猟奇~ 」を鑑賞。死体でアートしちゃうシリアルキラーと戦う刑事の話で、タイトル、ジャケットは「セブン」そっくりにつくってありますが(原題はANAMORPH)、全く関連性のない劇場未公開作品(今さら猟奇殺人=「セブン」って発想が貧困だと感じるよね)。ただし、ウィレム・デフォーほか、そこそこメジャー級のキャストがそろっているので、地味で古臭い印象も受けるけど、映画らしさは感じられる仕上がりに…。

かつて世間を震撼させたアンクル・エディによる連続猟奇殺人…第一容疑者の死亡により事件は終了したかにみえたのだが、それから5年の歳月が流れ…手口が酷似した事件が発生、模倣犯による仕業なのか?アンクル・エディ事件担当後、警察学校の教官になっていたスタンも現場復帰を求められることになったのだが…現場を見たスタンはアンクル・エディ本人の仕業だと直感する。

殺人事件の現場なんかはかなり凝ってます…第一の殺人から“カメラ・オブスキュラ”を利用した奇抜な見立て殺人からはじまるなど、ミステリーマニアの心を揺るがす如何わしい雰囲気が濃厚です。ウィレム・デフォー演じるスタンは、やたら神経質な性格で、人との関わりを拒絶しようとしているから、過去の事件で何かあったんだろうなぁって、トラウマを抱えてるんだろうなぁっていうのは理解できるんだけど…意外と情報不足で、そのあたりはボンヤリと、おいおい明かされていくといった感じ。やたらとスタン中心で事件が動いているような印象を受け、単独行動多いし、意味新にアル中っぽい描写も入ってるので、まさか主人公が犯人?なんて一瞬、疑いも持ってしまったが…。

ダークで猟奇的な雰囲気は良かったんだけど、その分、作品全体のテンポが悪く…スタンが事件に翻弄され、次第に犯人の意図が明らかになってくるクライマックスの盛り上がりがイマイチ物足りない印象。スタンの周りに、怪しい登場人物がいっぱいいたんですよ…本人が犯人じゃなかったら、こいつらの中の誰かがそうなのかな?って普通思うじゃない…でも、そういうタイプの映画でもなくてね、もうちょっと提示されている情報から、見ている側が犯人を推理できるような内容だったら、面白味は増したのかもしれない。

犯人当てやドラマ分部は残念だけど、死体アートの意味を適度に明かしながら、ちゃんと最後までひっぱるあたりは良かったんじゃないでしょうか?最初はおいおいって思った邦題も、美術に詳しい人だと、原題からある程度、内容を推測されちゃうから、こういう陳腐なタイトルにしたのかなと、映画本編を見終わった後だと、多少、寛大な気持ちにもなれるような気がする。ほんと、「セブン」や「羊たちの沈黙」が流行った頃なら、充分に劇場公開もイケただろうが…まぁ、今はDVDスルーで妥当だったかな?そんな感じの作品でしたね。


監督:ヘンリー・ミラー
出演:ウィレム・デフォー スコット・スピードマン クレア・デュバル ピーター・ストーメア ドン・ハーヴェイ


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DVD セブン:ビギンズ~彩られた猟奇~
勝手に映画紹介!?-セブン:ビギンズ~彩られた猟奇~



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2009年08月29日

ハルフウェイ(2009年)

テーマ:邦画

勝手に映画紹介!?-ハルフウェイ


GEOの新作3割引キャンペーンで借りてきた2009年8月28日発売、レンタル開始の新作DVD「ハルフウェイ 」を鑑賞…自分で買ったBlu-rayのソフトがたまっているのに、北乃きい見たさに、借りてきてしまった。脚本家として有名な北川悦吏子の初監督作品ということだが、プロデュースは岩井俊二、制作がロックウェルアイズということで、見る前からなんとなく映画の雰囲気は想像できる。

高3のヒロには想いを寄せる相手がいた…バスケ部のシュウ。しかし告白する勇気がなかなか出ず、親友のメメ相手に切ない恋心を打ち明けるのが精いっぱい。ようやく告白を決意するヒロは、帰り道にシュウを待ち伏せをするのだが、逆に相手から「付き合わない?」と声をかけられ、舞い上がってしまう!はれて付き合うことになった2人だが、卒業後の進路が問題に。地元、北海道での進学を考えているヒロだったが、シュウは東京の早稲田を受験しようとしていたのだ…。

なんだ、これ…北乃きい目当てだったけど、正直、北乃きいが嫌いになる映画。ヒロインの女の子を可愛く撮れないなんて…そこはやっぱ監督が女だからか?岩井俊二が自分で撮ってれば、もう少し北乃きいの魅力が引き出せたんじゃないかってそう思う次第。いや、岩井俊二の映画もたいしたことがないものばかりだけど、主役の女の子たちがものすごく光っている分部って必ずあって、それだけで商品価値がる(映画は嫌いなのに、DVDはよく買ったよ)。

何が酷いって…最初から最後までただのムカツクバカ女なんだもん、この映画の主人公。自分の彼氏を身勝手にに振り回すだけのハタ迷惑な女。女のエゴを押しつけてるだけで、それを“青春”という言葉で無理やり美化してるだけの内容なんだよね。もしかしたら、リアルなこの年頃の女の子の気持ちってそういうものなのかもしれないけどさ、男から見てるとただウザイだけ。なんだけど…この映画に出てくる彼氏は、そんな彼女にすべて合わせようとしてくれる。そこまで魅力的な女の子に描けてないだろうよ…。

それでいて、これは途中経過だからっていって(これはタイトルにも関わってくるんだけど)、肝心なことは描かないで、ほっぽり出して終わっちゃうんだよ。エンディングの間中、彼氏が東京に出て、新しい女を見つけて、田舎もんの北乃きいなんか相手にされないという…そういう映像が頭の中に浮かんできました。岩井俊二が監督した「四月物語」なんかもさ、恋する女子大生が、東京に出た憧れの先輩を追い求める…そんな彼女の日常をダラダラ描くだけの内容だったけどさ、松たか子の一挙手一投足が可愛く撮れてた、だから恋が芽生えるのかな?っていうところで終わっても…その後を色々と想像できたんだよね。

たぶん、同じような状況にある、高校生のカップルがこれを見たら、「わかる、わかる」と納得するのかもしれないけど…それ以外の人には、フンっ、って感じの内容。せめて、助言役として出てくる教師役の大人に、まともな意見を述べさせろよと思ったんだけど、それもゼロ、みんな奥歯に物が挟まったような言い回しで、何をいいたいのかさっぱり伝わってこない。成宮寛貴なんてビジュアルからして全く教師にみえないしね(他の映画じゃ中学生やってたもんなぁ)、かえってあんな教師たちは出てこない方が良かっただろう。


監督:北川悦吏子
出演:北乃きい 岡田将生 溝端淳平 仲里依紗 成宮寛貴 白石美帆 大沢たかお


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2009年08月28日

「平成ガメラ Blu‐ray BOX」が届いたよん♪

テーマ:その他、雑文…

勝手に映画紹介!?-平成ガメラ Blu-ray BOX

Amazonに予約しておいた、本日発売の新作Blu-ray「平成ガメラ Blu-ray BOX 」が到着。当初、某AVサイトの情報によると、本編音声はリニアPCM5.1chだということだったんですけど…実際はドルビーTrueHD5.1chでした(それまで仕様の詳細が載ってなかったのに、発売直前に更新されたメーカーサイトを見て愕然とした)。マジって感じです…この間まで、PCM5.1chを再生できる環境でなかったから、わざわざこのソフトのために個人輸入でパナソニックのDMP-BD80を購入したのに…TrueHDだったら、プレステ3とHD非対応アンプでも…通常のドルビーデジタル5.1chでは再生できたんですよねぇ。まぁ、アナログマルチチャンネル出力のおかげで、ウチのおんぼろアンプでも人並みにブルーレイが楽しめるようにはなったんですけどね…メーカーさんも、情報を掲載するサイトや情報誌も、もう少し正確なソフト仕様を伝えていただきたいものです。

では気を取り直して…ガメラブルーレイの感想をといいたいところですが、まだほんのさわりしか見てません。1作目の富士でガメラ、ギャオス、自衛隊が三つ巴の戦いを繰り広げるところと、あと3の渋谷崩壊シーンをチラっと見ただけ。せっかくなんで、大音響で楽しみたいけど…時間的に他の家族や近所の事を考えて、大音量を出せる日曜日の昼間まで我慢しようかなと…。チラっと見た感じですが、フィルム素材なので、最新作に比べると…こんなもん?と思われてしまうかもしれませんが、自分の持っている旧版DVDとくらべてみると、段違いの鮮明さでした。夜間の自衛隊戦闘シーン、ミサイル投下とか、DVDだと真っ暗でなんだかよくわからないんだけど…ブルーレイではガメラにミサイルが向かっていくのが凄くよくわかりますね。

あとは、映像特典の方も掻い摘んでチョロチョロと見てみました…各ディスクに、それぞれあいうえお順で、シリーズ3作に関わったスタッフ総勢95名の新撮インタビューが収録されているんですけど、1巻に収録されてる分で、気になったスタッフのところを。監督の金子さんをはじめ、脚本の伊藤さんとか、プロデューサーの甘木モリオ(当時は本名の南里幸名義)、とか特撮班助監チーフだった神谷誠さんとか、そのあたりをチェック…一番驚いたのは、脚本の伊藤さんだけ、顔だしNG(現時点で見た中でだけど)。なぜに?「ガメラ3」後に浮上した監督との不仲説とか、まだ尾を引いているのだろうかと、色々邪推してしまうところだが真意は?世間では評判が良かったように思えた「ガメラ3」も、スタッフの中ではやっぱり何かあるのだろうか…心なしか監督の金子さんも、他の2作品に比べて、パート3のコメントに歯切れの悪さを感じてしまった。

まぁ、この新撮インタビュー集「15年目の証言~平成ガメラ スタッフからのメッセージ~」は、3巻に分かれてはいるけど、トータルで本編3本分以上の長さ、総尺6時間以上となかなか力の入った特典で、本編を見る前に、音量を気にせずに見れるこっちから、まずはじっくりと攻めていこうかなと思っているんだけど…それ以外の特典は、特報、予告のみというのが、ちょっと物足りないね。自分の持っている初期版DVD-BOXに収録されていた、オーディオコメンタリーや、メイキング映像の数々はなし(インタビューの合間にメイキング素材を流用してるけど)。かつてエヴァの庵野秀明が特撮現場の裏側を赤裸々に描いた「GAMERA1999+」という傑作メイキングドキュメンタリー(金子監督はこのキックにご不満なんだけど)なんかもあるわけで…せっかくなんでそういったメイキング集などもコンプリートしていただきたかった。オイラはまだVHSを持ってるけど…。LD、DVD、ブルーレイとフォーマットが変わる度に買い続けてきた平成ガメラシリーズのソフト…ブルーレイを買ってもDVDはやっぱ処分はできないなぁ。


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平成ガメラ Blu-ray BOX
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2009年08月28日

13日の金曜日-FRIDAY THE 13TH-(2009年)

テーマ:洋画

勝手に映画紹介!?-13日の金曜日 -FRIDAY THE 13TH-


2009年8月28日発売の新作Blu-ray「13日の金曜日 -FRIDAY THE 13TH- スペシャル・コレクターズ・エディション 」を購入、鑑賞した。昔はホラー映画はけっこう苦手だったので、オリジナルの1作目を崇拝するほどのファンじゃないんだけど、わりと最近のヤツはところどころ、ボチボチとシリーズを掻い摘んで見ている程度の俄かジェイソンファンです。今回は同時期にワーナーから1作目のBlu-rayも発売されたので、しっかりと見なおしてみようかな(実は子供のころに、親に隠れて深夜放送を見た記憶くらいしか残ってないんだ、1作目)とも思ったんだけど、予算の都合で、結局新作だけの購入になっちゃいました。どっちか1本にしようとした時、やっぱ最新作の方が、サラウンドの質とかがいいだろうということもあってね、こちらをチョイス…。

クリスタル・レイクへキャンプに出かけた男女5人の若者が消息を絶った…そこはかつてジェイソンとよばれる殺人鬼にまつわる恐ろしい事件があった場所だったのだ!それから数週間後、失踪した妹を探すためクレイは妹の写真が載ったチラシを片手に現地で聞き込みを続けていたのだが、手がかりはまったくつかめず、捜査を打ち切った警察からも、諦めるよう警告を受けていた。そんな時、週末をクリスタル・レイクにある別荘で過ごすためにやってきた大学生トレントとその仲間たちに遭遇。トレントには煙たがられてしまったのだが、トレントの恋人であるジェンナと意気投合、一緒に捜索をすることになった。その頃、ジェイソンが湖のほとりの森に出没、新しい獲物を狙っていた!

シリーズへのオマージュをかねたアレンジなんかがしてあるということで、ただ単に1作目の筋をなぞるような展開ではないようですね。どのシリーズからのチョイスとかまでは、自分はよくわからないんだけど…ジェイソンがあの有名なホッケーマスクを着用するきっかけになるシーンなど、自分みたいな俄かファンにも13金、ジェイソンってこんな映画なんだよっていうのを展開の中で、自然に悟らせてくれてくれるような作りになってます。人が殺されまくるベタなスラッシャー映画でも、コイツの方が先に殺されちゃうのかと、自分の予想がハズレちゃう分部とかもあって、楽しめました。

アバンがけっこう長いよね…一番最初に、ジェイソンにまつわる忌まわしい過去が描かれて、それからセックス大好き、クスリも大好きなバカっぽい若者たちが、ジェイソンの餌食へとなるって寸法なんだけど、その最初の犠牲者たちの中にいたねーちゃん1人が、主人公の妹だったってことで、ようやく本筋が始まるのねみたいな…。で、またまたバカな若者がいっぱい出てきて…案の定、クスリとセックスが大好きなパープーばかりだったから、完璧コイツら、死亡フラグ立ってるね~みたいな事でした。

もっと痛い描写が多いかなと思ったら、「テキサス・チェーンソー」なんかとくらべると、グロ描写はやや少ないかな?やたらスピーディーな動きもみせるジェイソンが、バカ者たちをザクザクと血祭りにあげていくあたりなんかは、けっこう爽快だったり…。出てくるねーちゃんたち、おっぱい見せまくり、ケツ振ってヤリまくりで…露出は過剰なくらい多かったですね。おっぱいをさらけ出して水上スキーを楽しむところなんて、早く襲ってくださいっていってるようなもんだからね…目の保養をさせてもらいながら、ジェイソンの暴れっぷりに笑わされたり、スカっとさせられたり。

おかげさまで、ドルビーTrueHD音声を、マルチチャンネル出力で楽しめるようになったので、迫力のホラーサウンドを堪能させていただきました。ジェイソンが様々な凶器を振り回すけ時の、ズバンっていうSEに、けっこう重みと鈍さを感じましたね…なかなか鮮烈だった。今までベタなショッカー音になんか、あまり驚かなかったんだけど…時々ビクっとしちまいました。BGMなんかもズッシリとした低音が多かったので、ガタがきてるうちのスピーカーだと、ボリュームでかくしすぎるとちょっとヤバイかななんて思ったり。後は、背後から忍び寄ってくる床の軋みとかね、今まで以上に距離感がよく感じられるようになったかな?ホラーってビジュアルも大事だけど、やっぱ音が肝心だよね。ジェイソンマニアの間でも賛否両論はありそうな映画ですが、オイラ的にはBlu-ray鑑賞向きな内容で良かったかなと満足しています。


監督:マーカス・ニスペル
出演:ジャレッド・パダレッキ ダニエル・パナベイカー アマンダ・リゲッティ トラヴィス・ヴァン・ウィンクル 


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Blu-ray 13日の金曜日 -FRIDAY THE 13TH- スペシャル・コレクターズ・エディション
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2009年08月26日

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年)

テーマ:洋画

勝手に映画紹介!?-イエスマン “YES”は人生のパスワード

GEOの新作3割引キャンペーンで借りてきた2009年8月26日発売、レンタル開始の新作DVD「イエスマン “YES”は人生のパスワード 」を鑑賞した。ひきこもり気味な生活を送っているネガティブな男が、啓発セミナーに参加したことから、なんにでも「YES」と答えるようになり…人生が180度変わっていくという、ジム・キャリー主演のコメディ映画。

仕事もプライベートもノー、パス、却下を連発するカール・アレン…別れた妻との離婚が尾を引いているのか、何をするにも後ろ向きで、夜な夜な一人でさびしくDVD鑑賞するのが日課となっていた。親友のピーターはカールを心配し、何かと気にかけてくれるのだが、そんなピーターの婚約パーティーもすっぽかしてしまう。ピーターから「このままでは駄目になる」と諭されたカールは、別の知人から誘われた啓発セミナーへ参加。そのセミナーは、どんな状況でも、“YES”、“NO”の選択を迫られたら、迷わず“YES”を選択すという内容…半信半疑、半ばやけくそでそれを実行したカールだったが…それがきっかけでアリソンというガールフレンドと出会い、どんどんと環境に変化が生じ始めた!

最近のジム・キャリー映画の中では、まぁ、笑えた方かな?夜な夜なひきこもって、DVD鑑賞っていうあたりは…共感しすぎちゃって、逆に今の自分を見ているようで、かなり痛かったけどな(笑)ほんと、友達とかにたま~に誘われても億劫でさ(笑)でも、それじゃいけないぞっていうのを教えてくれる映画ではある。

顔面をセロハンテープでグルグル巻きにするとかいう、お約束の顔芸的なネタなんかも、チラリとあったけど…昔に比べると、それだけで笑わせようという、クドさは意外と少なかった。前半で行った行動がフリになり、後半でそんなことになっちゃうの?という展開のバカバカしさなんかの方で笑えたよ。最終的にはいつものドタバタ方向へいっちゃって、ちょっと白けちゃうけど。

ヒロインのゾーイ・デシャネルが意外とキュート…ジム・キャリーの恋人になる相手なんで、このヒロインもかなり変わったキャラで、スクーターを2ケツで乱暴運転したり、コスプレ姿で異様に暗い歌を歌うバンドやってたり(その歌詞がなかなかブラックだし奥が深い…ただし字幕なんで、どこまで正確に訳してあるのかは不明だけど)…他にも変な職業を掛け持ちしている。

変人同士が、ビビビと惹かれあって、恋仲になるんだけど…このヒロインも、映画の内容と同じに、最終的には普通に恋する女の子になっちゃうのが、ちょっともったいないやね。主人公がバツイチだってことを隠してたくらいで、キレまくったり…もっと理解力、包容力のある女にみえたんだけどなぁ。主人公がイエス、ノーの使い分けを悟り、恋愛関係を修復しようとドタバタする普通のラブコメになっっちゃったんだよねぇ~。


監督:ペイトン・リード
出演:ジム・キャリー ゾーイ・デシャネル ブラッドレイ・クーパー ジョン・マイケル・ヒギンズ テレンス・スタンプ


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DVD イエスマン “YES”は人生のパスワード 特別版
勝手に映画紹介!?-イエスマン “YES”は人生のパスワード

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2009年08月24日

96時間(2008年)

テーマ:09年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-96時間


【鑑賞日:2009年8月23日】

土曜日から公開が始まっている「96時間」を、昨晩、近所のシネコンのレイトショーで鑑賞してきた。「トランスポーター3」が公開中だっていうのに、またまたリュック・ベッソン脚本のアクション映画。かつて政府組織に属していた男が、海外旅行中に誘拐された娘を単独で救出に向かうという内容で、FOX配給ってことで、「24」のジャック・バウアーなんかと比較されて宣伝されてたけど…どちらかというとスティーブン・セガールの方が似合いそうな内容(っていうか「沈黙の聖戦」そっくり?)だよね…。

かつて政府の仕事に従事していたブライアン・ミルズは、現在はその仕事から身を引き、隠退生活を送っていた。それは離婚した妻と共に出て行った、娘のキムとの絆を修復するため、少しでも彼女の側にいたいという願いからだった。久しぶりにキムからの呼び出しを受け、心を躍らせるブライアン…しかしその目的は友人と二人で海外旅行へ出かけるための、承諾のサインが欲しいというものだった。一度は却下するものの、娘の涙に渋々許可を出すブライアン…不安はぬぐい切れなかったが、頻繁に連絡を取り合うというのを条件に彼女を送り出す。しかし、ブライアンの不安が的中してしまった…なかなか連絡が取れずやきもきしていたブライアン、やっと通じたキムからの電話に途中から異変が…滞在中の部屋に何者かが侵入してきたのだ!

悪党とばかり対峙してきたから、極度の心配性で…なんでも疑ってかからなければならないという性分の主人公ブライアン…確かに危惧したとおりの結果になってしまったんだけど、娘への接し方がやたら過剰すぎるかなと思ってしまう分部があり。まぁ、娘の方もだいぶパープーっぽくて、こいつは絶対にトラブルに巻き込まれるよといったオーラーを出しまくってたけど(みるからに尻軽な友人の方なんて、第一印象で末路が思い浮かぶ)、それでも、逆にそうなることを親父は待ち望んでいたように見えてしまう。もうちょっと寝耳に水な状態の方が、見ている側の驚きにも繋がったはずである。

で、事件発生後は…おとっつあん、強い、強い。銃、格闘、ドライビングテクニックに拷問術まで超一流。いや~、これじゃあ、「お父さんどんな仕事してたの?」と娘に訊ねられても答えることができるわけないし、親子や夫婦の溝も深まっちゃうだろうと納得かな…。やっぱやってることはセガールみたいだよ(笑)でも、そこは腐ってもリーアム・ニーソン…どんな芝居をしても同じにみえちゃうセガールとは違って、演技の幅があるので、キャラクターがらしくみえる。娘を助けるためなら、よその国の法律なんてくそくらえ、他人の命もなんのその、次から次へと真実を暴きだし、着実に娘の元へと近づいていくんだけど、某人物に容赦なく銃口を向けるところなども、娘に対するニヤケ顔からは想像できない豹変ぶりに、ゾクリとさせられた。

時間がないんだっていうわりには、薬づけにされたよその娘を介抱して、情報を聞き出すなんて、なんか回りくどいことやってたね。そもそも主人公が単身でのりこむんだけど、それよりも、録音した電話の会話だけで、相手の素性まで見抜いてしまう、かつてのお仲間たち(ボーディーガード業してる)を雇って、一緒にパリに向かった方が、もっと効率的に事件を追いかけられたんじゃないか?という疑問がちょっとばかり残る。あの元同僚のお仲間たちに、もう少し活躍の場があっても良かったかなと…。孤高のヒーローが活躍するという、そのあたりも、いかにもベッソンらしいお約束なシュチエーション、展開なんだけど、テンポとアクション、それからニーソンの演技で救われている。セガールどうこうよりも、もっとぶっちゃけちゃうと「トランスポーター」と同レベルなんだけど、正直、マンネリに飽きがきた「トランスポーター3」よりも、キャラクターで面白味を感じられたのは確かです。

カーチェイスと銃撃戦を組み合わせた中盤のアクションは、「007/慰めの報酬」風、車を使って逃走している敵を追いかけるあたりは「トランスポーター」風…それこそ「トランスポーター3」も見たばかりだったので、てっきり最後のあそこは、車ごとジャンプして敵のいる場所に乗り込むのかと思ったら…意外と地味な方法だったな(笑)娘がアレだったから、最終的にああいう場所に連れて行かれちゃったっていうのは、日本の某ホラー作家が書いた作品に似たようなものがありましたねぇ。その小説が映像化されたら、こんな感じなのかなって思いながら見てしまった。


監督:ピエール・モレル
出演:リーアム・ニーソン マギー・グレイス リーランド・オーサー ファムケ・ヤンセン ジョン・グライス  


【拉致られた娘を奪還しにいくムチャなオヤジの映画といえばコレ】
DVD スティーヴン・セガール 沈黙の聖戦 特別版
勝手に映画紹介!?-スティーヴン・セガール 沈黙の聖戦

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2009年08月23日

フロスト×ニクソン(2008年)

テーマ:洋画

勝手に映画紹介!?-フロスト×ニクソン

GEOの新作3割引キャンペーンで借りてきた2009年8月21日発売、レンタル開始の新作DVD「フロスト×ニクソン 」を鑑賞…コメディアン出身のキャスターが、スキャンダルで失脚したニクソンに、単独インタビューを行い、彼の本心を暴きだそうと孤軍奮闘する、実際の出来事を描いた実話ドラマ。監督は「天使と悪魔」の記憶が新しいロン・ハワード…「天使と悪魔」とは正反対に、地味な映像作品ながら、しっかりとエンターテイメントに仕上げているあたりはさすがかなと。

1974年8月9日、第37代アメリカ合衆国大統領、リチャード・ニクソンは…ウォーターゲート事件の汚名をまとったまま、政界の表舞台から去る。その姿を、テレビの生中継を通して見ていた、イギリスの人気司会者デビッド・フロストは…その中継の視聴率の高さに目をつけ、自分とニクソンの一対一のインタビュー番組を企画。さっそく、エージェントを通して、ニクソンへの出演交渉を開始する。数ヵ月後、ニクソン側は法外なギャラを要求…快諾したフロストは、イギリス人プロデューサーのジョン・バートを伴い、アメリカへ飛ぶのだが…当初想定していた、アメリカの3大ネットへの番組売り込みがうまくいかず、資金調達も苦戦を強いられる…。

そんなにアメリカの歴史とか詳しくないので、それこそ過去に見てきた数々の映画の知識で身に付けた、スキャンダルで失脚した現職大統領=ニクソンくらいのイメージしか持ち合わせてなかったんだけど、スキャンダル以降、ニクソンがどんな道を歩んだのか、2人の対決がどんな方向へいくのかと…興味深く見ることができ、エンターテイメントとしても非常に面白く見れた。

映画になるくらいだからね、知識がなくてもそれなりに予想はつくんだけど、隙をみせない政治家特有の腹黒さを持つニクソン相手に、こんなチャライおっさんで大丈夫なのかよという心配が、程良い緊張感になり、グイグイと2人の攻防にひきこまれていく。クライマックスなんて、数か月前にテレ朝で放送した渡辺謙の「刑事一代」で、平塚八兵衛が、犯人から自白を引き出すシーンを思い出しちゃったよ(笑)

日本でも、選挙戦真っ只中なわけで…お偉い政治家の先生たちがマニフェストやら、なんやらを掲げて大声をあげているけど…結局はニクソンのように自分の地位や名誉や金の事しか考えてないんじゃないか、時期的にそんな事まで想像して、この映画を見てしまいました。

あとは、本当に70年代の映像を見せられているような(またはその年代の映画のような)気分に浸れるのも雰囲気があって良かったですね。役者のメイクとかも拘ってて、ドキュメンタリー風のインタビューなんかも入ってるので、一瞬、ホンモノのドキュメンタリーかな?なんて錯覚にも陥ってしまう。フロスト側が、ニクソンへのインタビューを開始するまでは、本当に、当時の番組のメイキングを見ているような臨場感も味わえた。


監督:ロン・ハワード
出演:フランク・ランジェラ マイケル・シーン ケヴィン・ベーコン レベッカ・ホール トビー・ジョーンズ


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2009年08月22日

リプリー 暴かれた贋作(2005年)

テーマ:洋画

勝手に映画紹介!?-リプリー 暴かれた贋作

GEOの新作3割引キャンペーンで借りてきた2009年8月7日レンタル開始(セル版も今月の28日にリリース予定)の新作DVD「リプリー 暴かれた贋作 」を鑑賞。過去にアラン・ドロンやマット・デイモンが演じたトム・リプリーの続編的なお話を、今度はバリー・ペッパーが演じる。わきを固めるキャストも意外と豪華で、監督が「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」のロジャー・スポティスウッドってあたりで、007フリークのオイラなんかは気になっていたんだけど、近作「チルドレン・オブ・ホァンシー」同様、なぜか日本では劇場未公開のDVDスルーになってしまいましたね。

詐欺師のトム・リプリーの次のターゲットは大金が動く現代アートと、それに群がる金持ちたち。リプリーは新進気鋭の画家ダーワットの取り巻きの一人として、仲間たちと会社を動かしていたのだが、突然、そのダーワットが交通事故死してしまった。このままでは人気が下落し、絵の価値も下がってしまうと判断したリプリーは…ダーワットの死を隠そうと提案。さらに、客から新作を求められると…替え玉を使って贋作を描かせることに。思惑通りダーワットの絵は飛ぶように売れ、さらにリプリーは富豪の令嬢エロイーズと恋に落ち、何もかも順調のようにみえたのだが…新作を買った実業家のマーチソンが贋作であることを見抜き…。

原作シリーズも読んでないし、年齢的に、リプリーというとアラン・ドロンじゃなくて、マット・デイモンの方を想像しちゃうんだけど…同性愛っぽいデイモンのリプリーと比べると、現代的なチャらさとユーモアに満ちていた今回のリプリー…作風も意外とコミカルな分部が多く(シリアスなシーンなんだけど、ウィレム・デフォーのあの秘密に大爆笑してしまった)、それでいてブラックなところはとことんブラックで、2時間ドラマ的な軽さの中で、しっかりとミステリー映画の醍醐味も味わえる、程良いエンターテイメントに仕上がっていた。

今までも(他の作品)完全犯罪をもくろんできたリプリー…死体を前にしても躊躇なく行動できるあたりは、やっぱり凄い。お得意の変装術で、贋作を見破ったマーチソンとやり合ったり、事件を捜査する刑事につっこまれても、シラを切りとおすリプリー…その陰で右往左往しまくり、綱渡り状態で策を弄ずるあたりは、ちょっとお間抜けさんにも見えちゃうんだけど、テンポもありけっこうドキドキした。刑事の追跡を逃れる手段として、恋人と車内のトイレでSEXにふけっちゃうなんて…御見それしましたといったところだろう。

そんなリプリーも…お嬢様のエロイーズにはたじたじな感じで、恋愛ついでに…自分の利益・保身に利用していたつもりが、逆にもてあそばれてる感がありあり。キスをせがんでおいて、寸止めしたりね…電話番号教えたのに、なかなかでなかったり、本格的に恋愛に発展する前から、可愛い顔してなかなかの策士のエロイーズちゃん。そんでもって、このあたりが上手な伏線となり…ニヤリとしちゃうようなオチへと繋がる。女は詐欺師よりも信用できないってことかいな(笑)

桜の下には死体が埋まっているって話をよく聞くが…真っ赤によく熟れたトマトの下にも死体が…こっちの方が生々しいよね(笑)人が殺されて、ドス黒い血が、ダラ~って流れるシーンもあるんだけど、間接的なトマトの赤色の方がちょっと怖く、不気味に見えてしまったよ。


監督:ロジャー・スポティスウッド
出演:バリー・ペッパー クレア・フォーラニ ウィレム・デフォー トム・ウィルキンソン アラン・カミング


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2009年08月21日

バンコック・デンジャラス(2008年)

テーマ:洋画

勝手に映画紹介!?-バンコック・デンジャラス

GEOの新作3割引キャンペーンで借りてきた2009年8月21日発売、レンタル開始の新作DVD「バンコック・デンジャラス 」を鑑賞した。パン・ブラザーズが自身の出世作である「レイン」 を、ニコラス・ケイジ主演のハリウッド映画としてセリフリメイクしたアクション映画。オリジナルの「レイン」はセル版DVDを所持していて、けっこう好きなのだが…ニコラス・ケイジが主役っていうのがちょっと不安ではある…。

世界をまたにかける暗殺者のジョー…仕事ごとに雇ったアシスタントも最後には殺してしまう徹底ぶりで、今までは完璧に仕事をこなしてきた。そんな彼も、自分に限界が近づいた事を悟り、引退を考え始めたのだが、その矢先に、ある組織から殺しの依頼が舞い込む。その仕事を最後にしようとバンコクに降り立つジョー…いつものようにアシスタントを現地調達することに。通訳兼仲介役としてコンという男を雇ったジョー…ある晩、そのコンが仕事でトラブルを起こす。最初は殺すつもりでいたのだが、必死で挽回しようとする姿を見たジョーは、弟子として殺しの仕事を伝授しようという気持ちに変わり…。

殺し屋映画のリメイクということで「ニキータ」と「アサシン 暗・殺・者」くらいの違いなのかなと思いきや、核となるオリジナルの設定やキーワードを残しつつも、キャラクターの立ち位置とかかなりアレンジ(というかシャッフルっていう方がいいのかな?)してあるので、似て非なる作品に仕上がったって感じだね。オリジナルでは、半分引退しかけたジョーの相棒として、コンが殺し屋稼業を続けていて、このコンが耳が聞こえない、喋れないという設定であり、映画の主人公でもあったのだが、リメイク版ではジョーの方が主人公になっている(オリジナルだとコンはイケメンだったのに、なんかとっぽいにーちゃんになってるし)。シュチエーションは違ったが、オリジナルでは回想として語られたジョーとコンの出会いが、リメイクではメインストーリーと並行して語られるという寸法。

でもって、オリジナル版は喋れない殺し屋っていうのが、なんとなく切なく、哀愁を帯びていて印象深かったのに…ニコラス・ケイジにそんな繊細な役を振るのは無理と判断したんだろう…殺し屋ジョーが一目ぼれする堅気のヒロイン(オリジナルではコンが堅気の娘に恋をするんだけど、こっちのコンはオリジナルでいうジョーの彼女といい仲になる)に、その設定を押しつけてしまいました(笑)だから、このラブストーリーも、オリジナルと比べるとさほど重要ではなく、気になったねーちゃんを、ちょっとナンパしてみましたみたいな印象しか残らない。恋愛じゃなくて、師弟愛の方が物語には重要になってくる。

幼少期のつらい過去を乗り越え、殺し屋稼業で、自分の生きる道や仲間を見つけた主人公が、次は恋をして、人を愛する、愛されるという事を知るというお話だったのに…そういう部分をすべてほっぽり出してしまい、結局、このリメイク版は、ニコラス・ケイジをかっこつけしぃ~なスーパーヒーローに祭りたてるためのストーリーになってしまい、なんだか普通のアクション映画になってしまいましたね。殺し屋が急にいい人になっちゃうっていうくだりも、ヒロインとのラブストーリーが中途半端なので、説得力にイマイチ欠ける。

確かにハリウッド資本で予算はあったんでしょう…ドンパチは派手になってたけど、007みたいなボートチェイスとかはかえって不自然でした。まぁ、引退を決意したんだから、腕が鈍って、殺しに失敗してもいいのかもしれないけどさ…。本当にパン・ブラザーズはこんな映画を撮りたかったんだろうか?殺しを行った後に、死体や死骸のグロ描写が挿入されたり…ホラーチックな演出がチラリと顔を出すあたりは、まぁまぁ良かったけどね。あと、ヒロインに殺し屋だってバレちゃうところも…オリジナルとそっくりなシーンなんだけど、設定が違うためにだいぶ、印象が変わってきたが…そこだけは変えた意味があったかなと思えるシーンになっていた。


監督:オキサイド・パン ダニー・パン
出演:ニコラス・ケイジ シャクリット・ヤムナーム チャーリー・ヤン


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2009年08月20日

ダウト~あるカトリック学校で~(2008年)

テーマ:洋画
勝手に映画紹介!?-ダウト ~あるカトリック学校で~


GEOの新作3割引キャンペーンで借りてきた2009年8月19日発売、レンタル開始の新作DVD「ダウト ~あるカトリック学校で~ 」を鑑賞…主要キャストが全員アカデミー賞にノミネートされたということが話題になったドラマ。確かに派手な作品ではないが、ぐいぐい魅せられる。やっぱり、お互いを毛嫌いするシスターと神父の言葉の応酬が凄いんだけど…完璧シスターの方が一枚上手な感じ。話の途中で、こりゃ、メリル・ストリープが相手じゃ、フィリップ・シーモア・ホフマン勝てないだろうと…キャラの存在感だけで、結末を予想してみたが…。

1964年、ニューヨークのブルックリンにあるカトリック学校…厳格な校長シスター・アロイシスは、ある疑惑を抱いていた。それは、新人教師シスター・ジェイムズが目撃したある出来事に端を発する。規律の厳しい校風に対し、もっと開かれた教会を目指すべきだという持論を強く示すフリン神父、彼が校内で唯一の黒人生徒ドナルド・ミラーに、必要以上に関心をよせているらしいのだ…。フリン神父を呼び出したシスター・アロイシスは、シスター・ジェイムズを交えて真相を問いただすのだが…。

目の敵にしていた神父に、変態疑惑が浮上し、それをエサに、糾弾、追放を企てるシスター…この2人の静かなる攻防を描いた物語というのが大まかなストーリー…神父役がフィリップ・シーモア・ホフマンってだけで、見ている側も第一印象からして…黒に近いグレーだよね(笑)

カトリック系の学校なんていうと、普通の日本人にはちょっとなじみが薄いようにも感じるが…規律を守りたい保守的な人間と、古い事を変えていこうとする改革的な考えの持ち主が対立する構図などは、社会生活を営む中で意外とあることなので、自分の身のまわりの生活にあてはめて考えると、意外とすんなり入れた。簡単に言うと、やり手の会社の上司にセクハラ疑惑が浮上しちゃったみたいな事だよ(笑)

思い込みだけで突っ走るシスター…相手の存在が嫌いってだけで、神に仕えるシスターが、そんなに汚い手を使って、相手を追いこんでいっていいのかよと…半ばあきれてしまい、途中で神父擁護派な気分になってくる。神父だって、黙っちゃいないぜと…反論に転じ、疑惑が二転、三転しながらクライマックスへ向っていく。

自分への疑惑の目を当てつけるため、信徒たちへの説教の中で、噂話というのはどういうものかっていいう説教を神父が説いたりするんだけど、小さな疑惑が膨れ上がっていく、そういう時の人間の心理、心情が細かく映画の本質の分部でも描かれていた。ひとつの真相を暴こうとすると、余計なことまで暴いてしまうのが事実なわけで…終わりよければ、それでいいのかという問題も浮き彫りに。暴君のようにもみえたシスター・アロイシスだって聖職者としての葛藤があったんだよというところで、救いもあったかな?

見終わった後に、自分の中では、白黒が一応ついたんだけど…ちょっとあやふやなラストになっているので、もう少しわかりやすくても良かったかなって思うね。1回見ただけで、明確な答えが知りたいと願う人なんかには、物足りなさやしこりが残るかもしれない。


監督:ジョン・パトリック・シャンリー
出演:メリル・ストリープ フィリップ・シーモア・ホフマン エイミー・アダムス ヴィオラ・デイヴィス 


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