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2007年02月27日

バッテリー(2007年)

テーマ:07年01~12月の劇場鑑賞映画

バッテリー

【鑑賞日:2007年2月27日】

3月10日公開の「バッテリー」の試写会が当選したので鑑賞してきた。ベストセラーになったあさのあつこ(といっても女優さんじゃない)原作の人気児童小説を映像化したもので、自分も最後までは読んでないんだけど、3冊目くらいまで文庫で原作を読んでます。

父親の転勤で、母親の実家がある田舎町・新田に引っ越すことになった原田巧。卓越したピッチング能力で少年野球のエースだったのだが、急な環境の変化で戸惑い、ふてくされていた。母親も身体の弱い弟の青波のことばかり気にかけており、巧が野球に夢中になるのをあまりよく思ってもいないのだ。そんな時、巧は同級生の永倉剛と運命的な出会いを果たす。剛は巧も認めるほど、キャッチャーのセンスに優れていたのだ。二人でバッテリーを組むことを約束し、入学したばかりの中学校で野球部へ入部するのだが…。

原作を忠実に映像化はしてませんよね。登場人物もカットされてるのがいたし、原作では意外と丁寧に描かれていた脇役キャラたちは、そんなにスポットを当ててないで、やはり巧と剛が中心かなって印象を受ける。まぁ、この辺は、珍しく原作小説を読んでるから意識してしまう点であるが、別に原作の雰囲気をぶち壊しているわけではないのでご安心を。2時間の映画に収まるように、上手に脚色してあるなって感じです。このあたりはベストセラー小説の映画化に慣れているベテランの滝田洋二郎監督作品なので、安心して見ていられます。

ただ、自分が原作でけっこう重要だと思った、上級生との確執、陰湿な嫌がらせ、イジメにあうところなどは…ちゃんと映像で描いてるんだけど、サラっ流れちゃった印象だったな。あの辺をもう少し丁寧に描いて欲しかった。イジメ問題なんかが絡んでくるから、わざとああいう風に当り障りのない感じなんでしょうが…。あの辺は逃げずに勝負して欲しかった。

あと、巧くん…原作ほどとっつきにくいキャラじゃないなぁって感じはあったかな。原作の方だと、もっととんがった性格でさ、トラブルメーカーな印象だったんだけど、問題は起こすけど、立ち振る舞いは原作ほど子供じゃないなぁって思った。

自分は原作を3巻目くらいまでしか読んでないので…後半の試合シーンなんかは、未知の領域だったんだよね。どの程度、脚色してあり、どの程度忠実なのかはわからないけど…野球映画、スポ根映画の王道みたいな展開で、けっこう爽快だったね。エースが遅れてやってくるというあたりも、なんかいいんじゃない?軟式野球ながら…自分も高校の時にちょこっと野球をかじった人間として、実写版の「タッチ」を見た時って、野球をやりたいって気分になれなかったんだけど…「バッテリー」は、なんか野球がもう一度やりたくなる映画だったなぁ。

中には中学生に見えない生徒・選手もいたけど、その辺はお約束ってことで(笑)それにしても、巧を演じた林遣都って、まるで漫画かアニメから飛び出してきたような、整った顔してるよね。原作小説のカバーイラストなんかにも、けっこう雰囲気似ているし…演技はまだまだだったけど、元々セリフが少ない役なので、物凄くイメージあってた。逆に野球部の監督が萩原聖人っていうのは、ちょっとカッコよ過ぎるかな?


監督:滝田洋二郎
出演:林遣都 山田健太 槍田晟裕 蓮彿美沙子 天海祐希 岸谷五朗 菅原文太 萩原聖人


【原作小説…】
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2007年02月26日

夜のピクニック(2006年)

テーマ:邦画


2007年2月23日発売、レンタル開始の新作DVD「夜のピクニック」を鑑賞した。自分はセル版を購入したのだが…本編の前日談を描いた「ピクニックの準備」という、公開前にネット配信されたショートフィルムのDVDがセットになった(既に単品DVDで発売済み)「夜のピクニック ピクニックパック 」をチョイス…特典ディスクと合わせて全3枚のボリュームでなかなかの見応えである!

全校生徒が24時間で80kmを歩く北高の最大のイベント“歩行祭”当日…そろぞれ生徒たちは色々な想いを秘め、これに挑もうとしていた。今年が最後の“歩行祭”になる甲田貴子も、自分自身にある賭けをしていた…それは同じ学校にいながら3年間、話したことがなかった西脇融に、勇気をもって話かけるということ…。それを知った周りの友人たちも、何かと世話をやこうとするのだが…。

貴子と融の秘密の関係っていうのが…けっこう早い段階でバラしちゃってるし、色々なところのあらすじなんかでもストレートに書かれちゃってるので、その部分の盛り上がりがちょっと足りないかなって不満に思った。あの関係が、映画の驚きに繋がるような仕掛けだったら、良かったんじゃないのかなって自分は思うのだが…。

あと、本編では投げっぱなしのネタや秘密がいっぱいね(笑)まぁ、それはショートフィルムの「ピクニックの準備」を見ると、その謎が気持ちいいくらいに氷解していくんだけど。これは原作がそういう風になっているのか?原作小説を読んでないのでよくわからないんだけど、「ピクニックの準備」も同名の原作小説があるんだってね。

それにしても、この“歩行祭”というイベントはすごいなぁ。本当にこんなことやる高校ってあるの?オイラだったら絶対にサボルね。アイデアは奇抜だったけど、一般的な文化祭みたいなノリだよねこれ。冒頭、出発前のテンションがたかぶってる生徒たちの間をワンカットでカメラが動いて、メインキャストを追いかけるシーンとか…「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」の文化祭のシーンでも見ているかのような雰囲気だよ。高校生たちがワイワイガヤガヤやってる感じは…自分の学生時代を思い出しながら、青春時代を懐かしめるので、けっこう好きです。とにかく、全編歩きまくって、走りまくる映画なんで、独特なテンションの映画であり、見ている最中は妙な昂揚感がありましたね。で、見終わった後は、自分もスポーツをして汗をかいた後のような、爽快感が味わえる映画だった。

「ピクニックの準備」の方は、ビデオ撮りなのがちょっと残念。しかし、本編の長澤雅彦監督だけではなく、下山天、井坂聡、鶴田法男などなど、有名どころの映画監督が演出を担当しているので、短かい作品ながら、それぞれ個性が出ていて楽しめる。元々ミュージックビデオなども多く手がけている下山天の作品なんて…案の定、そっち風の演出だったし(笑)本編以上に、ギャグ調なものが多く笑えた。

ホント、本編だけだとけっこう分かりにくいので「ピクニックの準備」を見ていない人、単品で持っていない人は…自分が購入したピクニックパックはお薦めですよ。

監督:長澤雅彦
出演:多部未華子 石田卓也 西原亜希 加藤ローサ 郭智博 貫地谷しほり 柄本佑 嶋田久作

【DVDソフトの購入】
DVD 夜のピクニック ピクニックパック

DVD 夜のピクニック 特別版
DVD 夜のピクニック 通常版






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2007年02月25日

機動戦士ガンダム 第08MS小隊(1995年~1999年)

テーマ:アニメ(TV・WEB・OVA)

2007年2月23日発売の「機動戦士ガンダム 第08MS小隊 5.1ch DVD-BOX (初回限定生産) 」を購入…一気に鑑賞した。「ガンダム0083」に続き、5.1ch化&HDリマスターで登場のガンダムの旧作OVA。自分は、LDでコレクションしていたので、DVDで見るのは今回が初めて。

地球に向かう途中のシャトルで、味方機のジムが敵と戦闘しているのに遭遇した青年士官のシロー・アマダ…搭載されていた作業用のボールで救助に向かうが、相手のザクと相撃ちになり、ジオン軍のパイロット、アイナ・サハリンと漂流していた戦艦の中へ…。それが二人の運命的な出会いだった。お互い、味方に救助をされ…シローは、地球の第08MS小隊の隊長として…アイナは引き続き兄が開発する新兵器のテストパイロットとして、戦場に出て行く…。

シリーズ中盤で、神田武幸監督が急逝…監督が飯田馬之介監督に交代し、製作の大幅な遅れや、話数の削減など色々な問題はあったにせよ、よく無事に完結したなぁって感じのこの、“ゼロハチ”。リアルタイムで見ている時も、一巻ずつの時間がけっこうあいていたにも関わらず、前半と後半では絵柄も物語も全く作風が違っていたこの作品だが…あらためてぶっ通しで見ると、余計にそういうものを感じてしまうかな。

神田監督パートである前半の、ガンダム版“コンバット”のようなノリも好きだし、支離滅裂ながら、緻密なメカ描写とごり押しで乗り切る後半パートも面白い。話数が削減されちゃったので、シリーズ完結後に作られたエピローグ的な「ラスト・リゾート」に関しては、作画も酷いし、別になくてもいい話。

見応えがあるのは、やはりクライマックスの「震える山」の前後編、ファーストのランバ・ラルを彷彿とさせるノリス大尉のグフと、シローのEz-8(ガンダム)の対決シーンとか、ジムスナイパーの登場とか、モビルスーツ好きにはたまらない。特典のブックレットなんかよむと、監督は今だったらCGとかでもっと上手に見せられるといっていたがただ、セルアニメで育った世代では、こういう映像の方が好みである。ただ個人的に一番好きなエピソードは、飯田監督にバトンタッチしながらも、神田テイストをまだまだ引きずっている第6話の「熱砂戦線」なんだよね。それ以降は、制作スケジュールの関係で、話がボロボロになっていく(笑)

今回は5.1ch化にはなってるけど…「0083」と違い、声優さんのアフレコは昔のまんまで、新録はしてないようですね。元々がガンダムOVA初(劇場版では「逆襲のシャア」から)のドルビーサラウンド制作だったので、音声素材がリミックスに使いやすかったんだろうと思いますが…違和感を感じないという反面に、手抜きを感じる。監督が違うということで、今回は神田パートを、「0083」の今西隆志監督が、飯田パートをそのまま飯田監督がそれぞれ5.1chの演出を担当していたが音の付け方は、全然違いますよね。そういうのを比べるのはけっこう面白い。あのグフとの戦闘シーンや、アッガイが暴れ回るモビルスーツ戦をハリウッド映画のような豪快なサラウンドで見れるのは迫力ありました。

毎度のことですが…DVD-BOXで出しておきながら、コアなファンには旧版DVDも買わせようという魂胆が丸出しであり、オリジナルの音声を収録してくれていないのが、セコイ。またLDやビデオの単発で出ていた時の映像特典、ガンダム世界のくだらない裏話を綴った「宇宙世紀余話」も入ってなければ、劇場版の「ミラーズ・リポート」も入れてくれてない。他社のアニメDVD-BOXに比べると価格が高いんですから、やはりこの辺も網羅していただきたいですよ、バンダイビジュアルさん!?結局、今回も昔のLDを処分できないんだなぁ…。

次世代DVDに移り変わる前に、現行フォーマットでもう一儲けしておこうというバンダイビジュアルの策略にまんまとのせられているアニメファンも多いと思うけど、この後もサンライズ(またはバンダイビジュアル)関連のリマスターDVDがどんどん出ますよね…ターンAガンダムのBOX化にキングゲイナーの5.1ch化。お金がいくらあっても足りないっす…。

監督:神田武幸 飯田馬之介
出演:檜山修之 井上喜久子 結城比呂 小山茉美 玄田哲章 藤原啓治 西村ちなみ 速水奨 永井一郎

【DVDソフトの購入】
DVD 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 5.1ch DVD-BOX (初回限定生産)


【こだわりのマニアはやはり旧版も欲しいかな?】
DVD 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 Vol.01
DVD 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 Vol.02
DVD 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 Vol.03
DVD 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 Vol.04
DVD 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート








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2007年02月24日

ドリームガールズ(2006年)

テーマ:07年01~12月の劇場鑑賞映画
ドリームガールズ



【鑑賞日:2007年2月23日】

先週末から公開が始まっている「ドリームガールズ」をレイトショーで鑑賞してきた。アカデミー賞目前、今年の各賞の本命候補でもあり、日本でもけっこう話題になってる作品。

1962年のデトロイト…歌手を夢見る三人の少女がいた。エフィー、ローレル、ディーナ、彼女たちは“ドリーメッツ”というトリオでその日もオーディションイベントに参加していたのだが、その姿をジっと見つめている男がいる。中古車販売会社を経営するカーティスで、彼は音楽業界に興味を抱いており、エフィーの歌唱力、ディーナのルックスなどドリーメッツには売れる要素があると踏んでいたのだ。カーティスは地元で人気の歌手ジェームズ・アーリーがバックコーラスを探しているという情報を掴み、ドリーメッツを引き合わせるのに成功…ドリーメッツとカーティスは、プロの音楽業界に飛び込み、紆余曲折の末にようやく成功を掴むのだが…。

最近、ヒットしたミュージカル映画の中で、一番、見やすかったなぁ。60年代、70年代テイスト全開、全編ノリノリのブラックミュージックで…煌びやかなショウビズ界の浮き沈み、裏表をあっという間に駆け抜けて、テンポよく見せてくれる。実際のアメリカの音楽業界の話をモデルにしているわけだし、仲間内での不仲だったり、プロデューサーとアーティストでの意見の相違だったりと…お約束の話ばかりなんだけれども、パワフルな音楽の迫力で、ひきつけられちゃいますよね。

予告なんかでは(チラシも)、ビヨンセ&男性スターがやたら目立ってたけど、映画を見た人は、何故か、ジャニファー・ハドソンばかり誉めるので不思議だなって思ってたけど…自分も映画を見たら納得。ビヨンセ、完璧に喰われてましたね…どっちがメインの主人公か分からなかった。でも、やっぱり宣伝には顔の良さと知名度ってことなのか?ブス、デブは前面に出ちゃ駄目ですと…まるっきり映画の中で描かれてたことと一緒じゃん…チラシにジェニファー・ハドソンの顔と名前も入れてやれよって感じです(笑)もちろん、後半ではビヨンセも歌姫としての面目を保つような見せ場があったけど、本当の主人公はジェニファー・ハドソンでしたねぇ。

あと、久々かっとばしてくれたエディー・マーフィーが最高じゃん。正直言って、「ビバリーヒルズ・コップ2」以降で、この人の映画で面白いと感じた作品、あまりないんだよね。あと、黒人スターばかり目立つけど、ひっそりとジョン・リスゴーが出てましたね(笑)ビヨンセ演じるディ-ナがスターにのし上がった時に、映画の話を持ち込んできた白人プロデューサーの役で。

多分、DVD化されたら買うだろうな…パワフルな音楽を、自宅のホームシアターでもぜひ楽しみたいですね。

監督:ビル・コンドン
出演:ジェイミー・フォックス ビヨンセ・ノウルズ エディ・マーフィー ジェニファー・ハドソン ダニー・グローバー

【映画関連グッズはこちら】

書籍 ドリームガールズ
CD ドリームガールズ オリジナルサウンドトラック









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2007年02月22日

ハードキャンディ(2005年)

テーマ:洋画

2007年2月23日発売、レンタル開始の新作DVD「ハードキャンディ デラックス版 」を鑑賞した。ネットの出会い系サイトで知り合った少女に監禁されてしまう男の話。

出会い系サイトを通じて知り合った、14歳の女の子ヘイリーと、写真家のジェフ…ある日2人は、カフェで初めての待ち合わせをしたのだが、意気投合した2人はそのままジェフの家へ。ヘイリーが作ったスクリュードライバーで二人で乾杯をしたまではよかったのだが…急に意識を失ってしまうジェフ。どうやらヘイリーが薬を盛ったらしい。ジェフがようやく目覚めると、態度の豹変したヘイリーに手足を椅子に縛られれていた…。

登場人物も少なく、ほとんど室内で、主人公2人のやり取りだけで物語が進んでいくのだけど…脚本がしっかりと面白ければ、下手な小細工なんて必要ないよねって、感心してしまうほど、作品に惹きこまれるサスペンススリラー映画。作りはかなり低予算に感じるが、俳優の演技やセンスのいい台詞、テンポの良いカメラワーク、編集テクで、なかなかの佳作に仕上がっている。

映画会社の方は「CUBE」やら「SAW」やらの路線で作品を売りたいようなのだが…自分はちょっとロマン・ポランスキーの「死と処女」あたりを思い出したね。劇中、“(未成年者に手を出した)ポランスキーもアカデミー賞を獲った”ってセリフがあるあたりは、なんか意識してるのかなって、ちょっと勘ぐってしまうが?

パっと見、一昔前のハーレイ・ジョエル・オスメントが女装しているかのような(笑)、あどけない表情の少女が一人で、ハゲのオッサンを拷問して追い詰めていくんだけど…こんなもんみせられちゃうと、絶対に出会い系サイトなんかで悪さはしないぞ!って思うね。演出的な兼ね合いもあって、直接的な残酷描写は少なかったんだけど…あの拷問・手術シーンは、見ているだけで、男だったら股間が痛く感じるよね(笑)未成年相手の淫行を抑止するのに、使えそうな映画だよ(爆)

そんなに驚くようなオチはないんだけど…ヘイリーのラストのセリフあたりは、ブラックで思わずニヤリとしてしまった。

監督:デイヴィッド・スレイド
出演:パトリック・ウィルソン エレン・ペイジ サンドラ・オー オデッサ・レイ 

【DVDソフトの購入】
DVD ハードキャンディ デラックス版





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2007年02月21日

イルマーレ(2006年)

テーマ:洋画

2007年2月9日発売、レンタル開始の新作DVD「イルマーレ 」を鑑賞した。「スピード」のキアヌ・リーブス&サンドラ・ブロックが久々の共演で、韓国映画をリメイクした話題作だが…元ネタの韓国映画は見てません。

女性医師のケイトは…自分が住んでいた、湖畔にあるガラス張りの家から引っ越す時に、次の住人に宛てに、誤配された郵便物の転送などを願う手紙を書いた…。新しくやってきたアレックスがその手紙を見つけたのだが…自分が来る前はずっと空家だった筈だと訝しむ。お互いに悪戯か何かだろうと思いながらも、何度か手紙を交換するうちに…どうやらその手紙が、ポストを通じて未来から過去へ、過去から未来へと時を越えているのだとお互いに気づく。2人の奇妙な文通が本格的に始まり、次第に惹かれ合っていくのだが…。

オリジナルも、ハリウッド版と同じオチなの?なんだかなぁ~…いかにも女の人が喜びそうな甘いラブストーリーであり、相変わらず爽やかなキアヌの演技で、サクサクと見ちゃえるんだけど…根底はしっかりとSF映画。SFと感じさせないで、タイムパラドックスネタをやらかしてるあたりは、いいなぁって感心してたんだけど…最後の、最後でひっくり返ってしまった。バカすぎる…せっかく築きあげてきたのに三流のファンタジーにしちゃったよ。ああ、勿体無い。やっぱり、時間の流れを改変してしまったなら…どこかで帳尻を合わせなきゃいけないというのを最後まで守って欲しかったね。ハリウッド映画だから、余計にあのオチが鼻に付く。その手前で終っていたら、きっと、自分の中ではもっと評価が高かっただろう。あんな郵便箱ひとつで、SF映画にしてしまったアイデア力は認めます…まぁ、それはオイラが見てないオリジナルの韓国版の手柄なわけだけど…。

恋愛映画なんだけど、ベタベタしすぎないのは、やっぱりキアヌの演技と存在感のおかげでしょうね。いい、オッサンなのに…こういう役似合っちゃうもんなぁ。対するサンドラ・ブロックは、どこか婆くささが滲み出ていて、無理に若作りしてるなぁって印象もあるんだけれども…ここ最近の、女を捨ててるいくつかのコメディ映画よりは、可愛く見えました。

劇中で2月14のバレンタインデーが重要になってくるということで、DVDの発売も、先週のバレンタインデーに合わせたようだし…そういうのを意識して、カップルで鑑賞するのは、お手ごろでいいんじゃないですか?ラブストーリーなんか、“ケっ!?”って思っている人は、自分同様に…もっと鬼畜な結末にしろよと思っていることでしょう(笑)

監督:アレハンドロ・アグレスティ
出演:キアヌ・リーブス サンドラ・ブロック ディラン・ウォルシュ クリストファー・プラマー

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DVD イルマーレ





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2007年02月20日

柔道龍虎房(2004年)

テーマ:アジア映画


旧作レンタルで借りたジョニー・トー監督の「柔道龍虎房 」を鑑賞した。黒澤明の「姿三四郎」へオマージュを捧げた香港の柔道アクション映画!?

かつては名を馳せた柔道家だったシト・ポウ…今では落ちぶれ、借金に苦しみながら、飲み屋の雇われ店長をしている。そこへ、強い相手を見つけると見境なく挑んでいくトニーが現れ、柔道での勝負を申し込むのだが、全く相手にしようとしない…。さらに今度は、シト・ポウの店のステージでのボーカル募集の広告を見て、歌手志望のシウモンが飛び込んできた。トニーは柔道の勝負をするため、シウモンは仕事を得るため、シト・ポウに付きまとうのだが…。

最初は、キャラクターの関係を把握するまでは、ちょっと話の意味わかんなかった。でも、主役の三人が引き寄せられるように集まってきて、一緒につるむようになっていくところは、セリフや行動がおかしくて笑ってしまう。いきなり、ゲーセンへ行って、ヤクザから金を盗んで、その金持って…博打行ったりね。なんだかなぁって見てたんだけど…まぁ、シト・ポウがどれだけ駄目人間かっっていうのが描かれていたわけですよね。で、次第に、シト・ポウを中心とした、脇役たちの位置関係が理解できてくると…格闘映画らしいドラマがどんどん描かれていく。

独特の、芸術的なスローモーションや長回しカットがこの映画でも随所でも見られ、特に、シト・ポウの柔道の師匠の息子が、ちょっとオツムが弱いって設定で、どこでも「姿三四郎」のテーマ曲を日本語で歌い始めちゃうんだけど…この歌声に合わせて、主要キャラが一堂に会して、乱闘をする場面は鳥肌モノのカッコよさだった。

また、格闘家同士の熱い情熱や友情によって…シト・ポウが自分のプライドを取り戻していく、クライマックスはベタだけど感動してしまう。

やっぱ香港映画だからかな?自分がイメージしている柔道というものより、やや動きがリズミカルに感じ(だからといって、リアリティに欠けてるわけでもなく、俳優のガチンコの気合さえ伝わってくる!)…また、日本の昔の柔道アクションとは違った迫力、面白さが味わえた。

監督:ジョニー・トー
出演:ルイス・クー アーロン・クォック チェリー・イン レオン・カーファイ チョン・シウファイ

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DVD 柔道龍虎房






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2007年02月19日

不撓不屈(2006年)

テーマ:邦画

2007年1月26日発売、レンタル開始の新作DVD「不撓不屈 」を鑑賞した。「金融腐蝕列島 呪縛」「燃ゆるとき」などの高杉良原作の実録小説を映像化したもので、国家権力に一人で挑んだ税理士の話。

栃木県鹿沼市と東京に事務所を構える税理士・飯塚毅…その飯塚税理事務所に、突然、税務調査の手が入った。さらに調査は、彼の顧客にまで伸びているという…。実は、飯塚の顧客は中小企業が多く、その経営を助けるために“別段賞与”という節税方法を推奨していたのだが、国税局はそれを認めておらず、脱税だと指摘する。飯塚はその他にも、国税局を相手に税務訴訟を起こしていたのだが、今回の調査はそれについての嫌がらせも含まれているようだ。国税局の狙いは、飯塚の税理士資格の剥奪にあり、脱税指導の嫌疑をかけてくるのだが…。

時代も違えば、組織も違うが…国家権力の横暴さ、理不尽さは相変わらずといったところか?己を信じて、最後まで突き進む主人公と、それを支える仲間たち…なんとなく公開中の痴漢冤罪映画「それでも僕はやってない」にも似たテーマですよね。古臭いし、堅苦しい話なんだけど、実録モノの強みですよね…こういう庶民的なヒーローが孤軍奮闘する物語って、結果がわかっていても意外と見てしまう。ベテラン俳優さんたちの演技も妙にクサイんだけど、けっこう好き。

原田眞人の「金融腐蝕列島 呪縛」なんかに比べると、エンターテイメント的な迫力は皆無だし…、主人公一家の団らん風景とか、本当に20、30年前のドラマ見ているみたいで微笑ましかったりもするんだけど(「バブルへGO」どころじゃないよ)…作風にあった、シンプルで古風な画作りが、最近のビデオでチャチャっと撮っちゃって、CGで味付けしたような安っぽい映像とは違ってさ、なんか映画を見たなって気分にさせてくれるんだよね。

滝田栄と三田村邦彦…必殺の首斬り朝右衛門と簪の秀のツーショットに思わず嬉しくなってしまった(笑)意外と、ずるがしこい役人役なんてが似合おうんだね、三田村邦彦って…ついでに、三田村邦彦の腰ぎんちゃく的な存在が松沢一之だったので、こちらは「ママはアイドル」を思い出してしまったり(笑)そんなこんなで、ベテランの俳優さんがいっぱい出てて楽しいのでした。

膨大な原作を2時間にまとめているので、ダイジェストっぽさは感じるんだけど、江守徹の渋いナレーションが、そういう雰囲気を上手にカバーし、見やすい映画になっていた。

監督:森川時久
出演:滝田栄 松坂慶子 三田村邦彦 田山涼成 中村梅雀 北村和夫 夏八木勲 江守徹(ナレーション)

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2007年02月18日

バックダンサーズ!(2006年)

テーマ:邦画


2007年2月2日発売、レンタル開始の新作DVD「バックダンサーズ! 」を鑑賞した。この間、やっぱりDVDで見た「東京フレンズ The Movie」の、永山耕三&衛藤凜というTVドラマ出身の監督&脚本家コンビの作品なので…内容の出来は見ないでもある程度想像できそうだけど(爆)

ダンス好きのよしかと美羽は、未成年者立ち入り禁止のクラブに出入りしているところを補導され、そのせいで学校を退学する羽目に。それでもダンスがやめられない2人は、偶然知り合った樹里に誘われストリートダンサーになった。それから時が過ぎ…ある日、樹里がレコード会社にスカウトされた。それをきっかけに、新たに愛子と巴という女の子を加え、樹里のバックダンサーに抜擢される。一躍、トップアイドルへと成長した樹里のおかげで、バックダンサーの4人も芸能界で活躍をしていたのだが、突然、樹里が引退を宣言し…4人は取り残されてしまった。レコード会社も4人を持て余し、新人マネージャーに押し付けてしまうのだが…。

移り変わりの激しい、芸能界、アイドル業界を軽く皮肉りながら、それに踊らされる若者を…元SPEEDのhiroが演じるという、あたりはなかなかリアルで面白い。いや、もっとこの役柄に相応しいような、元アイドル歌手やグループの名前と顔がいくつも思い浮かぶんだけど、そんなことしたら、やたらと生々しくなっちゃうよね(笑)hiroくらいがちょうどいい線だね。

基本は何度も挫折を味わいながら、栄光を掴むという…ベタなサクセスストーリー。そこに、陣内孝則率いる時代遅れのオヤジバンドを絡ませるというアイデア自体は面白いものの、なんかドラマに生きてこない。それこそ、連続ドラマでやれば、女の子4人それぞれに色々なドラマがあって、そこをつっこんで描いていけば面白くなるんだろうけど…思わせぶりな伏線が全て空回りで終ってしまって、最後に無理矢理ダンスを踊って、めでたしめでたしなんだよね。2時間の映画だったら、よしかと美羽の2人くらいに、ドラマをしぼった方が、もっと感情移入できたんじゃないかな?

脇を固めるベテランキャストのおかげで、いちげんさんお断りな「東京フレンズ The Movie」よりは、映画らしくて、見やすかったけど…劇場で見たくなるレベルではまだないね。レンタルDVDでちょうど良い感じです。同じダンス映画(ダンスのジャンルが違うが)でも、日本のアカデミー賞で話題になった「フラガール」には全く及ばず(笑)これで、もうちょっと旬の若手女優で、コスチュームがセクシーだたったりしたら、また違った楽しみがあっただろうなぁ。

監督:永山耕三
出演:hiro 平山あや ソニン サエコ 田中圭 長谷部優 北村有起哉 つのだ☆ひろ 木村佳乃 陣内孝則

【DVDソフトの購入】
DVD バックダンサーズ! スタンダードエディション

DVD バックダンサーズ! プレミアムエディション







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2007年02月17日

サムサッカー 17歳、フツーに心配な僕のミライ(2005年)

テーマ:洋画

2007年2月2日発売、レンタル開始の新作DVD「サムサッカー 17歳、フツーに心配な僕のミライ 」を鑑賞した。単純に、サムという少年が、サッカーをする話だと思い込んでいたのですが(笑…マジで)、親指をしゃぶるクセ“サムサッキング”を成長しても治せない人の話だったんですね~。キアヌ・リーヴスやヴィンセント・ドノフリオ、ヴィンス・ヴォーンといった豪華俳優が、ガッチリと脇をサポートし、そこそこ面白い作品になっていた。

17歳のジャスティン・コッブは、“親指をしゃぶるクセ”がなかなか治せない。自分でもやめたいのだが、なかなか上手くいかず…両親も悩んでいた。そのせいか、母親の様子もなんだか変で、TVドラマに出ている俳優に夢中になっている。クセのせいで歯並びが悪く…矯正治療に通ってもいるのだが、そこの歯科医ペリーも、ジャスティンのクセを心配し、怪しげな催眠療法で無理矢理、治そうとする。催眠療法のおかげで、一時的にクセを治せたものの、情緒不安定になり学校で問題を起こして、先生たちから“注意欠陥多動性障害”と判断されてしまい、今度は抗鬱剤を使うことに…。薬を飲むことでガラリと変わったジャスティンは、所属していたディベート部でメキメキと頭角を現し始めるのだが…。

思春期の少年の揺れる心を描くと同時に、周りの大人たちが、どう子供たちに接したらいいのかと、悩む様子も、時には笑いも混ぜて上手に見せてくれる。背伸びしたいんだけれども、やっぱり親や教師に助けてもらうと嬉しかった、あの頃を懐かしみながら…子供たちが何を考えてるか理解しようとしない、理解できない、大人たちにも共感してみたりもする。兄貴が頼りないから、しっかりしたフリをしないといけないんだよって、生意気なこと言う弟もまた…兄弟がいると、なんとなく理解できるシュチエーションだよなぁ。

一番、面白かったのは…薬の力を借りて、天才になっちゃうあたりかな?ディペート合戦で、TVが悪影響を与えると、いかにもおりこうさんな発言をする相手に、TVはあくまで虚構なんだ、現実と虚構の区別をつける力を身に付けるのが大事だと、見事に論破してしまうところで、思わず、うんうんとうなずいてしまった。

それにしても、サブタイトル、長すぎない?劇場公開時に、あんな長いタイトル付いてたっけ????

監督:マイク・ミルズ
出演:ルー・プッチ ティルダ・スウィントン ヴィンセント・ドノフリオ ヴィンス・ヴォーン キアヌ・リーヴス 

【DVDソフトの購入】
DVD サムサッカー 17歳、フツーに心配な僕のミライ コレクターズ・エディション





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