映画時光 eigajikou

劇場鑑賞にこだわり年間300本以上観てきました。
世界中の映画を観るのがライフワーク。
映画、演劇、音楽、アートなどを書いています。
映画感想記事は基本ネタバレなし。
告知から2年経ったがんサバイバーです。


テーマ:
『ジェーン・エア』
シネマイーラで9月14日(金)まで上映









  あらすじなどはこちらを見てね

あの傑作ロード・ムービー『闇の列車、光の旅』(イーラで上映)で、長編映画デビューした
キャリー・ジョージ・フクナガ監督の第2作目です。



ホンジェラスからメキシコ経由でアメリカへ移民しようとする少女と、
メキシカン・ギャング団の少年の逃避行。
中南米の現在をリアルに描き、高い評価を得ました。
(ちなみに私の2010年の年間ベスト2位です。)
監督は実際に移民の人たちと同じように列車の屋根に乗って旅をし、
リサーチして脚本を書き上げたという、根性ある若き映画監督です。
日系4世で、1977年アメリカ生まれ。
上の写真は、前作の公開で来日した時のもの。
下の写真は、今回の来日時のもの。



どうです?かなりのイケメンですよね。
映画評論家がレビューでイケメン監督と書いてるくらいで...
ホントおばさんて困ったもんだ...私もですがね


フクナガ監督が、今度はコスチュームものの『ジェーン・エア』って、
いったいどんなだろ。と、とても楽しみにしていました。
しかも、今回のキャストは、
ミア・ワシコウスカ
 マイケル・ファスベンダー ジェイミー・ベル ジュディ・デンチ
と、豪華
&お気に入りなひとたち
なので、期待は高まります

原作は、シャーロット・ブロンテ。(『嵐が丘』のエミリー・ブロンテは妹)
何回も映画やTVドラマ化されてますが、
私は原作も読んでないし映像もこれが初めて。
現代では信じられないけど、1847年に出版された当時は、
女性が本を出すなどタブーで、カラー・ベルというペン・ネームで、
女性であることを隠していたほど。
そんな時代に自立する強い女性『ジェーン・エア』は衝撃的だったのです。
ただ、それを知らなくて観ても、ジェーンがいかに現代に通ずる
自立心と強い意志を持ち、あの時代には稀有な存在の女性であったかが、
分かる作品になっています。
ミアが、『永遠の僕たち』で見せた、超キュート
で透明感のある繊細な演技とまた違い、

『永遠の僕たち』(ガス・ヴァン・サント監督)のミアとヘンリー・ホッパー
                    (デニス・ホッパーの息子。今年観た中で一番の美青年 )

不幸な生い立ちに負けず、
容姿は良くないけど、
強い自立心と意志を持った若い女性であるジェーンを、
リアルに説得力のある演技で見せてくれます

彼女の出演作を観るのはこれで6作目ですが、
作品ごとにそれぞれのキャラクターを違った演技で魅力的に見せてくれて、
ミアは10月に23歳になる若手だけど、
将来は、オーストラリア出身の先輩ケイト・ブランシェットのような
素晴らしい女優になるのではと期待しています



ロチェスター役のマイケル・ファスベンダー 


『山猫』(ルキノ・ヴィスコンティ監督)のバート・ランカスター

マイケル・ファスベンダーも作品ごとに違うキャラ、顔、演技が楽しみな人です。
今回のルックスは『山猫』のバート・ランカスターを思い出したのですが、
感じ似てませんか?



こんな感じとか似てませんか?

コスチュームものもはまってます。
秘密があって、皮肉屋な複雑キャラクターって『シェイム』も
そういえばそうだけど、今度は隠れ変態さん
 じゃなく
ジェーンとの愛で人生変わる難しいオトコ心の変遷を、
魅力的に演じています

『プロメテウス』のアンドロイド役もまだ観てないので楽しみだけど、
なんといっても超期待値上がりまくりはデヴィッド・クローネンバーグ監督の『危険なメソッド』↓

左がユングでマイケル・ファスベンダー右がフロイトでヴィゴ・モーテンセン 
もお、どーすればいいんですかきゃ~~  って世界ですよ
キーラ・ナイトレイの狂った演技もすごいらしいし。
クローネンバーグ、イーラでやってくれないかなァ...

もどりまーす。
セント・ジョンを演じてるジェイミー・ベル
がとても良いのです
原作では、セント・ジョンは「冷酷」と描写されてて、
ジェイミー・ベルも、「彼は感情より、実用主義で物事を選択していて、
ロチェスターとは正反対だ。」と言ってる。


コスチュームがとても似合っていたジェイミー

そんなキャラですが、ジェイミーが演じているので、
もっと人間的に葛藤のある青年になっていて、
どちらを選ぶのジェーン!と気をもんじゃうんですョ。

『ディファイアンス』(エドワード・ズウィック監督)では、ミアと結婚したジェイミー

ジェイミーが、
 「この物語は、当時の人たちの選択することの大切さを描いているんだと思う。己の心に従って真実の愛を貫く人生をいくか、堅実な人生を歩んで信念を犠牲にするか。
つまり、より良い人生を生きるための選択だね。」
と言ってるのだけど(パンフより)、これって実生活で、
マリリン・マンソンのもとへ走ったエバン・レイチェル・ウッドを
ずっと待ってて、また今年婚約した彼の気持ちとだぶってない!?
と思ってしまった。また、傷つかないかジェイミー...と心配も勝手な老婆心ですが...

ジェイミーの方が、いちおう1歳年上なんです...

プラダの2012年秋冬メンズコレクションのランウェイに登場したジェイミー 

こちらプラダキャンペーンモデルのゲイリー・オールドマン、ジェイミー、ギャレット・ヘドランド、
ウィレム・デフォー

もどりまーす。
ジュディ・デンチは、しっかり共演者たちを支えています。

フクナガ監督は完璧主義で、当時の言葉や衣装、美術など時代考証に力を入れ、
19世紀中頃のジェーン・エアの世界を、完璧に再現しています。
当時はミシンがなかったので、衣装は全部手縫いで作られました。
アカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされました。
ロケ地イングランドのハドン・ホールの景色もスバラシイ

ゴシック調のミステリー感もありながら、クールな客観的解釈で、
ハーレクインロマンス的世界に陥らず、
的確な演出と俳優の好演、美しいカメラワークと映像、
現在と過去を行きかう斬新な編集などで、
自然に観客をジェーン・エアの世界へ引き込みます


『闇の列車、光の旅』は、
少女がアメリカの家族のもとへたどり着くまでのロード・ムービー、
『ジェーン・エア』は、ジェーンが家族と真実の愛を求めて旅します。
これもロード・ムービーの一形態といえるでしょう。
女性にはもちろんおススメですが、
歴史ものや、ロード・ムービー好きな男性にもおススメです。
特に『闇の列車、光の旅』好きな方は、必見デス


なんかきれいにまとめちゃいました!?
じゃ、この作品のイケメンチェック青田買いコーナー

リチャード・メイソンを演じてたハリー・ロイド↓

     

でも、調べたら『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』で、↑
若いころのデニス・サッチャー(夫)をやってるし、
青田買いじゃなかった...そういえばデニスは若いころだけ、
なんでやけにイケメン?と思ったなァ。
おしまい


         

更新がおくれてごめんなさいですが、
前回の記事の中のクイズの答えです。
クリスチャン・ベールとエドワード・ノートンの共通点は、
  シーシェパードのスポンサーです。 

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