自分が親になってから、小さな子供が巻き込まれる事故のニュースが、以前に増して気になるようになりまして。


そういうニュースがあると、決まって

子供から目を離した親が悪い

と言う人がいて。


確かに間違いではないんですけど

目を離してなくても、目から離れよるんですよ。子供側から。


家や車の鍵を閉める時

レジ前でカバンから財布を出す時

誰かに話しかけられたり、まわりに気をとられた時


ほんの数秒の隙で、何かに興味をひかれた子供は、パッとそっちに行っちゃうのです。

そりゃあ、「スマホゲームに夢中で、気づいたらいなくなってた」とかは論外ですけど。


先日、家族で大型のおもちゃ屋に行きまして。

少し冷房がきいていたので、ベビーカーに乗せていた娘(2ヶ月)がちょっと気になり。

奥さんが肌掛けをカバンから出してくれたわずか数秒で、息子(1歳9ヶ月)が放浪の旅へ。

慌てて手分けして探す僕と奥さん。

まあ、2分後にトーマスのおもちゃで、のんきに遊んでるところを見つけましたが。


ありがとうトーマス!


いくら屋内とはいえ、そのたった2分の間は気が気じゃなかったですよ。

誰かに保護してもらったとしても、まだ自分の名前も言えないですから。

完全にこちらの不注意でした。

お恥ずかしや‥‥。


いや、「目から離れてしまうから、事故に遭うのは仕方ない」って言ってるんじゃないですよ。


目を離したくて離す親なんていない


ってことなんです。

もちろん、注意の喚起は必要ですけど。


子供が何かしらの事故にあって、悲しくて悔しいのは、誰よりその親御さんですから。

そんな傷心の人に、「目を離してんじゃないよ!」とか、いちいち言わなくていいじゃない。

と思ったのでした。




保育園に行く時間なので起こそうと思ったら、奥さんの長髪に絡みまくってた息子。

心なしか苦しそうだ‥‥笑