今日も暑い日でした。

 報道船で、夫婦岩で知られる二見浦へ出ました。夫婦岩から沖合700メートルあまりの海中に沈む興玉神石の周囲に生えるアマモを刈り取る神事、藻刈神事の取材でした。

 海風は心地よく、船に乗っている分には暑くはありませんでした。

 船に神職4人が乗り込み、このようにアマモを回収します。

 どこか、のんびりしていて、まるで平家物語のようだと思いました。

 平家が船に扇を掲げ、それを源氏の射手・那須与一を見事、射抜くというシーンです。久しぶりに船に乗りましたが、昔はもっと船で移動していたことでしょうね。海辺に来るとそう思います。

 船着き場のある二見町江は、倭姫命の伝承が残る地でもあります。なるほど船着き場に最適な地形をしています。