@初めに
・この物語は作者の空想の思い付きにより作成されております。
なので、非現実的要素が含まれている場合もありますのでご了承ください。
苦手な方や興味の無い方はGOBACKでお願いします。
お読みになられて気分を害されても責任は持てませんので(^▽^;)
・全てに関して現実世界の実際の出来事、人物、等とは一切関係ありません。
上記内容ご理解頂いた上でそれでも良いよと言う心優しき方は先に進んでください。(物好きとも言う........あ)
ピー......ピー......
ピー...ピー......
.....「....ん....」
警報の音で目を覚ます。
そこはいつもの見慣れた仮眠室の中。
.....「.....嫌な夢を見たな...」
僕はほっと、息を吐きながら、呟きドアを開ける
...「あ!先輩。」
一個下の後輩が振り返る。
.....「どうした?警報なったみたいだけど?」
半分寝ぼけながら訪ねると
「あぁ....多分、誤作動っす。おれ、ちょっと前に巡回したとき、異常無しだったので......けど、念のためもう一度巡回行ってくるっす。」
「それなら、僕が行くよ?」
「,,,,,じゃぁ、お願いしていいすかね?おれ、モニターの確認しますんで。」
「あぁ.....,」
そんなやり取りをした後、僕はじゃ、と軽く手を振り、巡回へ向かう
いつもの場所、いつもの職場......何ら変わり映えのない世界がそこにあった。
僕は、二年ほど前からとあるビルの警備の仕事をしている。
とは言え、特に役職にもつかず普通の警備員。
それでもこの仕事は自分にとっては割と好きな仕事になっている。
時々こうして誤作動と分かっていても巡回に出るのもそれほど嫌だとも感じない。
ただ、この日は何ら変わり映えの無い世界に少しだけ違和感を覚えていた。
それが何なのかはこの時の僕には分からなかった。
~続く~