【行き成り始まる物語~第一章~武装警備隊~第九話】 | ANOTHERWORLD♪~EIMIE的日常!?~

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『はじめに』

 

★この物語は作者の空想により創られたものです。

完全フィクションにつき、実在する作品、出来事、人物、関連事項等々一切関係ありません。

また物語の流れ上若干不適切な言動が含まれている場合もあるかと思います。

この物語は登場人物の設定以外のシナリオ設定は設けておらず、即興的流れで展開していきます。

上記内容苦手な方ご理解いただけない方は申し訳ございませんGO!BACK!でお願いします。

それでもいいやと言う心優しき方(物好きとも言う...ぁ)はよろしくお願いします。

(但し、お読みになって気分を害されても責任は持てませんので自己責任でお願いします。)

 

 

(今後の参考までに、こんなキャラや展開があったらいいかも?等のリクエスト等ございましたら。メッセージやコメントで頂けると嬉しいです。但し、作者はイラスト等は描けませんので文字のみの創作になりますm_ _m)

 


物語のあらすじ、登場人物の紹介等はこちら

https://ameblo.jp/ei-mie/entry-12409578775.html


第八話はこちらから
https://ameblo.jp/ei-mie/entry-12414687847.html

 

 

 

≪第九話 開放≫

 

屋敷会議室___

 

類「本部連絡だと奴は単独で人をコレクションする事もあるらしい。標的にされやすいの目立つ者らしい」

アロン「目立つ者??パフォマーとか?」

夢花「......否、そっちの目立つじゃなくて......たまにいるだろ?特に何もしてなくても存在感ある人とか」

アロン「.....あぁ、そっちね」

類「そこで、奴をおびき出すために誰かに囮になって貰いたいのだが.....」

翔「それはオレが.....」

類「否、囮はアロンに頼む.......翔には他にやって貰い事がある」

翔「他にやる事?」(ちょっと不思議そうに類を見る)

類「あぁ、囮が奴の気を引いた好きに奴のコレクションに使っているペンを爆破してもらう」

翔「....!........分かった」(少し緊張した面持ちになる)

アロン「囮ってどうすればいいんだ?」

類「それなら夢花、アロンに説明して準備に掛かってくれるか?」

夢花「承知!.....アロン、こっちに.......」(アロンに一緒に来るように促し部屋を出る)

類「翔、爆破の方法だが.....」(翔に細かな指示の説明をする)

 

街へ続く通り___

 

アロン「........ったく.....なんで俺が女装しなきゃなんねぇんだよ。」(ちょっと不機嫌そうに)

夢花「目立ちやすいからだと言っただろ、後は頼むぞ」(テレパシーをアロンに送る)

アロン「確かに白い髪に黒のスカートだから目立つけど.......わざわざミニスカートにしなくても.......!....」(何かの気配に気づく)

翔「物陰に隠れ様子を伺う」

アロン「翔、近くにいるんだろ?何かの気配を感じる、辺りの様子を見てくれ」(自身も辺りを警戒しながら翔にテレパシーを送る)

翔「..........アロン......そのまま振り向かずに聞いてくれ」(何かを見つけて)

アロン「.....!....何か分かったのか」(前を見たまま)

翔「アロンの後100メートル以内に奴がいる、オレが合図したら烏の姿になって奴に思いっきり突進してくれ」

アロン「....!.....分かった」(短く答えると、軽く身構える)

 

アロンの背後に少しづつゆっくりと何かが近づいて来る気配がする

 

ロックアップ「........あの、済みません、道をお尋ねしたいのですが....」(ペンを構えてアロンに話しかける)

翔「アロン!」(アロンに合図を送る)

アロン「.........っ!!はっ!」(振り向きざまに白い烏の姿になりLOCKUPに突進する」

ロックアップ「....!!......っ」(アロンに突進され持っていたペンが宙に投げ出される)

翔「未だ!」(構えていた小型バズーカーをペンを目がけて撃ち放つ)

 

バズーカー砲を受けたペンが爆破され跡形もなく消える

.........と、当時にロックアップにコレクションとして閉じ込められていた人々が元の場所に戻って来る

 

夢花「アロン、翔、子供達は皆無事に帰って来たぞ」(二人にテレパシーを送る)

ロックアップ「........っ!!わ、私のコレクションが..........己!」(翔の向かって剣を振りかざす)

翔「......!....おやおや、剣を振り回す絵描き何て物騒だな」(軽く交わし乍ら)

アロン「翔早く終わらせて帰るぞ」(剣を構えて)

 

翔とアロンがロックアップを囲むように剣を構える

 

翔「此奴をこうやってこうしたら」(剣の先に炎の様な光を纏わせてロックアップ目がけて投げる)

 

剣がロックアップに命中して炎が全身を包み込む

 

ロックアップ「ぎゃーーーーっ」(少しづつ消えていく)

アロン「成程、絵の具も色鉛筆も熱に弱いからな......だが....」

 

剣を仕舞い空中で何かを描くようにすると雨雲のような物が現れロックアップの頭上に雨が降り注ぐ_______

 

アロン「消火もちゃんとしておかないとな」

 

炎が消えると同時にロックアップが完全に消えていく

 

ロックアップ「これで.......終わり.....じゃ....な...い....わ」

 

屋敷_____

 

子供達「翔お兄ちゃん、アロンおにいちゃん」

 

子供達が翔と、アロンに駆け寄って来る

 

翔「皆無事か?.......良かった.....ホントに良かった」(子供達を抱きしめる)

アロン「.........!.......っ」(何も言わずに翔毎子供達を抱きしめる)

類「二人ともご苦労だったな、よくやったぞ」

夢花「矢張りあの二人は力を合わせると最強のコンビだな」(小声で類に耳打ちする)

類「あぁ、総司令が見込んでいるだけある、私達も負けてはいられないな」(小声で答える)

アロン「二人で何こそこそ話てんの?」(いつの間にか類と夢花の傍にいる)

翔「デートの相談ならここじゃなくて場所を変えた方が良いんじゃないか?」(軽く揶揄うように)

夢花「.....!?で、デート?我と類が...?」(キョトンとして)

類..「そんなんじゃない」(少し赤くなる)

子供達「あぁ~、類隊長赤くなってる~」(口々に二人を冷やかしてくる)

類「.......!.......こら!大人を揶揄うな!.....おい、夢花も何か言ってくれ」

夢花「ふふふ........」(軽く笑いながら部屋を出ていく)

子供達「あ、逃げた......」

 

一同笑い_____

 

第十話に続く