マーク・ウェブ監督、アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、ジェイミー・フォックス、デイン・デハーン、サリー・フィールド、ポール・ジアマッティ出演の『アメイジング・スパイダーマン2』。
特殊なクモに咬まれて超人的な能力を身につけたピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)は、ニューヨークでメイ伯母さんと暮らしつつスパイダーマンとして活躍中。彼は恋人のグウェン・ステイシー(エマ・ストーン)とともに学校を卒業するが、グウェンの父の死に際の「娘に近づくな」という言葉に反して彼女と付き合い続けることに迷いを感じていた。そのことを知ったグウェンはみずから別れを切り出す。その頃、ピーターの旧友でオズコープ社の御曹司ハリー・オズボーン(デイン・デハーン)が創業者の父ノーマンの後継者となっていた。オズコープでは電気技師のマックス(ジェイミー・フォックス)が大事故に遭うが、その事実は隠蔽されてしまう。
2012年公開の『アメイジング・スパイダーマン』の続篇。監督は前作に引き続きマーク・ウェブが担当。
前作の感想を読んでいただくとわかりますが、かなりクサしてしまいました。
観終わったあと、『マイティ・ソー』と同じく「続篇を観ることはないな」と思った。
なのにそれを観に行ったのは、サム・ライミ監督、トビー・マグワイア主演の「スパイダーマン」シリーズではジェームズ・フランコが演じたピーターの親友ハリーを『クロニクル』で「ほっといてくれ!」と叫んで大暴れしていたデコッパチ君、デイン・デハーンが演じていると知ったのと、予告篇でとにかく悪役が何人も出てきて暴れてるっぽいのが気持ちよさげだったので。
先日観た『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』もなかなか調子よかったし。
2D字幕版で観ました。
先に申し上げておくと、前作の酷評ぶりとは打って変わって自分でも意外なほど楽しめちゃいました。
IMAXではないんだけど、けっこう広いスクリーンで音響も良く、ゴールデンウィークにもかかわらず客席は空いててゆったりという最高の環境での鑑賞。
悪役エレクトロが登場するシーンで、ブオーーン!!と会場中に鳴り響く音楽が快感でした。
これはなるべく大型のスクリーンで観ることをお勧めしますね。映像に身を委ねて没入してるとかなり気持ちいいです。
ハンス・ジマーによるテーマ曲も、ライミ版のダニー・エルフマン作曲のものほどには耳に残らないものの(しかも短すぎ)、それでも前作に比べると断然メロディがわかりやすくなってる。
さて、予告篇で少なくとも3人のヴィラン(悪役)が登場しているんだけど、1本の作品でそんなに次々と敵が出てきたらまるで昭和の「仮面ライダー」シリーズの再生怪人とか(誰がわかるんだこのたとえ)、あるいは『ゴジラ FINAL WARS』の百人組手のように一人一人の描写がおざなりになるんじゃないかと不安があったんですが、その辺りはなんとかなってました。それについてはまたのちほど触れます。
前作でほとんど丸投げ状態だった伏線がいくつか回収されてて(すべてではないが)、2本続けて観るとようやく腑に落ちるところがある。
ほんと、つくづく前作は今回の前フリだったんだな、と思わされる。
そういう映画の作り自体には今も抵抗を覚えますが。
この新たなる「アメイジング・スパイダーマン」シリーズではサム・ライミ版からいくつかの変更があって、それは主人公がリア充でチャラくておまけに発明の天才という点。
前作では早々と美人のヒロインと付き合いだすし(しかも彼女のほうからアプローチ)、強力な糸を出すウェブシューターを自作してしまったり、コナーズ博士に細胞再生の数式を教えたりもする。
そんなに頭がいいなら経済的な心配はないはずだし、メイ伯母さんが必死に彼の学費のために働かなくたってなんとかなるんじゃないかと思うんだけど、その辺はうやむやになっている。
そもそも学校の描写がほとんどないので、ピーターが成績がいいのかおちこぼれなのかもよくわからない。
高校を卒業したピーターはカメラマンとしてスパイダーマンの写真を売ってることになっているけど、ライミ版のように新聞社に直接出向くことはなくてPCで画像を送付するだけなので、新聞社もあの口うるさい編集長も出てこない。
だからヒーロー稼業以外の彼の生活ぶりがイマイチ見えてこないし、日常的な人間関係もメイ伯母さんやグウェン以外とは希薄なままだ。
前作でこれ見よがしに出てたいじめっ子のフラッシュや眼鏡っ娘も出てこない。
一方で、ライミ版では登場しなかったピーターの実の両親(キャンベル・スコット、エンベス・デイヴィッツ)がかなり重要な役柄でストーリーに絡んでいる。
今回はその両親が幼いピーターを置いて飛行機に乗ったまま消息を絶った理由が描かれる。
僕は前作で、何よりもリア充全開で調子コキまくるスパイディにかなりイラついたんだけど、この続篇ではそのリア充ぶりが意図的に演出されていたことがわかるようになっている。
それは悪役エレクトロになるマックスと対比させるため。
そして大切な存在を失なう苦しみを際立たせるためでもある。
ちなみに、ライミ版よりもこの「アメイジング・スパイダーマン」シリーズの方が原作に忠実、という話もあるけど、原作は知らないので映画のことだけ書きます。
それではこれ以降にけっこうなネタバレがありますので、これから映画をご覧になるかたは興醒めにならないためにもぜひ鑑賞後にお読みください。
新たに登場するヴィラン、エレクトロことマックス・ディロンはもともとオズコープで働いていたが、この人がまた「気の毒」を通り越して「無残」としかいいようのないご面相のオーナー。
『アメリカン・ハッスル』のクリスチャン・ベイルを超えるインパクトのバーコード・ハゲ、空きっ歯で服装も冴えなくて、誕生日に祝ってくれる人もいないので自分で自分にケーキを買って「ハッピー・バースデー・トゥー・ミー♪」と哀しく歌い、上司からはこき使われて無理をさせられた挙げ句、事故に遭ってもなかったことにされてその存在すら消されてしまう。
涙がちょちょぎれそうなほど不憫極まりない人物だが、しかしそんな彼に一片の同情心も湧いてこないのは、ひとえにその独りよがりな性格による。
人から「愛されたい」「気にとめられたい」という自己愛が異常に強くて他者を思いやったり相手を慮ることが一切できず、コミュニケーション能力が決定的に不足している。
オズコープの社員になったグウェンと初対面にもかかわらず「誕生パーティに呼びたいけど、満員だからゴメン」と勘違いにもほどがある嘘をついたり、「名前を覚えててくれた!」と喜んだり、同情すべき諸事情はあるにせよ、とにかくマックスはけっしてお近づきになりたくないタイプの男なのだ。
この映画がリア充が非リアを退治する話だと思うと腹立たしいが、マックスのような男は現実に存在するので(自分にも思い当たるところは大いにあるし)、同情はしないけど彼の暴走には暗い快感を覚えるのもまた事実で。
イイ年こいてスパイダーマンに憧れてみずからを彼と同一視するマックスの姿は、映画館で独りでスーパーヒーロー物を観て喜んだり腹立てたりしてる僕みたいな人間そのものだ。
これはもう、マーク・ウェブからの「こいつはお前だよ(`∀´)」という皮肉以外の何ものでもない。
ハッキリいって人間だった頃のマックスよりも電流人間エレクトロと化した彼の方が完全悪として振り切れている分、少なくとも娯楽アクション映画の中においては痛快なキャラになっている(なぜか空きっ歯も治ってるしw)。
黒いフードを被って指先から稲光を放つところは、スターウォーズの銀河皇帝みたいでカッコイイ。
とはいえ、とても一流企業で働いてたとは思えないほど(彼以外でもオズコープの社員はろくでなしが少なくないが)幼稚で、「スパイダーマンが大勢の中から自分を選んで助けてくれた」と勝手に感激して、でもみんなからスパイディが絶賛される一方で自分が非難されると(町を破壊してるんだから当たり前)一転して逆上、「ハメたな!」と逆恨みして暴れるという、今やニュースでもお馴染みとなったストーカー&通り魔的低脳ぶりを発揮。
この自己愛の肥大や自分勝手な考えの暴走というのはスパイダーマンの敵に共通していて、今回初登場にしておそらくシリーズを通しての敵となるグリーンゴブリンことハリー・オズボーンも同様。
父親から受け継いだ遺伝的な病気によって死の危険を抱え、スパイダーマンの血液で自分は完治すると確信するが、副作用を案じた彼から血液の提供を拒まれ会社からも放逐されると捕らわれていたエレクトロを解き放ってみずからも怪人化する。
ライミ版のハリーはピーターと兄弟同然の親友で(「キャプテン・アメリカ」におけるスティーヴ・ロジャースとバッキー・バーンズの関係に似ている)、またヒロインを巡って三角関係になったり、ピーターへの友情と父を殺したスパイダーマンへの憎しみの両方で揺れるなかなか魅力的なキャラクターだったんだけど、デイン・デハーン演じる今回のハリーは10年ぶりぐらいにピーターと再会したという設定で、グウェンとも初対面。
彼の人柄が詳しく描かれる前に早くも悪役の片鱗を見せ、あとは自分のためだけに平然と友人ピーターをも巻き込んで彼の一番大切な存在を奪う。
『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ』や『クロニクル』では怒れる童貞を説得力抜群に演じたデハーンは、今回は美人の秘書をはべらせたイケメンCEO役にもかかわらずやはりどこか線が細くて「イキり童貞」臭が充満している。
いかにもヤリチンっぽくてその気になれば
実際、彼のピーターへの逆恨みはマックスの場合と同じくみずからの不全感への怒りをスパイダーマンに転嫁したもので、まったく理屈が通っていない。
自分の命がかかっていることとはいえ、少年時代以来会ってないのに久々に再会したばかりでいきなり「親友だったのに!」とキレられてもなぁ。
正直なところ、前作同様にストーリーはぶつ切れ気味で駆け足だし、特に今挙げたようにピーターとハリーの関係の変化が性急すぎるので展開に違和感がある。
後半で「AKIRA」の鉄雄みたいに髪の毛が逆立って高笑いをあげて暴れるデハーンは、見ていて気持ちイイんですが。
ところで、僕がボンヤリしてて見逃したのかもしれませんが、ハリーはいつスパイダーマンの正体がピーターだと気づいたんだっけ。オズコープの機密にアクセスした時だったかな(※どうやらスパイダーマンがグウェンと一緒にいるのを見て彼がピーターだと感づいた、ということみたい)?
でもあの時はたしかまだスパイダーマンとピーターは別人だと思ってて、だからピーターにスパイダーマンから血液をもらえるよう取りなしてほしいと頼んだんでしょう。
なんかそんな基本的なことすら薄ボンヤリとしてしまうほど、宿敵グリーンゴブリンとなるハリーとピーターの関係は描きこみが不足している。
「親友」ということになっててとってつけたように二人が語らうシーンもあるけど、彼らは長らく会っていなかったんだし、恋愛の方面で絡むこともないから設定に無理を感じる。
サム・ライミは「スパイダーマン」をシリーズを通して昼メロっぽく演出していて、ピーターとMJ、ハリーの三人のくっついたり離れたり、誤解したりといった日常での描写に時間をかけていたんだけど、マーク・ウェブ版ではそもそも三角関係が描かれないし、ピーターとグウェンの関係はライミ版みたいに「恋のさや当て」のような展開で引っぱるのではなくて、ピーターもグウェンも互いに一途で誰が見てもお似合いのカップル。
そのリア充の主人公に悪役が嫉妬することで物語が成り立っている。
個人的には前作の時から比較しているライミ版の方にどうしても肩入れしがちなんですが、でもその暴れっぷりは痛快ながらも僕はライミ版の悪役にはほとんど共感を覚えることがなくて、なぜならそのほとんどは科学の実験に失敗したり、偶然事故に遭遇して人格や体質が変化するパターンばかりだったし(マーク・ウェブ版の前作もそうだが)、スパイダーマンと敵対する理由は彼らの活動を邪魔されたからだったけど、今回のヴィランは2人ともスパイダーマンを恨む動機が非常にパーソナルなもので、つまり自己愛であったり他者への共感能力の欠如がその理由だということがハッキリしている。
“スパイダーマン”とは、彼らヴィランには手に入らないものを持っている妬ましき者の象徴なのだ。
スパイダーマン=ピーター・パーカーのリア充ぶりが強調されているからこそ、ヴィランたちの恨み節がより効いてくる。
そしてハリーを演じるのが、あの若いのにデコ助野郎なデイン・デハーンなんだから、これは故意犯としか言いようがない。
そんなわけで、エレクトロやグリーンゴブリンの大暴れに僕はライミ版の時以上に興奮したんですね。大きなスクリーンで迫力ある音響とともに観たからってのも、もちろんあるけど。
そして僕がこの映画に妙な感動を覚えたのは、何よりもクライマックスで主人公の愛するヒロインが命を落とすという驚愕のオチ。
いうまでもなくこれはスーパーヒーロー映画の定石を覆す展開で、多分知らずに観たらさらに胸を打たれただろうと思う。
僕は原作については無知なんでシリーズの今後の展開については何も知りませんが、以前まだライミ版が公開されてた頃に「映画秘宝」で原作のグウェンの死について書かれた記事を目にしてたので、マーク・ウェブの『アメイジング・スパイダーマン』でヒロインが彼女だと知った時に、ちょっとそのことが頭をよぎったんですね。
ただまぁ、シリーズ物の途中でヒロインが退場するってことはあまり考えられないので(演じてるのが今をときめくエマ・ストーンということもあるし)、原作通りにやるとは思ってなかった。
ヒロインが死ぬのがなんで感動的なんだ、って話ですが、この手の映画ではヒロインが死んだらお話が続けられなくなってしまうから、最後はどうせ助かるんだろ、という安心感、というか「お約束」がある。
それが僕がこのジャンルに完全にのめり込むことができない理由でもあったし、かといってそのあと「実は死んでなかった」とか「生き返った」とかやられるのも嫌なんで(「X-MEN」でもやってるし)、ほんとにヒロインを死なせてしまう、というのはとても新鮮に映ったのです。
「アメイジング・スパイダーマン」シリーズはこれからもまだ続くのに(
前作のグウェンを見て、僕は「ヒロインが出来すぎ」だと感じて不満だったんですが、その完全無欠ぶりが「失なわれる」ことを見越してのものだったとしたら納得。
グウェンは今回もイギリスのオックスフォードへの留学が決まったり相変わらず優秀でそつのない女性として描かれているけれど、花粉症で鼻を赤くしながらピーターとイチャついたり、スパイダーマンに向かって人前で思わず「ピーター!」と叫んじゃって慌てて口をふさいだりユーモラスなところも見せてくれて、エマ・ストーンの魅力を(全開ではないが)前作よりも押しだしているのも好感が持てる。
そんな彼女を失なって大きな喪失感を抱えることになったピーターに、僕は初めてちょっと共感できたんです。
別に「リア充ざまぁw」とか思ってるわけじゃないけど、癒しがたい傷を負ったヒーローにはやはり魅力を感じる。
その傷を負いながらもなお戦い続ける姿に、ようやくスーパーヒーローとして憧れることができる。
この新スパイダーマン=ピーター・パーカーの特徴として、子どものあしらいが巧いというのがある。
前作では自動車の中から男の子を助け出す時、今回はスパイダーマンのコスチュームを着てライノ(ポール・ジアマッティ)に一人で立ち向かおうとした男の子に対して、スパイダーマンは優しいお兄さんが幼い子どもに接する時の模範的な姿を見せている。
子どもに限らず、アンドリュー・ガーフィールドが演じるスパイディは常におチャラけていて、でもそれはピーターが抱える暗さといい具合に対照的で、それが複雑な内面を持つプロフェッショナルなスーパーヒーロー、という風情を醸しだしている。
街の犯罪者たちやエレクトロやライノたちにも常に軽口を叩き続けるスパイディには大いに頼もしさを感じるのだ。
原作がどうなのかは知りませんが、前作を観た時に感じたように「主要登場人物が死にすぎ」とは思う。
シリーズを通して主人公の両親の失踪の謎(今回も生死は不明)があるし、グウェンと警官だったその父親も敵との戦いに巻き込まれて死んでしまっている。
おまけにいまだにベン伯父さん(マーティン・シーン)を殺した犯人は捕まっていない。
ここまでくると、果たしてベン伯父さんは死ぬ必要があったのか?という疑問も。
「ヒロインの死」という最大の苦難によって、伯父さんの死が見事に霞んじゃってる。
だから今後のストーリー展開によってはまたしても「なんだそりゃ」とガッカリする可能性もなきにしもあらずですが、2作目に至ってようやく魅力的なヴィランが登場したこと、そしてストーリー展開にも興味が湧き始めたことで俄然次回作が楽しみになってきました。
ヴィランといえば、3人目のヴィランであるライノは出番が冒頭とラストだけ、しかもこの映画の中では戦いに決着はつかないという、なかなか素晴らしい予告篇詐欺っぷりですが(次回に再登場する確証もないし)、映画の体裁としてはあれでよかったんではないかと思います。
マシーンベムではない。
前作同様にエンドクレジットで登場する帽子を被った顔が見えない男の正体は今回も不明のまま。
一部ではハリーの父親ノーマン・オズボーンじゃないかと言われてたけど、今回クリス・クーパー演じるノーマンは病気で死去したのでそうではなかったことが判明して、謎は持ち越しに。
画像の右側の見覚えのある4本のアームが気になりますが。
エレクトロが収容されていたレイヴンクロフト刑務所にハリーも入れられることになるが(前作の敵リザードがエンドクレジットで入ってたのもここですね)、どうやら何者かが対スパイダーマンのヴィラン同盟を目論んでいるようで。
どうもこのシリーズではヴィランには必ずオズコープ社の技術が噛んでるようで、ライノにサイ型アーマーを提供したのも同社である。
これも新趣向でなかなか面白い。
ちょっと映画版「バイオハザード」のアンブレラ社みたいだな。
そういえば、原作者のスタン・リーおじいちゃんは今回は卒業式で彼一人だけスパイダーマンを目撃して「彼を知ってる!」って言ってました。前作では図書館でまったく気づいてなかったけどw
そんな感じで、ダメ出しよりも面白さの方が勝ったので、今回は僕はこの映画を支持したいと思います。
ほんと、もう一度あの広い映画館で観たいぐらいだもの。
スーパーヒーロー映画からはそろそろ卒業かも、と思っていたここ最近ですが、『キャプテン・アメリカ』とこの『アメイジング・スパイダーマン2』の2本を観て、久々にこのジャンルの醍醐味を味わった気がします。
あぁ、まだ俺はこういう映画が好きでいられるかもしれない、と。
なので、もうしばらくお付き合いさせてもらおうと思っています(^_^)
追記:
残念ながら「アメイジング・スパイダーマン」の3作目は作られず、伏線も一切回収しないままシリーズ打ち切り。最リブートされることに(『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』ではアベンジャーズのメンバーとともに戦っている)。
なんだそりゃ。
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