ハマナスの花と『だっこしていいこいいこ』 | 絵本島 

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大人も絵本を楽しもう!絵本の紹介と感想を発信します。
今住んでいる利尻島の毎日を日記ふうに書いていきます。
絵本と島生活の楽しさを合わせたブログです。

 ハマナスの花が咲いています♪




 道端でさえこんなに綺麗です。

 海岸沿いの野原にもっとたくさん咲いています照れ照れ照れ照れ照れ照れ


 今日の絵本は


だっこしていいこいいこ

フィリス・ルート 文

ジル・バートン 絵

まつかわ まゆみ 訳

評論社

 

 赤ちゃんもの、と言いましょうか。

 

 農場の家族のお話です。家族のみんなが「赤ちゃんの面倒はわたしたちで見るから大丈夫」と、お母さんを休ませます。


 赤ちゃんが

「ウワアアアアアン!」

と泣くので、

 おばあちゃんが野原でお花を摘んできたり

 おじいちゃんがふわふわのガチョウを連れてきたり

 おばちゃんがめうしを連れて来たり

 おじちゃんが羊をたくさん連れてきたり


しましたが、赤ちゃんはますます

「ウワアアアアアン!ウワアアアアアン!」

となくばかり。


 お兄ちゃんが自分で抱っこして、掛け布団でくるんで子守唄を歌うと、ようやく赤ちゃんは眠りました。


ニヤリニヤリニヤリニヤリニヤリニヤリニヤリニヤリ爆笑


 私の予想では、赤ちゃんは泣き止まず、最後にママの抱っこで泣き止むのかな、と思って読んでいました。結局やっぱりママが一番、という話です。


 でも、そうではなくて、動物を連れてくるよりも(お兄ちゃんが)自分で抱っこして、包んであげたら赤ちゃんが眠った、というのがいいですね。だからこそ『だっこしていいこいいこ』というタイトルなのですね。


 この後は、一晩中家族と動物で赤ちゃんの面倒を見た、という話です。


 めでたしめでたし。


 皆さま良い一日をお過ごしください。