昨日見つけました。野に咲く白いお花。可愛らしさと力強さが同居しています。
今日の絵本は
あこがれ
レイフ・クリスチャンソン 作
にもんじ まさあき 訳
ほりかわ りまこ 絵
岩崎書店
しろくまさんのお話になっていますが、まだ見ぬ、そしてこれから出会う恋人を想うような文章です。
あこがれの人(しろくま)は
花いっぱいの野原を越えて
耀く雪原を踏んで
やってきます。
そして
希望と夢を語り合ったり、
悲しい時も辛い時も一緒に生き、
愛の行方を示し、
涙をぬぐってくれ、
本当に大切なものを教えてくれて、
…
一緒に生きて行く
自分にとってなくてはならない存在
なのです。
最後は
あなたとめぐりあう
いつかきっと
(『あこがれ』より)
という決意で結ばれています。
恋のイメージの「あこがれ」です。
こんな人がいたらいいなあ、と、憧れの心を起こす絵本でした。素敵な詩集のようでもあります。
今日も良い一日を!