今朝の利尻山です。
カッコいいですね。
ピンクの金魚草も見つけました。
周りの金魚草と比べてみると、きっと濃いピンクから薄いピンクに変化して色が抜けていくのかもしれません。薄いピンクもいいですね。
今日の絵本は
ネズミはひとり森のなか
トニー・ジョンストン 文
ダイアン・スタンレー 絵
小川 仁央 訳
評論社
森の中の小さな家に、小さなネズミが暮らしています。ネズミは一人ぼっちでチーズやロウソクをかじって暮らしています。
恥ずかしがり屋なので自分から外に出て行こうとはしません。
お家の中で乾いた葉っぱを見つけましたが、お友達にはなれませんでした。
こおろぎが来て、「ぼくたち、ともだちになれるね」と言った時、ネズミは
「おともだち!」
と体をふるわせます。
そこへ森の聖歌隊がやってきました。
恥ずかしがりのネズミは戸を開けるでしょうか?
ネズミは戸を開けました。
聖歌隊がネズミのお家に入ってきて、かわいい歌声とクリスマスの喜びを届けてくれました。
ネズミはもう、一人ぼっちではありません。ここが幸せポイントですね。
聖歌隊がお家に来た時に戸を開けるかどうか?が分かれ目でした。恥ずかしがり屋のネズミが戸を開けなかったら、聖歌隊は去ってしまったでしょう。そしてネズミは相変わらず一人ぼっちのままだったでしょう。
お家の戸は、ネズミの心の扉だったのでしょうね。外にも行かずに閉じていた心を外から来た動物たちに開いたから、友達になれたんですね。体をふるわせて「おともだち!」と憧れていた、欲しかった友達ができたんです。
勇気を出して良かったね。ネズミ。