ルクソール神殿 ラムセス2世について
カルナック神殿の次はごく近くのルクソール神殿へ移りました。
写真はルクソール神殿の正面です。正面の二対の像はラムセス2世です。
ラムセス2世はエジプト人の間でもっとも尊敬されているファラオのうちの一人です。
古代エジプト人の寿命は50歳くらいだったそうですが、ラムセス2世は90歳くらいまで生き、たくさんの奥さんとの間に100人もの子供達がいたそうです。
その中でもっとも愛されたのが、「美女の中の美女」と歌われたネフェルタリです。
ネフェルタリはラムセス2世より人間を超えた者として力を与えられていました。
ラムセス2世は建築王としても有名で、このルクソール神殿、カルナック神殿、アブシンベル神殿…と数々の建築を残しました。
なのでラムセス2世の像や壁画は至るところで目にしました。
最終日に、カイロ博物館でラムセス2世のミイラと対面したのですが、何千年の時を経た偉大な王を前にした時は息が詰まる思いでした。