★☆ アンティークのダメージを考える【陶磁器編】 | 私のアンティーク物語・.。*.・o.☆

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アンティークにはダメージがつきものです。あせる
 
今日は陶磁器/陶器のダメージについて解説します。本
アンティークの陶器はごく日常で使われていたものから
お祝い事の贈り物や
調度品として
鑑賞用に作られたものまで幅広くありますが
時々、経年からくるアンティーク陶器特有のダメージが見受けられます。
 
陶器のダメージの種類を大きく分けると
 
【 カケ(チップ) 】
どこか、何かに当たって一部が欠けてしまった状態。
洗浄、使用時の不注意によって出来てしまう陶器の中で最も多いダメージ。
 
何かに当たってその一部が無くなったカケ
 
【ヒビ、ヘアライン】
表、裏にひび割れが生じている状態。
表だけ、裏だけ、または表から裏へ貫通している場合もあり
洗浄、使用時の不注意によって出来てしまうダメージ。
 
ヘアライン=1本の髪の毛のように見えるヒビのことをいう。
 
【貫入(かんにゅう)】
表面の浅い部分に生じるひび割れの状態。
釉薬(ゆうやく/うわぐすり)の種類や窯の温度により出来やすいものと出来にくいものがある。
 
貫入の細かいひび
骨董収集家の中では貫入を味や風合いとして愉しむ人もいます。
 
【窯傷(かまきず)】
焼成時に出来る傷のことをいう。
窯の中で他の品とくっついてしまった跡や舞い上がった灰や埃が黒褐色の点になることがある。
通常のカケ、ヒビとの違いの見分け方は
指でなぞってみると その傷(キズ)が釉薬(うわぐすり)の下にある。
 
窯の中で灰や埃が付着した為に出来た傷。
 
以上のことから
アンティーク陶器のダメージを順番にすると
 
ヒビ、ヘアライン<<<<<貫入<カケ<窯傷
 
貫入は表面部分だけのひび割れで陶磁器本体が割れている訳ではないが
茶渋やカフェインといった色素が染み込んで黒ずむ事がある。
ただ、貫入の色の変化を愉しむという人もいてダメージとはみなさないという見解もあり。
 
カケはその部分だけの欠損なので日常で使っているぶんにはこれ以上広がるものではない。
 
窯傷はその傷の部分にも釉薬が塗られているのでこれ以上広がるものではない。
 
ヒビ、ヘアラインは表、裏にひび割れが生じている状態なので
今後もダメージがさらに進むことが考えられる。
ただし、愛着がありお気に入りのものは大切に
丁寧に扱えさえすればこれ以上の広がりを遅らせる事は可能。
 
なので、アンティークを買い付ける際に気をつけていることは
貫入、カケ、窯傷=OK
ヒビ、ヘアライン=NG、場合によってはOK
 
と選ぶようにしています。
 
とはいえ、アンティーク陶器の魅力はひとことでは語り尽くせません。
美しい色彩や
芸術性の高いものや
美しい作品が多くあります。
 
もちろん、ダメージは無いにこしたことはありませんが
ダメージはアンティークの味として
お愉しみいただければと思います。
 
 
 
 
長い時間を経て
アンティーク陶器がこうして
今もなお存在しているものは奇跡の宝物なのです。
 
↓以前、書いたアンティークのダメージについて考える記事です。
アンティークを購入する際のご参考にどうぞ。

 

 

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