https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43183090R00C19A4TCJ000/
訴訟担当の弁護士が法廷に向かう時の必需品といえば、スーツケースだ。出張先などから勤務地に戻り、空港や駅から直接出向くためではない。訴状や証拠、準備書面、答弁書――。訴訟に必要な書面が大量にあり、手提げバッグでは持ち運びできないからだ。
(4月7日日経新聞から一部引用)
弁護士に限らず,どんなバッグで移動するかというのは仕事をしている人にとっての共通の悩みです。
弁護士にとっては書類の持ち運びは本当に悩みの種で,書類があまりに多いと海外旅行にでも行くのかというくらいの大きなキャリーバッグを使うこともありますが,それだけ苦労して裁判所に持って行っても大して使うこともなく手続きが終わることも多く,徒労感が募ることもあります。
ロイヤーズバッグという名称のカバンがあり,ガバッと開けられて出し入れがしやすく,大量の書類が入るという触れ込みで私も持っていますが,なかなかこれでも書類が入りきらないことも多いです。
書類をクラウドにあげてタブレットなどで確認するというやり方もあり,私の場合,進行を確認する程度の軽い手続きの場合にはこれで済ませていることもあります。
裁判のIT化が進めばこうしたやり方がスタンダードになることでしょう。
ただ,実際問題として,裁判所など公的機関では電源を取れないことも多く(出先でノートパソコンやタブレットを使うことも多く裁判所などにたどり着いた時には電池切れ寸前になっていることも多い。「電源を使用することは固くお断りします」と書いてあることも多く勝手に使用すると電気窃盗になってしまう。電源を貸してくれといっても多分断られる。),裁判のIT化というのが法廷などでの現場での書類の電子化ということも含まれているのであれば,当事者に電源を提供するということもきちんと検討してほしいと思います。
【弁護士とかばん】
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