役所は土日祝日は休みですが,戸籍の届出は土日祝日関係なく24時間受け付けています。

 

 

ところで,土日や祝日などの休日は,恋人(男女)や家族で集まることも多く,酒の勢いなどもあってその場で盛り上がって,婚姻(離婚)届や養子縁組の届出を土日祝日の役場に提出してしまうということもありそうです。

 

 

しかし,冷静になって考えてみてやっぱり取りやめたいとなったときに,休み明けになって届出を取り下げられるかという問題があります。

 

 

婚姻届や離婚届,養子縁組届は創設的届出といって,役所に届出を行ない受理されることで効力が発生します。

 

 

 

土日祝日に役場に提出された届出はその時点では単に受領をしたというだけの状態であり,いまだ受理されたという状態ではありませんので,この状態であれば取り下げることが可能です。

 

 

しかし,休みが明けて,戸籍事務担当者が届出を審査して「受理」したという状態となった場合は,その内容がいまだ戸籍の記載事項として反映されていなくとも,もはや取下げることはできないものとされています(民事局長回答)。

 

 

具体的には,役所の戸籍担当者が受付帳に受理した旨を記載した時点で,役所としても取下げを受け付けるということはできないということになります。

 

戸籍法施行規則第21条1項 市町村長は、附録第五号様式によつて毎年受附帳を調製し、これにその年度内に受理し又は送付を受けた事件について受附の順序に従い、次の事項を記載しなければならない。但し、第三号、第六号及び第七号の事項は、受理した事件についてのみ記載すれば足りる。

 

戸籍の届出は慌てずに(^^