https://www.yomiuri.co.jp/national/20180714-OYT1T50023.html?from=ycont_top_txt

 

 

 

訴状によると、男性は昨年12月、同協会が運営する道内の病院の求人にソーシャルワーカーとして応募し、内定を得たが、男性が過去にこの病院で受診した際のカルテを調べた病院側から1月、面接時に男性が「持病はない」と虚偽の事実を述べたなどとして、一方的に内定取り消しを告げられたという。

(7月14日読売新聞オンラインから一部引用)

 

 

事案は異なりますが,病院に勤務していた看護師がHIV陽性の診断を受けたところ,その情報が病院上層部にも伝わってしまい,病院を辞めざるを得なくなってしまったという事案で,目的外に個人情報を利用したとして慰謝料請求を認容したという事案があります。

 

 

(HIV検査陽性情報の第三者提供と損害賠償請求)

https://ameblo.jp/egidaisuke/entry-12049138416.html

 

 

本件も事案の詳細は不明ですが,仮に,報道されている概要のとおり,過去に受診した際の記録を採用の適否の情報として利用したのであるとすれば,個人情報の目的外利用(受診した際に提供した情報は診療のためにのみ用いられるべきであり,後々の採否の資料として用いられることについてまで同意したわけではない)として,個人情報保護法に抵触し,また,保護されるべき法的利益である個人情報が侵害されたとして慰謝料が認められる可能性は高くなるものと考えられます。