思い入れのある映画は?

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう

 
 

いつか、大好きだった映画について書こうと思っていました。

 

古くからこの地に住むご縁で、毎月東映と日活の株主優待券が手に入った。

小学1年か2年の頃、幼馴染のMちゃんと二人で東映まんが祭りを見に行った覚えがある。

今思えば私の初デートビックリマーク (Mちゃんどうしてるかな..) 

のどかな時代でしたね。ニコニコ

 

まぁそんなことで、中学ぐらいには東映系の映画、

トラック野郎とか、松田優作の遊戯シリーズなんかを見に行っていました。

そこから洋画、ATGへと広がっていくわけですが。

高校~大学の頃は新旧合わせて年間50~60本ぐらい見ていました。

高校が名駅の近くだったので、週末は映画館にいる様な生活ですね。

高校出てからかな..映画会社が主催するシネ倶楽部に入って旧作を見る機会を得ました。

会の運営上、年末とかに一般に有料開放して名作と言われるものを試写室で公開していて、

それで毎年年末になると 『めぐり逢い』とか『アパートの鍵貸します』 を見ていたわけですが。

20才頃からだんだんハリウッド系の新作は見なくなって、

名画座に旧作やフランス映画社配給の映画を見に行くようになりました。

現在はボリウッド(インド西海岸制作)が好き。

 

『1900年』

 

私のBEST映画はベルナルド・ベルトルッチの『1900年』ですが、

これは好き嫌いがあるかもしれない。

1901年から1945年にかけてのイタリア現代史の映画。

農村に生まれた二人の子供の目を通して第一次大戦、ファシズムの台頭から解放を描く

前編後編で5時間を超える大作。

大学1年の3月、いろんなことに行き詰まりを感じていた頃。

その日は昼から映画館を2館梯子をして翌朝まで映画を見ていた。

映画館を出た時の朝日をのすがすがしさ、見ごたえ感..一晩で吹っ切れたそんな作品。

ビデオを持っているので2~3年に一度ぐらい見ます(もちろん夜中)。

尚、オールナイトの同時上映は 『ブリキの太鼓』 ヨーロッパってこういう映画好きだよね。

 

年末にビデオを見るなら、

ラブスト-リーとしては 『ある日どこかで』 『めぐり逢い』 『哀愁』 が秀逸。

哀愁なんて考えさせられますよ (誰も悪くないのに..)。

ちょっと宗教的に 『ブラザーサン・シスタームーン』 なんかいかがでしょうか。

いずれももうこんな作品できないと思う、My Best 5作品かな。

 『34丁目の奇跡』 『アパートの鍵..』 『麗しのサブリナ』 なんかも年末によく見ていました。

以前は正月によくNHKで 『カサブランカ』 を放映していましたね。

手に入るのなら (アントニオ・ガデスの)カルメン』 なんかも面白いと思います(私がフラメンコにはまった作品)。

ボリウッドの作品としては最初の一作は 『Kuch Kuch Hota Hai』 がお勧め。 

英語字幕で十分楽しめますが取り寄せないと見られないかも..

2年前に見た 『バジュランギおじさんと、小さな迷子』 なら配信、DVDが手に入るみたい。

泣きたい人はどうぞ。

上記はいずれも心がほっとする、年末年始に合う映画。

 

『哀愁』よりウォータールー橋 

 

家の嫁がもう二度と見たくないと言っているのが

『ディア・ハンター』  『ゲーム』 と 『A.I.』

ディアハンターは、1979年のアカデミー賞の権利を得るために12月に駆け込み上映して

アカデミー作品賞をかっさらったという名作です。

ゲームは面白いんですけど..人間不信になる。

A.I. ..S.キューブリック系は彼女には合わないかも..

どれも見るには重い。ガーン

 

 

それと昔、「読んでから見るか、見てから読むか..」 なんてキャッチフレーズがありましたが、

時間の限られた映画は本には負けますよ。

『風と共に去りぬ』 を全巻読んでから見ました。

スケールの大きな名作と言われていますが、ストーリーはとびとびだし、映像は想像よりちゃっちいし..私には今一でしたね。

風と共に去りぬは人種差別表現等で批判を受けていますが、

人種差別を助長することがこのお話の趣旨ではない。

そんな時代があった..

人の思考も同じですけど、負の部分は負の部分としてを容認する余裕がないと、

何もかもが失われてしまう。

 

(画像はすべて借り物です)