私が経験したスピリチュアルなお話を、できるだけ分かりやすく記事にしていきます。
私が実感している感覚を自分なりの言葉で表現しているので、
分かりにくい点があるかもしれませんが、可能な限り分かりやすくなるように頑張ります。
スピリチュアルな方法で何かを変えていこうとする時、
自分のもつ意識を変える事が主に行う行動となります。
その時、次のような誤解が生じやすいです。
自分が意識を変える事で、目の前にある現実が変化すると思う誤解です。
この誤解があるため、目の前にある現実を逐一観察しては
「まだ変わらない」「どこが変わったのか」という意識を持ちやすくなります。
自分が持つ意識を変える事で、目の前にある現実がダイレクトに変わるわけではありません。
実際に起きている流れは次のようなものになります。
意識を変える事によって変化するのは、自分自身です。
この時には、目の前にある現実はまだ変化していません。
前の記事にも書いたんですが、現実が現れるまでには少しのタイムラグがあります。
なので、今目の前に現れているその現実は、少し前の自分に反応した現実です。
意識を変えて自分を変えると、その瞬間から、
変化した自分に呼応した現実の変容が起こり始めます。
この変容が起きている時に、先に挙げた誤解を心に抱いてしまっていると、
「意識を変えたのに何も変わらない」という気持ちを抱いたり、
「まだ変化していない現実」に関心を向けすぎる事になり、
自分の意識が望まない方向にひっぱられるような出来事が起こります。
このような意識の動きによって、現実が変化しない、という出来事が起こります。
自分の内にある思い込みや心理的なトラウマなどは、
自分自身を変容させる際の障壁となります。
人と親密になる事を恐れている心が、人と愛し合う心に変化するためには、
恐れている要素の部分を癒す事が大切になります。
それを癒し終えてから、自分の意識を変えるという段階へ進めます。
意識の変化は常に”自分”に起こる
意識の変化は常に自分に起こります。
ですから、外に見える現実の中に変化の証明を探そうとすると、
”観察している現実＝意識を向けている方向”に引っ張られる事になり、
その現実が現れ続けるループの中に入り込みます。
意識を変化させても現実は何も変わらないと感じる時には、
そもそも意識を変えられていないか、誤解が生じているのだと思います。
意識を変えようと意図して、その意識を変化させると、
現実が変化し始めるよりも先に、感覚（感じている事）が変化します。
考え方が変わったり、問題が気にならなくなってきたり、
いい意味で肩の力が抜けたり、なんだか楽しいと感じる事が増えたりといった、
心境の変化と呼ばれるような事が起こります。
現実の変化は、その感覚が起こった後に起こります。
逆に心境の変化を起こさずに、物理的に力を加えて無理に環境を変えたとしても、
内的な要素が何も変わっていないので、変えた先でも同じ経験をする可能性が高くなります。
例えばですが、仕事に不満を感じている人が、この業種なら満足できるかもしれないと、
不満感をもったまま転職を行い、別の仕事に就いたとします。
環境が変化した事によって一時的に”変化したい”という欲が満たされて満足しますが、
その満足感は持続せず、もともと持っていた不満感が再び現れます。
そうして再び「仕事に不満を持つ」という状況を味わいます。
満足できる仕事に就きたいのであれば、真っ先に「不満感」を変える必要があります。
不満を生じさせている考え癖を改善したり、日常的に味わう事の出来る満足な事に
多く関心を向けるようにします。可能であれば、ありがたいと思う事に意識を向けます。
そうやって自分の意識を変えた後に、満足できる仕事との出会いが起こります。
転職ではなく、今の仕事への情熱が湧いてくる事もありますが、
どのような形になたっとしても、その経験の中には「仕事に満足している」があります。
私たちは「世界の中に自分がいる」と信じている節があります。これによって、現実が変わらないと自分の感じる事は変わらないと思い込みます。ですが、実際には真逆のルートをたどっており、私たちの感じている事に反応した現実が目前に現れています。
次の記事では、この事にも深く関係している自我について書いてみようかと思います。
自我の話は長くなると思うので、ポチポチまとめながら更新していこうと思っています。
長い記事を最後までお読みいただきありがとうございました。
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