熊本地震の中で☆留学生 | あなたの個性をグローバルにプロデュースする 「エジュ・エボリュ」|代表KUMIKOオフィシャルブログ


私が留学生受入活動をスタートしたのが2011年、


東北大震災の年でした。


北での留学生受入が困難になり、


私に出来ることを、ってことで、2011年9月、


二人の留学生を10か月間、熊本で受け入れました。


それがきっかけに毎年受け入れるようになり、


今年4月には初のアジア人、タイからの留学生を


受け入れることにしたんです。


ニックネームはカホン^^ 笑顔がとても素敵合格


カホンが熊本入りしたのが4月2日、






受入れ校、尚絅高校では、始業式で


留学生挨拶、堂々とやってのけました。


順調にスタートした留学生活のはずが・・・






まさかの4月15日、16日。


連続して震度7の地震に襲われ、留学生活が、


一転して避難所生活になるとは・・・




慌てて安否確認をすると、


「私は大丈夫、先生頑張りますね!


先生は大丈夫ですか?」 とのメールが。


留学開始1ヵ月も経ってないのに、


こんなメールをくれるカホン、わずか16歳。


もちろん、私も連日、車中泊が続いていて、、、


ウルっときてしまいました汗





そして、何より心強かったのは、


ホストファミリーの存在です。


ご自身の家族の命確保も大変な時に、


「カホンが頑張るなら私達が全力で守ります!」と汗


あの状況でのみなさんの一言一言に、


支える立場の私が、逆に支えられました。






とは言え、母国のご両親にしてみると、


連日報道される熊本地震の映像に、


このまま熊本にいさせるには、というのが本心のはず、


本心のはず・・・





さっそく東京事務局と相談し、


転校させる手続きをスタートしたのが、4月21日、


本震から6日目のこと。 そして今日23日、


地震、避難所生活を乗り越えたカホン、


ホストファミリー、担任の先生に見送られ東京へと飛行機


10か月のはずが、わずか3週間の短い熊本留学・・・


けど、ホストファミリーとの絆は、時間の長さじゃない、


ってつくづく感じます。 全員涙があふれます。







ホストシスターのセナちゃんもカホンから離れない。






ホストファミリーご一家様、


こんな過酷な中でもカホンを支えてくださり、


本当に有難うございました。






エリアコーディネーターの私も、カホンには、


ずっと熊本にいてほしかったな~


この1週間で地震回数が800回を超える熊本に


留学してきて、こんなメールをくれたんです。


「熊本にいて、手伝います!みんなを!」と・・・汗





ありがとうね~ カホン! その気持ち!


そして本当に手伝ったんだね!


ホストマザーから、今日東京事務局に届いたメール。


私達感動してます!


普通だったら、熊本にいたくない!怖い!


他県に移動させて!って言うよね!


でも、あなたはそれを一度も口にしなかった。




そんなカホンだからこそ。。。せっかくの留学生活、


安全、安心な場所なんて、この世にどこを探しても


ないのかもしれないけど、、、


今の熊本にいさせるわけにはいかないからね汗


熊本からみんなで応援してるよ!!!ドキドキ




次回のブログでは、ホストマザーから事務局に届いた


メールをアップさせてください。


あまりにも感動したので・・・


ブログに書きたくなりました。


ご本人からは、この言葉とともにOKをいただきました。 


「誰かの役に立つのなら・・・」と。




まだまだ余震は続いてますし、


活発な地震活動が続いてると気象庁も言ってます。


自分はもちろんですが、すぐそばにいる方に対しても、


身の安全を第一に判断し、とにかく乗り切っていきましょう!


ここ熊本で、支え合いながら!