積極的な判決を下す裁判官と消極的な裁判官(2) | 良縁に恵まれ、運気に愛される鑑定書

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積極的な判決を下す裁判官と消極的な裁判官(2)

 

 

こんにちは、坂井快衣、けいです。

 

 

前回のつづきです。

 

 

右矢印積極的な判決を下す裁判官と消極的な裁判官(1)

 

 

前回では、昨今の性犯罪の判決が次々と出ていますが、判決の出し方が厳しめの裁判官と、甘めの裁判官、どうしてそのような結果になったのかを、お二人の裁判官の命式を見ながら推測してみようと思いました。

 

 

で、前回が厳しめの裁判官、香川徹也裁判官の解説でしたので、今回は、甘めだと思われる裁判官、今泉裕登裁判官について見てみようと思います。

 

 

 

 

 

性犯罪に対して甘めと思われる判決を下したー今泉裕登裁判官ー

 

 

 

①2021年1月事件発生→同年5月判決

 

 

強制性交罪に問われた兵庫県たつの市、元鹿児島刑務所法務事務官の男性被告(23)に対し、佐賀地裁(今泉裕登裁判長)は27日、懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役5年)の判決を言い渡した。

 

 

判決によると、被告は1月5~7日、インスタグラムを通じて知り合った佐賀県内の小学6年の女児(当時12歳)が13歳未満と知りながら、福岡市内などのホテルで、みだらな行為をした。

 

 

今泉裁判長は「当時、刑務官として矯正教育に携わる立場だったにもかかわらず、女児の年齢や精神的未熟さを顧みることなく、性行為に及んだもので、酌むべき事情は乏しい」とした上で、「同種事案の中で重い部類に属するとまではいえない」などと量刑理由を述べた。

 

 

小6女児とホテルでみだらな行為、強制性交罪の元刑務官に有罪判決 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)

 

 

 

②2023年11月事件発生→2024年7月判決

 

 

「一生キズが残りやすいように性行為をした」──昨年11月29日、福岡県に住む男が小学生の女の子に性的暴行を行い、罪に問われていた事件。7月19日、福岡地裁は男に懲役6年6か月の判決を言い渡した。

 

 

2月9日の初公判で検察が代読した女の子の証言によると、被告は逃げようとした彼女の口を押さえ『大声を出したら包丁で殺す』と脅したうえで、行為に及んだといいます」

 

 

「初公判で検察が読み上げた供述調書によれば、被告は警察の調べに対して『仕事を辞めて自暴自棄になり、誰かを傷つけたいと思うようになった。殴る蹴るより一生キズが残りやすいように性行為をした』と話したそうです。

 

 

《福岡・12歳女児を路上で襲い不同意性交》「一生キズが残るようにした」八並孝徳被告は「コミュニケーションが上手くないタイプ」「小さい子にもオドオド……」 ボランティアで“地域見守り活動”も - ライブドアニュース (livedoor.com)

 

 

 

①も②も被害者は、どちらも小学生で、年齢だけで一発アウトです。

 

 

もちろん②は、■したいくらい論外なのですが

 

 

①にしたって、加害者の職業や立場を知ると、女の子の心を上手く誤認させながら、自分の欲望に沿うように誘導できる人物であり、大人が児童を欲望のはけ口にするなど、本当に恐ろしい。

 

 

それが執行猶予ですと????

 

 

すでに今、深刻なペドが一人、何の処罰受けず、名前も公表されず、顔写真もないまま野に放たれてしまっているということです。

 

 

 

②に関しては、他のニュース記事で分かったことですが、犯人が女の子に対し、筆舌に尽くしがたいエゲつないことをしています。

 

 

ニュース記事によると、実際に女の子のココロは壊れています。

 

 

ちなみに不同意性交等罪の刑期は5年以上の有期拘禁刑」です。

 

 

わたし、法律のことは良く分かりませんが、これって刑期の上限が決まっていないってことでしょ?

 

 

では、百歩譲って、せめて9年10年にしたっていいんじゃないの??

 

 

なんで、最低ラインの5年に寄った判決なんだろう?

 

 

12歳で、大人の善意を信じる心を持っていて、ランドセルを背負っている小学生、ご両親には大事な大事な娘さんの人生をエゲつなく踏みにじった犯人なのに?

 

 

(大人でも同じことをされたら、被害者の一生は台無しです。)

 

 

憤りが全身を駆け巡る判決でした・・・Xで見た多くの怒りのポストは、ほとんどこの判決についてでしたね・・・

 

 

ただ、こういった判決を下した今泉裁判官にも、わたし達には分からないエビデンスがあるのかもしれません。

 

 

しかし、これだけの怒りが国民から出ているのだから、司法はもっと国民に納得できるよう詳しく根拠を話して欲しいと思います。

 

 

それでは、判決内容はとりあえず横に置いておき、今泉裁判官の命式を見てみたいと思います。

 

 

※あくまでもエンタメとしてご覧くださいませ。

 

 

 

 

 

まず、ご自身を支える私的生活(配偶者、家庭、プライベート)を表す日柱地支が、月柱天干&蔵干とそれぞれ干合しています。

 

 

こちらは、今泉裁判官の基本的な考え方や現在の行動が、私的生活に属する存在(配偶者、家庭、プライベートな付き合いのある人)に対して力みが現れ(← 土性+土性)

 

 

私的生活側の人達は、今泉裁判官の価値観や正義に対して内心反発しながら、無理に変化を強いられてしまう力関係となります(← 木→剋→土)

 

 

ただ、今泉裁判官の場合、【甲木】が守護神で、【庚金】が忌神となるため、どちらかといえば、自分が私的生活(←甲木)に属する人達の変化を促すのではなく

 

 

私的生活側の人達の意見に寄り添い、自らを変化させていく方が、ご自身のためとなります。

 

 

また、後天運も含め考えてみると、恐らく子ども時代は、公的世界(仕事・社会←庚金)において、自分が納得するまで、大人の目を盗んで、自分の欲求のままの衝動的な行動を取る子どもだったと考えられます。

 

 

それは、子ども特有の目立ちたいとか、人気者になりたいというよりは、「オレを納得させてくれ~!!矛盾が嫌い!スッキリしたい!」というような、陰の衝動だったでしょう。

 

 

しかし、そうした言動はほぼほぼ裏目に出て、大人に本心を理解してもらえず、一方的に大目玉を食らったり、何かしらのペナルティや制限を受けていた子どもだった可能性が高い。

 

 

<↑ちなみに、この大目玉ではありませぬ>

 

 

やがて、そうした彼なりの理不尽さや不満を素直に外に出すことは、自分にとって損が多いのだということを、どんどん学んでいきます。

 

 

で、彼が大人になるにつれて、次第に慎重かつ非常に警戒心の強い性格に形作られていったと考えられます。

 

 

また、表面上は律儀で素直、穏やかなタイプに見えますが、本心は非常に負けず嫌いで、目上でも目下でも格下と思われる身近な人物を少々バカにしたようなところも見受けられます。

 

 

(←①【正官】×2には二次的に【比肩】が表出、②日干と月干が【己土濁壬】③年柱と日柱の【天剋地冲】)

 

 

次に、命式には年柱と日柱の【天剋地冲】と【生日中殺】があります。

 

 

すると、親や目上との間に破壊的要素の強い人物となります。

 

 

本人にはどうすることもできない状況が目の前に現れても、親や目上からのアドバイスや提案がスッと脳内に入りません。

 

 

いくら自分以外の者が納得する内容であっても、本人は心で受け止めることが難しい、というなかなか厄介な性情を有しています。

 

 

それは、ご自身が宿命として、親や目上に、自分とは全く異質な考え方を有する人を引き寄せているんですね。

 

 

これは、言動だけの場合もあれば、実際に親の経済力がないとか、離婚、養子になるなど、物理的な要因で上記のような状態になる場合もあります。

 

 

次に、社会人になってからの心の在り様を示す月柱の十二運星が【養(天印星)】となっています。

 

 

社会人としての十二運星【養(天印星)】は、生き方にどこか積極性が現れません。

 

 

上司となっても、何となく後輩を育てる気にならないし、全体の責任を取ろうとする気概もなく、他人の意見に左右され、周囲の判断を元にして、自分の方向性を決定づけていくようになります。

 

 

以上を踏まえると

 

 

子ども時代の積極性は親や目上の制約の元、警戒心や慎重さを身につけていき

 

 

社会人になってからは、組織の中では、決してリスクを取らず、前例を超えるような決断はせずに、無難に済ませることで責任を取らない人になってゆく。

 

 

自分に火の粉がかかるような判断はしないので、判断がどんどん内向きとなり、甘さが出てくる。

 

 

しかし、子ども時代から人間関係の苦労が多いので、それなりに人を説得したり、自分の世界に他者を引き込むことは得意。(← 干支【己未】、土性の特性もある)

 

 

すると、法廷の中では、これまでの経験と前例を根拠に毅然と対応できますが、六法全書には書いてない大衆の心情や世論の流れを汲むようなことはしない(=余計なリスクを負いたくない)ため

 

 

過去の性加害者に対する極アマだった刑法を基準に、そこから少し厳しくすれば、ちょうど今の時代の流れに沿うのでは?という感じで判決を下したのかなーと、わたしは思うのです・・・。

 

 

また、今年は今泉裁判官にとって【年運天中殺】です。

 

 

年運天中殺は、過去10年間に内に秘めた課題や隠しモノが鮮やかにオモテに噴出する年。

 

 

ということは、やはり事例①②の判決は【問題があった】という答えがハッキリ世に出たということなのです。

 

 

 

 

 

 

今回のブログは2回にわたって、昨今の性犯罪の判決と、その判決を出した2名の裁判官の命式を解説しました。

 

 

この2名の裁判官は【年齢は1歳違い】【2人とも東京大学法学部卒】なので、時代背景や学歴はほぼ同じ、頭脳は非常に優秀な方々です。

 

 

それなのに、担当する裁判官によって、判決にこれだけ差異が現れるとは・・愕然とします。

 

 

特に13歳未満の性犯罪は、疑問を挟む余地なく100パーセント性加害者の有責です。

 

 

それが執行猶予だったり、たった数年で性犯罪者が出所し、顔も名前も分からず、何の制約も受けないまま日常生活を送る世の中って、性被害から我が子を守りたいと必死になる親には本当に怖すぎる状態です。

 

 

日本が好きだから・・・政治家や法曹界の人には、他国の性犯罪者に対する実態から法律や施策を真剣に学んでいただき、日本の未来ある子ども達が健やかに日常生活を営める世の中にして欲しいと切に願います。

 

 

優秀な方の頭脳の活用方法はまさに、こういったところだろうと、わたしは思いますが、皆さまはいかが思いますか?

 

 

(政治家や学者が覇権争いとか誹謗中傷合戦なんかやってる場合じゃねーんだよ!まったく)