●ギャンブラー水原一平通訳を陰陽五行説でみる
こんにちは、坂井快衣、けいです。
水原一平通訳のギャンブルによる巨額窃盗事件が連日ニュースを賑わせています。
最初に、水原通訳のドジャース解雇報道を聞いたときは
「まさか!」
と耳を疑いました。
わたし長い間、どうも水原通訳の生年月日を間違って命式を出しており、全く違う命式で脳内インプットされていたことから
【一時の過ちはあれど、平然と嘘をつけるような度胸?!のあるタイプの人ではない】
と認識していました。
そこで、今回の事態にあたり、改めて生年月日を検索し、命式を出してみました。
ひゃー、全然違う!
そして、見事な冲禄格ですねー、しかも地支が水だらけ。
ちなみに、冲禄格というのは、命式の年支と月支がいずれも【絶(天馳星)】であることを指しています。
(冲禄格には破格条件などがありますが、今回は割愛)
入格者には経済運の見事な運びが約束されますが、見事な運びとは、急上昇の裏には急降下もあるということです。
年柱と月柱が絶である名の知れた有名人では、さくらももこ、安達祐実、丸山隆平、桂文珍、原日出子、今いくよ、松あきら、海原かなた、山崎拓など(敬称略)
【絶(天馳星)】自体が【魂】の心の在り様なので、発想力や閃き、直観力、瞬発力、気持ちの切り替え、とっさの出来事に対する適応力がとても素晴らしく、その傾向が2倍になることで行動力がさらに増し、自分の力量を遥に超えて、経済力を掴むチャンスが巡ってくる・・ということだと、わたしは捉えています。
ただし、【絶(天馳星)】は、とにかく忍耐力や継続力は皆無なため、自分一人では人生が尻すぼみになりやすいのです。
この方々達は、他に類をみない自分の発想力や適応力を、他の誰かから上手く引き出してもらい、活用してもらうことで能力を発揮します。
地支が水だらけ・・というのは、行動に華やかさや明るさがなく、地味で一体何を考えているのか分からないほの暗さが常につきまといます。
しかも、水原通訳は根の無い【庶民性の高い土】ですから、土はどんどん水に流され、己を保つことができず、ただただ時代に流されていきます。
これは【己土濁壬】に近い状態であり、世間的に良くない事に対する心のハードルが低いということです。
(もちろん、実際にやるやらないは別物です。ただ、誰かが悪いと思われるような事をしていても「ふーん」位で、それを気に病んだり、更生させたり、手を差し伸べようとは思いません。)
地支が冬のみ(亥.子.丑)の有名人では、元木大介、パンサー向井、桂文珍、荒川良々、佐々木一真、篠原信一、糸井重里、城田優、鶴田浩二、反町隆史、小池撤平、濱口優など(敬称略)
次に命式に財星が多い男性は、内面に女性っぽさが見え隠れします。
女性っぽさとは、その場の気遣いや細やかな配慮が行き届くので、柔和で優しい男性と評されることが多いのですが
反面、嫉妬深かったり、受け身だったり、感情的になり後先を考えない行動を取ったり、自分はなるべく手を汚さずに他の誰かにやってもらおうとする男性を表しています。
蔵干が財星のみの有名人は、Mrマリック、なだいなだ、関口メンディー、古尾谷雅人、パンサー向井、佐々木蔵之介、森本レオ、谷隼人、北野大、野々村真、高畑裕太など(敬称略)
ただ、水原通訳のラッキーなところは、水性以外の天干2つがいずれも守護神であることです・・・ただし、本当は1つが上格で、2つあるのは下格となります。
天干に守護神があるということは、無意識のうちに本人に品格が備わり、人を押しのけることもせず、何となく周囲の人の助けがあることを示唆します。
それは、何となく醸し出されるオーラというか、癒しキャラというか、水原通訳があそこまで脚光を浴びた要因の一つだと思います。
とはいえ、天干に守護神を持つ人って、泥臭い生き方ができません。
例えば、はじめから相手を騙してお金を奪ってやろう!とか
世の中に革命を起こしてやろう!
俺の凄さを世の中に見せつけてやる!
などという動機で、とりあえず今は人に頭を下げ、どんな仕事でもやります!力仕事でも、ブラックな仕事でも何でもやります!という風にはならないのです。
そんな水原通訳の品の良さと人の好さげなところ、機転がきくところ、細やかな気遣いなどが、大谷選手の信頼を勝ち取ったと思われます。
恐らく、これまでこの持って生まれたであろう、本人の自覚のない強運に本人が過信してしまい
「自分は何とかなるだろう」が加速してしまったため、今回の事件に至ったのだと、わたしは考えています。
でも、これからが大変ですよね・・・
次に【丙の印綬】が母親なのですが、水原通訳は母親の影響を結構受けているハズです(=精神的な結びつきが強い)。
ただし、母親の影響を素直に受けていた訳ではなく、母親側からすると、水原通訳は「一体何を考えているのか分からない子】ということで、母親は水原通訳に対して苦手意識を持っていた可能性があります(生日中殺)。
水原通訳は、そんな母親の様子をちょっと距離を置きつつ眺めながら、親子の在り方を学習したという感じでしょう。
要するに、母親と自分の関係性以上に良い家族関係を、水原通訳は築けないということです(=母親を超えられない)。
ただ、メディアに母親のことが出ていないため、よく分かりませんが、子ども時代の母子関係の良し悪しで、水原通訳の奥様に対する対応が分かるのです。
あと、日柱十二運星別に、ギャンブル大好き有名人をピックアップしてみたところ、明らかに普通よりも多く引っかかる十二運星が2つありました。
一つ目は【胎】
十二運星に【胎】は、【胎】に該当する異常干支が多いことにもつながっていて、心の在り様は、まさに母親の胎内いいる【胎児】です。
本人は無防備で外界のことは何も知らないのに守られており、これから外界に誕生するまで、ワクワクしながら自由に思考を巡らせる状態です。
これを【未発】といい、陰と陽、無と有、静と動がまだ結合したばかりでまだ固まっていない状態、本質は未分化のままで、純一の状態を保っているのが、その本質です。
そのため、常に気が変わりやすく、世間的に言う善悪の概念もあまりないため、好奇心が勝ると、すぐに手を出したくなる傾向があります。
また、親がいくら頭ごなしに「ダメ」だと言っても、本人の理論体系で納得しないものは、そのままスルーしてしまいます。
恐らく、こうした心の在り様から、ギャンブルに入り込んでしまうリスクが高くなるものと思われます。
二つ目は【長生】
十二運星【長生】の心の在り様は【小学生】です。
小学生になると、初めて「自意識」が芽生え、少年や少女として生成の段階に入るとされています。
この頃にようやく、母子の分離が進み、自意識に目覚め、本人は一人の人間として力み始めますが、同時に親ではない先生や先輩の指導を受け入れ、何かをしようとする目的意識が非常に強くなります。
そして、親など周りのしている事がとても気になり、自分も試してみたいと思うようになります。
また、「お金」という概念が定着し始め、「お金があればしたいことができる」という認識を強く持つ頃でもありますので、日柱十二運星【長生】の人は、小金を集めたり、ポイント収集、小さな得をとても喜ぶ傾向にあります。
そのような心の在り様が、手軽なギャンブル(例えば、ゲーセンやパチンコ)に向かわせ、小金が儲かる喜びを知ってしまうと、後は次第に深みにハマる・・という悪循環を引き起こすのではないかと思われます。
他には、↑の2つよりも少数ですが
【衰】のように、日常的に不満の風船を所持しているタイプは、どこかで小爆発を起こしておかないと、後々取り返しのつかない事になるリスクがあるため、あえてパチンコ等のギャンブルでストレス解消しているとか
【帝旺】のように、日頃からエネルギーがあり余り、自分の強さを見せつけたいがためにギャンブルで運試しをすることに喜びを感じるタイプなど
動機はさまざまですが、ギャンブルはどなたの心にも気軽に入り込み、簡単にアドレナリンとドーパミンを分泌させでくれる便利なツールです。
水原通訳の命式は、普通の人以上にギャンブルに偏ることに躊躇のないものだったことは間違いありません。
皆さまも、ご自身がギャンブルにハマりやすいか否かをしっかり見極め、水原氏のようにご自身の人生を簡単に溶かしてしまわないよう、くれぐれもご注意下さいませ。
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