先週の土曜日に「ナナシ」の全公演が終了しましたのでネタバレありの感想を。
ケンケン=斎藤健二さん、
今回のこの「ナナシ」では、
どんどんバタバタと斬られ、
オロチモモチと同じ忍びをやりつつも(「忍び足」が一番上手だった! 笑)
朱雀(=水野さん)が昔愛していたヒト=赤雷を演ったんですよねぇ☆
これがっ!
卑怯なぐらいカッコイイ役回りでした(´∀`)
違う言い方をすれば、
登場人物の中で一番良いヤツだったんじゃないか、と。
一番まっすぐで一番優しい人間だったんじゃないか、と。
スパイとして潜り込んでいた白虎に裏切られて斬られてしまうわけですが
その斬られながらも白虎に対して叫んだ言葉達、
最期の「朱里を・・・頼む・・・」の言葉も
ありえない・・・
こんな優しい人間、いるんだろうか・・・・・
だって、さっき朱里と未来を語り合ったばっかりなのに・・・
故に、自分号泣(TДT) でした。
だからなのか、全く分からなかったのが
朱里が赤雷と自分の子供に「白虎」とつけてしまった件。
ん~、確かに白虎=川原さんの立ち回り、って言うか、舞って言うか・・・
あれは相当ステキでしたから
(使ってしまえば) 「惚れてまうやろー!!!」でしょう。
でも、あくまでも白虎=仇でしょ?
女性心理がわかんない女性ですすいません(苦笑)
脚本の毛利さん、おせーて。
後はやっぱり半蔵の衣装が・・・。
何かの考えがあってあの衣装になったんでしょうが、それが伝わってこなかったなぁ。
キレイなんですよ。
綺麗過ぎなんですよ。
女性物の着物地(紫の部分)とかレースとか、
もう「忍」のイメージとは全く真逆の「華麗」という雰囲気だったんですよ。
これはもう佐野さんのイメージを壊したくないと言うことなんでしょうか。
あら、そうなんですか?
散々「幼児体形」とか「背が・・・」とかいじられまくってましたけど(笑)
赤雷の衣装は非常にかっこよかったです。
まさに「忍の長」にふさわしい雰囲気でした。
他の登場人物もその登場人物には合ってたと思います。
キレイでかっこよかった。
立ち回りもやはりスピードがあってすごいし、動くたびに衣装も舞ってステキでした。
あぁ、そうそう、
赤ちゃんを抱く朱雀を見て、
どうしてもAKUROのアケシを思い出してしまいました。
舞台も八百屋だったし(苦笑)
少々辛口ではありましたが、以上で終わりにします。
ありがとうございましたm(__)m