母は誰も父のことを知っている人がいなくなった頃まで、父に生きていてほしいと思っていた。

もちろん、いつまでも一緒にいたいのは当然だが、

引きこもりのような母は、父の交友関係を知らない。父が亡くなるとお世話になったのに存じ上げないたくさんの方と話したり、挨拶したりしなければいけなくなる。


いいか悪いかは、別として

今は新型コロナの影響で葬儀は身内のみ、

ご会葬頂ける方はご焼香のみ

大勢の前で挨拶をしなくても良い。

不備があってもコロナだからって言い訳にもできる。


春から5類引き下げとなる前に

父は母の負担を減らそうと

こんな大寒波が来ている最中に旅立つことにしたのだろう。


派手にたくさんの方に見送ってもらいたかっただろう父。

大丈夫、既にお花は10基届いているよ。

(って母の兄妹が多いし妹が嫁いだ家も入れてここだけで7基だけど😆)

もっと届くかもしれないよ。

家に顔を見にきたいと言って下さった

懐かしいお名前の先生がいらっしゃるよ。



私は実家の土地が父の名義でないことから、

父が亡くなったら、即この家を出て行かななければいけないと思っていた。

名義が父のでないことをどうするんだ?

って思っていた。

祖母と父のことをよく思ってはいなかった。


しかし、

自分軸がなく断ることができなかった私は、

数々の投資やら何やらで多額のお金を注ぎ込み、活かすことができずに焦げつかせ、

少しずつ返せてはいるものの多額の借金がある状態。


この家と土地と両方を相続となると

相続税や翌年の税金の支払いで生活できなかっただろう。


これでよかったのだ。

今となっては名義が父でなくてよかった。

感謝でしかない。


仕事人間で家族を顧みることが少なかった父だが、このような中々わかりにくい愛の形を示してくれたのだ。


悲しみと寂しさと今後の不安とプレッシャー


お花が届いたと聞けば涙し、

父のことで涙してくださる方からもらい泣きをする、更年期という感情が揺れ動くお年頃で

喪主として父が満足いく見送りができるのか不安だらけだが、


できる範囲がパーフェクト💯


って、ひすいこたろうさんが動画で語りかけてくれたなぁ。

私のできる限りでやり切るぞ!



本日もお読みくださり、

ありがとうございました😊