「顧客の金融リテラシーを高める」ことに貢献し、必要不可欠な商品として保険を提案している「株式会社バリューアップブレーン」代表取締役の細田収さん。これからの保険業界、保険営業に向けた思いを伺いました。
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保険営業パーソンとしては、「富裕層の顧客とどのように向き合っていくか」を考えることは大切だと思います。銀行や証券会社、不動産会社など、富裕層に対して金融商品を提案する人はたくさんいますが、「信用して任せられる」と思ってもらえる人は、一握りなのではないでしょうか。
そんな中で、保険営業パーソンが置かれている立場は決して恵まれているとは言えません。貯蓄性や、法人の場合の税務上のメリットなどを考えると、これから保険はもっともっと売りにくくなるかもしれない。だからこそ、保険営業パーソン一人ひとりが、いかに付加価値の高い存在になれるかを考えていく必要があります。
昔は今よりも金利が高く、ショップやネットで保険を売る競合もいませんでした。今は、エンドユーザーが気軽に情報を集めることができ、簡単に相談できる窓口も増えています。情報が陳腐化するスピードも早いので、ありきたりなものではなく、「自分だけが届けられる情報」を持っていられるかどうかが鍵となるでしょう。
私は現在、保険営業に携わる方を対象にして、「付加価値の高い営業ができる」セミナーセールスの手法をお伝えしています。私自身が保険商品によるコンサルティングを行うためにセミナーセールスを実践しており、そのリアルな実感や成功体験を体系化してノウハウにしているのです。
一人でも多くの保険営業パーソンの付加価値を高め、その先にいるエンドユーザーへも貢献できるよう、今後もこの活動に力を入れていきたいと考えています。
(株式会社バリューアップブレーン 公式サイト)