たまにセブンではなくローソンを選ぶたった一つの理由 | 「独自の世界観に共感するファンが集まる」ブランディングのブログ

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一般社団法人ブランド・バリュー協会理事で、飲食店コンサルティングのイー・フードビジネス・サポート代表の上田が、
ファンに選ばれ続けるためブランディングについてお伝えします。時にはビジネス以外の日常の感じた事、気づいたことも綴ります。

たまにセブンではなくローソンを選ぶたった一つの理由
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■気がつけば、一日、何度も利用してしまっているコンビニ

 社会のインフラとして、都会の生活の一部に完全に溶け込んで

 しまっていますね。


 このコンビニ業界、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの

 3社で、業界をほぼ寡占しているようです。


 ぼくの事務所のまわりの、歩いて行ける距離にも

 セブンイレブン数件、ローソン、ファミリーマートがそれぞれ

 2、3件があります。



■ところで、あなたはと好きなコンビニがありますか?


 ぼくの場合は、やはり、特に理由がなければ

 セブンイレブンに足が向きますね。


 店内の雰囲気、弁当の種類、セブンコーヒーの味、

 店員の接客、等などどれ一つとっても

 一つ頭、抜け出している気がします。


■そんな、ぼくですが、どうしてもローソンを

 選ばざるを得ない時があります。


 それは、「ブランパン」という糖質を抑えたパンを買う時です。

 この「ブランンパン」は、「ふすま」という小麦から

 小麦粉を製造するときの副産物を原料としているようです。


 正直なところ、ちょっと、ぼそぼそしていて、決して、

 美味しいとは言えませんが、それなりの味で、1個で

 糖質2グラム程度の、超低糖質のパンです。



■さて、普通は、セブンイレブンを選んでしまう僕ですが、

 たった一つの理由、すなわちブランパンを買う時は

 ローソンを選ばざるを得ないのです。


 すなわち、他にはない価値を手に入れることが目的の場合、

 店員の愛想がどうか、品ぞろえがどうか

 といった一ことは一切関係がなくなってしまうということです。



■お客様に選んでももらうために

 自社商品、サービスの全体的なレベルを高めることは

 もちろん重要です。

 しかし、今回のローソンの事例のように、他にはない唯一無二の

 選ばれる理由をつくりだすことも考えてみてはいかがでしょうか?



■最後に素朴な疑問、セブンイレブンであれば

 同じような低糖質パンを販売することができないはずが

 ありません。なぜしないんでしょうかね~。



 そうなれば、ボクがローソンを選ぶ理由が全くなくなって

 しまうということです。