ぼくが「おーいお茶」にこだわる理由  | 「独自の世界観に共感するファンが集まる」ブランディングのブログ

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一般社団法人ブランド・バリュー協会理事で、飲食店コンサルティングのイー・フードビジネス・サポート代表の上田が、
ファンに選ばれ続けるためブランディングについてお伝えします。時にはビジネス以外の日常の感じた事、気づいたことも綴ります。

ぼくが「おーいお茶」にこだわる理由 
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■先日ある本を読んでいたら、「お茶のペットボトル販売は

 1990年に開始された」ということでした。

 (缶の販売は1985年頃)

 そういえば、昔は、液体になったお茶を、お金を出して買うという

 ことは考えられなかったですよね。(ぼくと同年代の方の場合です。)

 せいぜい、駅弁と一緒に、小さなポリ容器に入っていたのを

 買う程度でした。


■今では当たり前になった、ペットボトルのお茶の購入、

 実は、ぼくはいつも買うブランドが決まっています。


 それは、「おーいお茶」


 「伊右衛門」でも「生茶」でもなく

 「喉かわいて、たまらん、なんでもいいから

  飲みたい」という場合以外は、「おーいお茶」なんです。


  何故だと思いますか?




■ブランドや、価値づくりの、メルマガだからそこは、なにか理由が

 あって、

 ・「ネーミング」がいいから?


 ・伊藤園さんの企業理念がすばらしいから?

 
 ・ペットボトルが醸し出す世界観が良いから?


 いいえ、違います。

 答えは、一番美味しいと感じるからです!



■考えてみれば、食品の本質は、味ですよね。


 ぼくは、あまり、モノにこだわりがありません。

 特に、その中でもコモディティ(日常品)など、

 なんでもいいはずなんですが。ネピアでもクリネックスでも。


■一般的にコモディティ(日常品)は、機能的、物理的価値による

 差別化が難しいといわれます。


 しかし、お茶のように、一度、その味を好きになると

 ちょっとした違いでも選び続けてしまう、

 商品、サービスもあるんですね。



 あなたは、日常品で、それほど性能や品質に差がないのに、

 なぜか使い続けている、こだわりの商品はありますか?