時代に絶妙に対応した185系 | 空の下、レールの上を人生と共に(JNR Forever)

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なつかしい人が はるかな日々が 時の流れこえて ほら めぐる旅路さ…

横浜ステーションビルから生まれ変わったJR横浜タワーをバックに、185系が東京へ向かいます。

185系が登場した頃、まさか40年もしぶとく生き残るなんて想像出来ませんでした。

 

3028M 踊り子8号 185系15連[宮オオ]

2020.6.2 東神奈川-横浜

 

登場当初は罵詈雑言の嵐でしたが、実はこの40年間絶妙に時代に対応していたのではないか。

途中からリクライニングシートに改造されて、何とか特急形の体裁を整えた。

 

当初は特急にも普通列車にも使う設計思想は何とも中途半端でしたが、特急のダイヤにも乗せられるし、国鉄型の強みでJR東海管内にも入れる汎用性が生きた。

 

「湘南ライナー」では、ボックスシートの215系よりも相対的に評価が上がった。

 

突出した個性が無かったのが、逆に強みになってどの時代にも対応出来たのではないでしょうか。