So Many Animal Calls:”スコットランドの青空”バンド | イージットレコード (ムダグチ出張所)

So Many Animal Calls:”スコットランドの青空”バンド

ロンドン北部に端を発した不満を抱える若者たちの暴動が、バーミンガム、リバプールからマンチェスターへと広がっています。キャメロン保守政権になってから実施されている有無を言わさぬ歳出カットによる不安と不満。不安定な状況は、アメリカやヨーロッパだけじゃなく、金融不安や国政赤字に加えて震災からの復興支出問題をも抱えたここ日本でも当然他人ごとではありません。

幸いにもイージットレコードが応援しているバンド達の故郷、スコットランドと北アイルランドには、現在は暴動の連鎖はないようですが、一日も早くイングランドに平穏が戻りますように!心から願っています。

今日はスコットランドのまだ結成から一年あまりの若いバンド、So Many Animal Callsをご紹介します。どこまでも青く澄み切ったスコットランドの青空のように(そう、晴れることもあるんですってば!晴れたらスゴイんだから!)爽快でまっすぐなバンド!

Twin Atlantic来日を楽しみにしている皆さん、来日は今のところ決まっていませんが(っていうかUKツアーもこれからですが)この若いバンドもぜひ応援してください!

So Many Animal Calls
イージットレコード―ムダグチ出張所

グラスゴー郊外のCumbernauld出身の4人組。So Many Animal Callsは、なんと昨年6月に結成したばかり。しかもAmazingtunesのサイトに記載されたプロフィールによると、当時は3人組で、結成するやいなや、友達に機材を借りたりしてボーカルのショーン君の部屋で作曲、録音を開始したとのこと。ショーン君、The XcertsのMurrayにちょっと似てますよね。(*゚ー゚)ゞ

そして『Your House Is A Hospice』というイギリスの若い男子にありがちなタイトルのEPを自主製作リリースしてみたところ、友人のみならず音楽関係者にもしごく評判がよかった!
おかげでThe Xcertsを始めとする地元バンドのサポートのチャンスを次々にもらうことになり、それがまた評判を呼んで、モグワイやアラブストラップなどを産んだ有名な地元レーベル、ケミカルアンダーグラウンドのChem 19スタジオから資金援助を受けてEPを録音することに!

そんなわけで今年出来あがったのが『Eulogy』という名のEPなんです。このEP、入手以来、結構な頻度で聴いてます。だって…
元気出るんだもん!

Twin AtlanticやThe Xcertsというスコットランドの先輩を追うことになると思うのですが、さらにも増して明るく瑞々しい音なんです。それは年齢のせいだけではなく、So Many Animal Callsの個性だと思うんですよ。

まだライブ映像もこれしかないんですが…でも楽しい!これ、楽しいでしょう!

The Smoke - So Many Animal Calls


ちゃんとした音を聴くためには、このブログの『プロフィール』を開いていただくと、前回ご紹介したDolfinzのプレーヤーの下にSo Many Animal Callsのプレーヤーが貼りついています。ぜひ試聴してみてくださいね!
もしくはこちらでどうぞ!

MySpace: www.myspace.com/somanyanimalcallsband
Bandcamp:http://somanyanimalcalls.bandcamp.com/

で、最初のEP『Your House Is A Hospice』が現在はBandcampのページからフリーDL可能になっています。ぜひDLしてみてください!

現在のメンバーは四人:
Sean McKenna
Ross Stewart
Martin Johnston
Ross Coll


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