Conquering Animal Sound: 2011年はCASで謹賀新年!

さて2011年最初のブログは、12/27の「2011年に期待されるアルバムTOP5を発表!」でも取り上げたスコットランドのConquering Animal Sound(コンカリング・アニマル・サウンド)で始めることにしました。何しろ2010年は彼らCASのシングルを手に入れようと四苦八苦しているうちに終わったと言う位期待して2011年を迎えたのです。いろいろトラブルの末に結局入手できずにいましたが、なんと2011年2月初めにはアルバム『Kammerspiel』がリリースされるのです!過ぎ去った苦労なんて忘れますよ~!
どんな音?まずは唯一まともに見られるこのライブ映像から:
ここで既に気になった方は一気にマイスペでチェックください。
http://www.myspace.com/conqueringanimalsound
さて音には直接関係ないけど――Conquering Animal Soundって何者?
Boyfriend/Girlfriendっていうバンドをご存じの方はかなりのスコットランド通ですが(笑)、このバンドのJames Scottが多彩な人で(SongbytoadによるとThe Occasional Flickersというバンドでベースも弾いていたらしい)、The Japanese War Effortという日本人にはちょっとビミョーな名前のソロプロジェクトを開始したのですね。で実験的なところもあるけれど基本ポップなBF/GFと比べてソロでは随分と新しい音を始めたんだなとBF/GF以上に注目はしていたのです。
しかし――そのJamesがAnneke Kampmanという女性と出会ったのは運命的でした。Jamesも才能とセンス溢れるスゴイ人ですが、Annekeのボーカルや佇まいにはまさしく稀有としか言いようのない魅力があります。
Conquering Animal Soundの音を最初に聴いた時、鳥肌が立ちました。小さな箱で小さなライブしか行っていなかったCASですが、一曲でも耳にした人は皆同様に即座に感動してCASの大ファンになり、活動開始と共にレーベルの注目を集め、リーズの小さいけれどステキなレーベルGizeh Recordsと契約!Gizehからは12月にシングル『Bear』をDLリリースし、2011年2月7日にはアルバム『Kammerspiel』がリリースされることになったのです。昨年エディンバラからグラスゴーに拠点を移してCASとして本格的な活動を始めた二人ですが、アルバムリリースに合わせて2月は本格的なUKツアーも決定!
'09-'10にアニコレ一派のトレンドに結局ハマりきれなかったイージットの鳥肌が立ったのは、CASの商業的成功にとって良いのか悪いのか甚だ不安でもありますが、TDCC同様メインストリームにはならなくても世界中で人気爆発って展開を期待しています。(TDCCはメインに出て行くかもしれないですけどねw)
フリーDL情報
アルバムに収録されなかったのが不思議な名曲『Alice Shoes』のライブ音源を現在もフリーDL可能です。試聴も出来ますのでチェックしてみてくださいね。こちらから
そして厳密にはフリーじゃないけどGizehのサンプラーも素晴らしい!CASのIraが一曲目ですのでぜひ試聴してみてください。こちらから
Vimeo情報
Amebloには貼りつけできないのですが、二曲クリップが存在してます。極端に短くて最初の30秒は音が殆ど無いけれど、Your Friendsは心に残る美しいクリップですよ!
Your Friends http://vimeo.com/4571530
Bear http://vimeo.com/16947592
12/27にご紹介済みですが、演奏されるWaspはアルバム収録曲ですので、クリスマスメッセージクリップだけど再掲!
Seasons Greetings: Wasp, Live In Our Living Room
アルバム『Kammerspiel』はAmazonを始めHMVでも先行予約販売中。(HMVには輸入盤国内仕様ってのもあります。何が違うのかな?)
Kammerspiel/Conquering Animal Sound

¥1,990 Amazon.co.jp
1. Maschine 2. Wasp 3. Wildthings
4. Flinch 5. Cheer 6. Bear
7. Crawl 8. Tracer 9. Neanderthal
10. Giant 11. Ira
...の全11曲。#9のネアンデルタール人ってのが気になるのはイージットだけ?
それでは本年もよろしくお願いします☆