中東情勢のニュース速報が節分の朝飛び込んできた。
2月2日米軍は、シリアとイラクで親イラン武装組織の拠点に空爆を開始したと発表。
ヨルダンでアメリカ兵3人が殺害された無人機攻撃に対する報復措置である。
イランの精鋭部隊、革命防衛隊が使用する武器庫や指揮統制施設など85ヶ所以上を標的とし、長距離爆撃機を含む多数の航空機が作戦に参加し、125発以上の精密誘導爆弾を使用した。
アメリカ兵3人殺害の報復措置で、85ヶ所以上への攻撃と125発以上の爆弾って。
石を投げたら関東平野全土を焼き払われたぐらいの報復措置。
親イラン武装組織が潜伏してるからとはいえ、シリアとイラクはよその国。
一般市民もいるよその国をアメリカが報復措置で攻撃するって。
ロシアやイスラエルとやっていることは一緒。
こんなことでは、ロシアやイスラエルをアメリカは批判出来ないし、止められない。
今世紀も戦争は無くならないんだな。
シリアやイラク、ウクライナやパレスチナの人々に沢山の被害がでないように願うが、そんなことはないだろう。
やられた方の恨みは決して消えない。
家族や愛する人を殺されて、恨まない人間なんて世界中どこにもいない。
シリアにも、イラクにも、ウクライナにも、パレスチナにも、アメリカにも、ロシアにも、イスラエルにも‥‥。
繰り返される報復スパイラル。
No More Wars!