バーラト
バーラトと聞いてピンときた方は、世界情勢通だろう。
バーラトとは、インドをサンスクリット語で示す言葉らしい。
バーラト=インド
今までもインド国内ではバーラトと使っていたようだが、国際的にはインドとしていた。
しかし今回インドで開催中のG20サミットで、議長国を務めるインドが、国際舞台における自国の呼名をインドではなく、バラートに突然変えたそうだ。
G20サミットの晩餐会の招待状も、議長国の大統領「インド大統領」ではなく、「バーラト大統領」だった。
そうなると、普段インドとしている、アレもコレもバーラト。
インドカレー=バーラトカレー
インド洋=バーラト洋
インド鮪=バーラト鮪
インド料理=バーラト料理
インド綿=バーラト綿
インドでいきたい気もする。
何十年か後インドは日本を抜き、経済大国になると言われている。
実際今年、バーラトの人口は中国を抜き世界第1位、経済面でもIT大国となり宇宙探査機の月面着陸も成功させた。
そして忘れてならないのが、バーラトは核保有国でもある。
話は少し変わるが、インド人の友人にインド人の性格を聞いたことがある。
インド人の性格は、嘘つきつで嫉妬深くしつこい、これがインド人だと笑顔で答えた。
近年厄介な国になりつつある中国のように、インドが厄介になる日もそう遠くはなさそうだ。
インドではなくバーラト。